■つくばの浦里酒造の「霧筑波」が吟醸酒部門主席に選ばれた
第102回南部杜氏自醸清酒鑑評会、吟醸酒部門で1877年創業の浦里酒造店(つくば市)の「霧筑波」が全国114工場が出品した吟醸酒256点の中で主席に選ばれた。
ふるさと茨城のお酒が評価されたのはとてもうれしい。この日本酒、どこで買えるのだろう?
■家畜飼育基準
オリンピックの選手村などで使う食材については家畜の飼育環境について具体的な規定が設けられている。
これが今回の大会では具体的な規定を設けた過去の大会に比べて基準が緩いことが問題になっている。
これは動物福祉の考え方に基づくもので、家畜を含めたすべての動物が精神的・肉体的に健康で幸福であるべきだという考え方。
1960年代に英国が家畜の劣悪な飼育管理を改善させるために基本原則を定めたのを契機に欧州で制度化された。
例えば、日本の鶏卵全体に占めるケージ飼育率は94%で、英国42%、ドイツ6%と比較するとかなり高い、というかほとんどが日本の場合ケージ飼育ということだ。
とにかく、日本は動物福祉への取り組みがだいぶ遅れている。
■日本のプラスチックのリサイクル率は25%
日本のプラスチックのリサイクル率は85%とされているが、内訳を見ると全体の60%はサーマルリサイクルでつまりごみ焼却炉で燃やし、その熱をエネルギーとして活用しているもので、他国ではリサイクル(再資源化)とは認められない。したがって、世界基準では25%しかリサイクルできていない。
レジ袋の有料化といっても廃プラ全体のわずか2%。
ちなみに、JETROのデータを見てみると、ユーロ圏でもフランスやフィンランド等日本と同じようにリサイクル率が低い国もあるが、多くの国が4割を超えている。
リサイクル率が進んでいないフランスだが、フランス政府は現在220万トン排出しているプラスチックの包装材や容器を40年までに全廃する政策目標を掲げている。
一方、日本は18年のG7サミットで採択されたプラ容器のリサイクル率100%を40年までに目指すことなどが盛り込まれた「海洋プラスチック憲章」にも日本は署名していない。
小泉環境大臣がんばろうよ!!
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