大町市のあちこちを回った一行は、お昼を食べるため、
市の特産品である“おざんざ”が食べられるお店、わちがいさんに行きました。
そのわちがいさんの中庭には男清水の水場が設置されていて、
道を挟んだ向かい側には女清水もあります。
大町市は町の中央に南北に走る通りがあり、その道を挟んだ東側の集落では居谷里池の湧水を、
西側は北アルプス白沢の湧水を飲み水として使っていたところ、
東側では女の子、西側では男の子ばかりが生まれたそうです。
そこで人々は町の真ん中に二つを合わせた水が流れる川を作り、
それは“夫婦円満の水”“縁結びの水”と呼ばれるようになったとか。。
・・・それが大町市の「男清水、女清水」という物語です。
そして今でも滅菌処理された、この湧き水が水道水として使われているそうで、
「大町市は水道から湧水が出る」と、おいしい水が飲める町として評判が高いと聞きました。
実際、大町市の知り合いで、確かに東側では「女の子ばかり」、
西側では「男の子ばかり」という家庭を結構知ってます。不思議ですね~★
前置きが長くなってしまいました。わちがいさんに入ります。
本当は椅子のお部屋がお気に入りなんですが。。この日は和室で。
(椅子のお部屋は大正レトロの高級な雰囲気がとっても素敵なんです♡)
メニューはおざんざ(冷・温) or 黒豚丼(塩、醤油)と少ないですが、
小鉢が何品もついていて、とっても丁寧に調理されてる感じがあります。
え~っと。。なんて言ったっけ? エゴ?? ↑ (;´∀`)
私は知らなかったのですが、昔からあるお料理で何人かは知っていました。
凍み大根の煮物 ↑
おばあちゃんの味・・・といった感じで素朴で懐かしい味です。
おぼろ豆腐 ↑
これも上品な薄味。身体に良さそう~♪
別に注文した信州サーモン ↑
美味しかった!信州サーモンの丼食べたい!!(笑)
冷たいおざんざ ↑
大町の郷土料理で、塩を使わずに納豆酵素をつなぎに使った細いうどんです。
茹でるときに納豆の香りがしますが、食べるときはまったく匂いを感じません。
つるっつるののどごしがクセになる食感です♪♪
黒豚丼(塩) ↑ お味噌汁も美味しそう~♪
黒豚丼(醤油) ↑
ちょこっとわけてもらって味見しました。柔らかくて美味しい~( *´艸`)
日本酒の飲み比べ(スモークチーズ付) ↑
友人が頼みましたが、これもちょこっと味見させてもらいました♪
私はやっぱり白馬錦が好みかな~(^.^)
雰囲気がとっても素敵なわちがいさんでした♡♡
そういえば、ここに書かれていた“穀雨(こくう)”という言葉を初めて知りました。
田畑の準備が整って春雨が降る頃のことで、穀物の成長を助ける雨のことなんだそうです。
期間的には4月20日頃のことを指し、西洋占星術では穀雨をおうし座の始まりとする、と
Wikipediaに書かれていました。
うふふ。。私はちょうどその頃に生まれたおうし座です(^O^)