夜の上海を撮影していた頃は、ずっとCanon 5DⅡを使っていた。当然三脚にカメラを付けてライブビューでピントを合わせ、レリーズでシャッターを切るのでミラーが有りながらミラーレス状態で使ってきた。それでミラーブレとピントは問題ないのだが、もう一つ大事な事があり、カメラ位置から10数メートル以内を車が通るとカメラブレしてしまう事。これは、上海の街が沼地に建てられた街なので相当地盤が弱い証拠。
最近はカメラの高画素化が進んでいるようだが、一番注意しないといけない事はカメラブレとピントの精度問題。将来もっと液晶の技術が上がればミラー付の一眼レフは、スポーツやマスコミ報道用で、それ以外はミラーレスが主流になるのかも知れない。最初の35mmカメラはライカだったが、カメラはミラー無しカメラで始まり、その後一眼レフが主流になり、そしてまたミラー無しが主流になる予感。