海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

今はこんな時代

2015-12-04 | 写真日記

ある中国人作家の絵 名前は忘れた

この絵は6年以上前に上海アートフェアーで見た絵なのだが、作家の名前は忘れてしまった。別にこの絵が欲しかったという訳ではないが、しばらく立ち止まってこの作家の絵を数点見た記憶がある。この絵の中の人達の年齢と顔を見ると、どう考えても文革を経験している人達でもあり、本当の貧しさを知っているとしか思えない人達に見えた。上海は地方より洗練されているが、今でも工場が多い地方などに行くと、これとそっくりな光景を良く見る。

☆私が上海で作品撮影を始めたのが1996年だが、その頃の上海はまだ貧しく、マクドナルドに入ると子供にはマックのハンバーガーを食べさせていたが、親は食べていなかった風景を思い出す。マックの値段は当時とさほど変わらないと思うが、当時は高価な食べ物だった事は間違いない。

それにしても、この絵のパースは広角レンズのパースペクティブと良く似ている。

 

 

コメント (2)
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