■7月8日 日経MJ
「木材の集散地、岡山県真庭市をめぐるバイオマス(生物資源)ツアーがにぎわっている」
という記事が掲載されていました。
真庭市はバイオマス活用の先進地として知られているそうで(まちの名前すら、知りませんでした)、
震災後自然エネルギーに関心を持つ一般市民の参加が増え、
真庭観光連盟が窓口となって、参加者の要望に応じて、ツアープランを作りこんでいるそうです。
具体的には、
市庁舎のバイオマスボイラー、木くずを固めたペレットを利用するハウス農家や温水プール、
そして、てんぷら廃油を再利用したバイオディーゼル等を見学し、
プラスαとして、
古い街並み、露天風呂等従来の観光資源をを組み合わせ、ツアーの付加価値を高めています。
この記事を見て、思い浮かんだのが、先日、訪れた千葉県山武市での「バイオマスツアー」の導入です。
山武市はつい先日初めて訪れたのですが、山武杉林の広さに圧倒されました。
市内にある展望台から見た景色は、360度杉林でした。
そして、山武市では現在、この杉等を活用した「バイオマスタウン構想」に取り組んでいます。
今後は、この構想を積極的に進め、多様な施設でバイオマスを活用することで、
バイオマス先進都市を目指し、
九十九里の海の幸をはじめイチゴ狩り、温泉等も楽しめる
新しい観光ツアーを企画してはどうだろうか。
たとえ二番煎じと言われようが、使えるアイデアはいただきましょ。
▼360度山武杉林
▼道の駅「オライはすぬま」
▼九十九里「本須賀海岸~乗馬が楽しめます」