YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

変態的 若狭路大回りツーリング。

2017-05-17 23:36:47 | 日記

6:00出発。 市内より府道30号・田ノ坂峠(通称:山中越え)を滋賀県へ、近江大橋方面を望む。 

(以下、府道をFxx・県道をKxxと略す。)

K47を京阪石山坂本線沿いに北上、日吉大社を越えて一車線の山道へ。  

途中に長寿院 飯室(いむろ)不動堂があった。   堂宇の本尊も不動明王。

比叡山の東側山麓一帯は、天台宗延暦寺の境内であるそうな。 長寿院も塔頭のひとつ?

K315-R161-R477、琵琶湖大橋の道の駅でトイレ休憩。 大橋の東行きは通勤渋滞中。

  

南湖側から修学旅行中と思われる学生を満載した観光船が橋をくぐって、Uターンして大津港へ帰っていった。 

R477で途中(地名)-R367を北上、このまま朽木まで走るものマンネリ化してるので、葛川地区からK783経由で大回りする。 

R367を葛川から朽木まで素直に北上したら約13km・20分。 K783経由だと約38kmと3倍の距離、さらに1.5車線の狭路でスピードが出せない。

渓谷を見ながら、京都府側のF110分岐点まで。  

 新緑と藤の花がきれい。

平良(へら)バス停の前。  画像奥は、朽木西小学校 平良分校。 平成9年休校、22年に廃校となった。 

ガラス越しに覗いてみたが、工作室?のようで、雑然としている。  もう使う人もいないので当然ではあるが、道具類もこのまま朽ちていくのだろうか。

長閑な道を走る。  地図上ではK783なのだが、標識はK781。 よくわからんが、何か道路事情があるのだろう。

西小学校前バス停。  バス停ならぬバス小屋だが、冬季は豪雪地帯なのでさもありなん。 こちらの朽木西小学校は現役で、綺麗な造りである。

  

だが、本年度の児童数は3・5・6年生が1人ずつの計3人。 教職員が5人で、3人の児童の教育を支えている。 脱帽。

高島市営バスが通過していった。 バスと言っても、おそらく10人乗りのハイエース。 道路事情と輸送人員からして、必要充分と思われる。

上の画像を貼り付けて気が付いたが、この市営バス、自家用ナンバー。 営業用の緑地ナンバーではないので、白タクならぬ白バス??

後日検索すると、道路運送車両法第80条にただし書きの規定があった。 いわゆる「80条バス」というらしい。

第80条(有償運送の禁止及び賃貸の制限)自家用自動車は、有償で運送の用に供してはならない。

ただし、災害のため緊急を要するとき、又は公共の福祉を確保するためやむを得ない場合であつて国土交通大臣の許可を受けたときは、この限りでない。

狭く、名も無い峠を越えて、能家(のうげ)地区へ。 能家分校前バス停。 

 かつては朽木西小学校 能家分校があったが、平成6年に廃校。 それらしい建物が残ってない。

辺りに家はあるが、人っ気がないので聞くことも出来ず。 

苔むした石垣の上にちょっとした広場があったので、ここが学校跡かな?と想像する。

石造りの階段はかろうじて残ってる。

 帰宅後ネット検索したが、解らない。

 新しそうな碑文もあった。

能家からは只管(ひたすら)走ってR367に戻る。

   途中で撮影しながらの行程なので、38kmの距離に約90分を費やし、朽木の道の駅を大迂回して空過しちゃった。

このままR367-R303-熊川宿の道の駅でトイレ休憩。   見上げる空が高い。 

R303-上中-R27の途中で何やら発見。  義民松木長操遺跡? ネット検索するに、

松木庄左衛門は江戸時代の庄屋総代であり、農民の年貢の軽減要求を直訴して、捕らえられて処刑された人物。

    松木の処刑後、年貢は軽減されたとか。

遺跡では無く、松木庄左衛門の記念館的な建屋群だが、おっさんの他には誰もいなかった。 建屋は施錠されてて、些か不満足。

小浜-R162を北上、内外海(うちとみ)半島K107へ。 

以前に内外海半島のエンゼルラインで久須夜ヶ岳の山頂までYBR号で行った記録があるが、今回は海岸沿いに進む。

終端の【泊】地区。 のどかな漁港である。

   対岸に大飯原発が見える。

1900年(明治32年)に冬の暴風雨で韓国の商船が難破して沖で漂流、住民が乗員93名全員を救護した由。

1890年の和歌山・串本のトルコ船エルトゥールル号遭難の件と似ている。

小浜港より就航している、蘇洞門(そとも)めぐりの遊覧船。  内外海半島北側の花崗岩が海に浸食されて出来た柱状節理の奇岩が多数。

小浜よりR162を南下して帰途に着く。 道の駅【名田庄】の萱葺き屋根住宅。  

堀越峠を越える。  峠を下った店先に、珍妙な道標。 

ここから北極点まで行けますか、そうですか。 すべての道はローマに通ず? w

このままR162をチンタラ下るのも面白くないので、美山の道の駅の手前でF19にスイッチ。

F19の道中に、昔のよろず屋がコンビニと化したと思われる店。 

店横の小屋。 レンズ付きフィルム「写ルンです」のもじりで、「座ルンです」の看板。 トイレかと思ったが、喫煙所だった。 

F19-園部から例によってF25で渋滞するR9をバイパス、帰京。 約10時間・280km。

帰途も大回りしたのにもかかわらず、小浜から京都までちょうど3時間で帰って来た。 道の駅をパスするようなルートだったので、野菜等のお土産は無い。

 

JRだと小浜線-敦賀-湖西線経由 特急「サンダーバード」使用で京都まで最速で2時間10分。

小浜-東舞鶴-舞鶴線-綾部-山陰本線経由 特急「まいづる」or「はしだて」使用で2時間40分。

普通列車(新快速を含む)のみ乗車だと、どちらのルートでも3時間30分以上。 運賃2,590円。 特急券はルートによって違い、970~1,400円。

YBR号では燃料代だけだと300円もかからない。 消耗品や減価償却を考慮しても500円以下であろう。 

そう考えると、バイクって、すごくコスト/パフォーマンス比の高い移動手段だなと今更ながら思った次第である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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