海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

隔離終了後の初仕事で北外灘へ

2020-03-25 | 写真日記

スタバの入口で検温チェック

 

東大名路

 

芥川龍之介が泊まった萬歳館(旧館)

 

桜が見ごろ

 

3月24日、隔離が終了して初めての仕事で北外灘方面へ。行きは新華路からタクシーで向かったが、高速道路はガラ空き状態で、車の窓は全開で走るので春の爽やかな風が心地よい。他のタクシーも、客を乗せると安全対策で窓を開けて走っているので、お上からそう指導されているのかも知れない。

北外灘の会社に入る前に、私のQRコード(安全色)を提示し検温と行先と名前と電話番号を記入させらてから入館。その後、今後の事と不良品の処理などを終え、担当者と近くでお茶を。

空いてるのはマックとスタバのみだったのでスタバへ入ると、手袋とマスクをしたネーちゃんに検温チェックを受ける。店内はガラ空きで客達は微妙な間隔で席を確保していて、私達は入口横の席を確保。私の担当者は今年に入って2回地方に行っているので、上海に戻った時に2回も自宅隔離(計28日)を食らったそうだ。行った先の地方の工場は相当悲惨で、春節が明けても工場再開のメドが立たず工員が戻って来れずで、何も出来ない状態だったそうだ。(今も一部続いている) ある保険会社から聞いたという又聞きで裏取りは出来てないが、とある省では470万人が失業との事。これは失業保険に入っている人の人数なので、それの数倍は職にあぶれた人がいると思われる。

スタバから出た後、春の陽気に誘われて久しぶりに旧日本租界だった場所からジグザグに外灘方面へ向かうが、人も車も激減しているので春節休みかと思うほど街は静か。すでに上海は桜が咲いていて、一部では散り始めている場所も。何だか今年は耐える年になりそうだな。

★突然大家から連絡があり、今の上海の自宅を出なければならない事になるので、部屋も探さなければならない。一度負の連鎖が始まるとすべてが負の方向へ向かう場合が多いが、気分を変えて新しい部屋へ移るのは突破口になると思い込んで行動するしかないな。


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