2020年11月4日、水曜日、日経新聞
車いすの人が、電車を一人で乗り降りできるようなホームの整備がやっと進んできた。
ホームで車いすの人が駅員さんの助けをかりて、電車を乗り降りする姿をよく目にするが
いつも、何とかならないものかと思っていた。
例えば、ドアが開いてボタンを押すと、
車いす対応の板が車両の床の下から「グィーン」という音とともに出てくるとか。
今まで、整備が進まなかったのは、軌道が砂利敷きだと段差等が生じてしまうのでその調整が難しかったらしい。
電車の車両は混雑状況で上下や左右に動いてホームと車両の隙間をうまく埋められない。
それが、コンクリートの軌道だと、段差があまり生じないので、隙間を解消するゴムを入れることで対応できるようになった。
確かに、最近、ホームの端がピンク色でちょっとデッパッテいるのを見かけたことがある。
これが隙間解消ゴムだったんだ。
既に、地下鉄の銀座線、千代田線、丸ノ内線では全ての駅で整備されている。
いずれにしても、この整備がどんどん進むといい。
それにより、車いすの人が気兼ねなく、気軽にどこへでも出かけられるようになる。
まあ、あとは近くにいる人が、当たり前のように、みんなで協力して、乗り降りをサポートするような社会が早く来るといい。
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