5年以上前に撮影したゲロ寒の上海
今年の上海は暖冬のようだが、景気はしっかりと冬。上海の星光カメラ城は3つのビルで構成されているのだが、全ビルで約20件の店舗が撤退予定だそうだ。でも、その撤退した店舗内に入りたい店もあるので、来年の春節明けには全店舗が埋まると言われている。カメラが売れなければその周辺アクセサリーも当然売れないし、一時期ライカなどの古いレンズも爆売れした時期があったが、すでに欲しい人には行き渡ったので最近はさっぱり売れない。それと、銀塩を知らないデジタル世代にはやっぱりレンズがAFに対応して無いと不便という事で若い人は古いレンズを使いこなせずに敬遠する人も多い。
中国でカメラが売れないのは日本への爆買旅行も影響している。そりゃ、日本に行く事の出来る人は中国でカメラを買うより日本で買った方が断然安いもんね。でも、来年くらいから爆買する商品に変化が起きるだろうと推測。例えば、爆売れ率の下がる商品としては耐久消費財の炊飯器など。日本製は壊れる率が相当低いので10年以上は使えるだろうし、それがどうしても欲しい人には数年で行き渡るからだ。そんな中、永遠に爆買される物を推測すると、薬やサプリメントなどの健康に関する商品と子供の為の商品、それと化粧品やブランド物の商品。つまり、消費すれば補充しなければならない物と、女子供を対象とした商品はおそらく永遠に売れ続けるだろう。
☆私が日本に帰って必ず買う物は、薬とKindle化されてない本くらいかな。2003年にパナソニック製の炊飯器を上海で買ったのだが、今も現役で働いてくれて良い仕事をしてくれている。