台風18号が鹿児島に上陸。 日本を縦断していくようだ。
午前は小康状態なので、YBR号のFrディスクブレーキパッドを交換することにする。
フィックスピンを外し、ブレーキパッドを取り出す。
約32,000km走行で残量は2mm弱。 長距離走行主体なので摩耗は遅いと思われる。 新品のパッドは約5mm。
以前に購入しておいた新品のブレーキパッド。
中国語で、「刹車片組合」の表記=「速度抑制用部品セット」の意味らしいと憶測するw
ブレーキフルードは2年前に交換した以来で、茶褐色に汚れている。
ピストンを手で押し戻す。
ピストンを押し戻す前にマスタシリンダのリザーブタンク内のブレーキフルードを抜いておかないと、オーバーフローするので注意が必要である。
さらにブレーキフルードは塗装面を冒すので、細心の注意を払う。
パッドの摩耗粉を清掃し、摺動部にブレーキグリスを塗布。 当然だが、ディスクロータに接する面に付着しないよう注意。
新品のブレーキパッドを組み付ける。 パッドの裏金にもグリスを薄く塗布。 いわゆるブレーキ鳴き防止の意味もある。
キャリパを車体に組み戻し、ブレーキレバーを何回も引いてピストンがディスクパッドを押すまで十数回往復させる。
リザーブタンクの液面が低下するので、エアを噛まないように、こまめに新品フルードを補給。 フルードは2500H-A DOT3を使用。
レバーに手応えがあったら、ピストンがパッドとロータを押したので、ブレーキシリンダのブリーザプラグを開閉して、ブレーキラインのエア抜きをする。
フルードは吸湿性があるので、大気中の水分を吸収し、沸点が下がってベーパーロックを起こす危険性がある。 定期的に交換するのが吉。
レバーの手応えが充分になり、ブレーキラインのエア抜き完了。 リザーブタンクのキャップを締める。
試運転をする。 引き摺りは無いが、新品パッドとディスクロータの当たりがついてないので、ブレーキの効きは少々甘い。
ディスクロータ表面の摩耗による凹凸と新品パッドが馴染むまで、無理は禁物である。 所要時間は小一時間。
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