青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

人間性の分散孤立化

2009年03月21日 | 短歌に政治や社会
三月二十一日夜の、NHK総合番組「日本のこれから」の、「テレビのこれから」を、ちょっと見ていた。
ここで最初に出された設問、「テレビは茶の間の主役でいられるか」という事に、これは「難しい」と思う。

その理由は、多チャンネル化にある。
この多チャンネル化によって、家庭内は分散し、それぞれが個別になり孤立化して、孤独化し引きこもっていくからだ。
経済拡大発展といって、情報化社会化していくことは、営利主義的企業論理によるこうした多チャンネル化は、家庭崩壊を促進していく。

もっともこれは、何もテレビだけの問題ではない。
営利的、企業論理的、経済主義のマスコミメディアや、文庫本の発行も、こうしたことに拍車をかけている。

人間性の分散孤立化を断ち切り、家庭環境が結集し、統合し、集合していくためには、せめてテレビのチャンネルを制限統合するなどしていく必要がある。
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青い鳥の短歌 十二、

2009年03月21日 | 短歌に政治や社会

        節分に 豆まき撒いて 厄払い
    恵方を向いて 恵方巻きかじる      2009/2/3



       山々の もやにも煙る 如月は
    小春日の中 まぶし穏やか        2009/2/5



       長寿園の 昼食食べる 母と子は
    花咲かじじの 張り絵背にして      2009/3/13



       何をかと 送って上げたい ホワイトデー
    いつも介護を 受けているから       2009/3/13

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