社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

千葉県 山武市でバイオマスツアーはどうでしょうか?

2012-07-09 20:22:19 | 観光

■7月8日 日経MJ

「木材の集散地、岡山県真庭市をめぐるバイオマス(生物資源)ツアーがにぎわっている」

という記事が掲載されていました。

真庭市はバイオマス活用の先進地として知られているそうで(まちの名前すら、知りませんでした)、

震災後自然エネルギーに関心を持つ一般市民の参加が増え、

真庭観光連盟が窓口となって、参加者の要望に応じて、ツアープランを作りこんでいるそうです。

具体的には、

市庁舎のバイオマスボイラー、木くずを固めたペレットを利用するハウス農家や温水プール、

そして、てんぷら廃油を再利用したバイオディーゼル等を見学し、

プラスαとして、

古い街並み、露天風呂等従来の観光資源をを組み合わせ、ツアーの付加価値を高めています。

この記事を見て、思い浮かんだのが、先日、訪れた千葉県山武市での「バイオマスツアー」の導入です。

山武市はつい先日初めて訪れたのですが、山武杉林の広さに圧倒されました。

市内にある展望台から見た景色は、360度杉林でした。

そして、山武市では現在、この杉等を活用した「バイオマスタウン構想」に取り組んでいます。

今後は、この構想を積極的に進め、多様な施設でバイオマスを活用することで、

バイオマス先進都市を目指し、

九十九里の海の幸をはじめイチゴ狩り、温泉等も楽しめる

新しい観光ツアーを企画してはどうだろうか。

たとえ二番煎じと言われようが、使えるアイデアはいただきましょ。

▼360度山武杉林

▼道の駅「オライはすぬま」

▼九十九里「本須賀海岸~乗馬が楽しめます」

 

コメント
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