白馬村から戸隠に向かう途中「展望台」という看板を見つけたので、
ちょっと脇道にそれて行ってみた所、着いたのが 大望峠 でした。
大望峠は鬼無里と戸隠を結ぶ街道沿いにある峠です。
「上信越高原国立公園 西岳連峰」と書いてあります。
山というより絶壁が連なっている感じ。
これって何というモノなんでしょうか?正式名称がわかりません。
方位盤というと違うモノみたいですし。。
石に方角や山の名前などが彫ってあります。
これによると東北方面に見える(ある?)のが飯綱山。
目の前(北)に見えるのが戸隠連峰西岳。
北西の方へ目を移していくと、ポコンと飛び出ているのが一夜山(いちややま)。
一夜山は鬼が一夜で築いたという伝説があるらしいです。
鬼無里なのに鬼?
調べてみると、天武天皇が信濃遷都を計画したのに、それを邪魔しようとした鬼が一夜で山を作り、
それで怒った天皇が鬼退治をさせ、「鬼無里」になったとのことでした☆
一夜山の左奥に見えるのは北アルプス。
一夜山が白馬三山を隠し、五竜岳や鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、唐沢岳などが見えるそうです。
この日は北アルプスの頂上付近に雲がかかっていてハッキリと見ることはできませんでした。
この「大望峠パノラマ図」の左端に「飯綱山」と書いてあり、疑問に。。
さっき見た石の方位盤みたいなのには、飯綱山は反対方向だったはず。
これまた調べてみると、「飯綱山」は新潟県南魚沼市と長野県上水内郡信州新町の2ヶ所にありました(2つは別物)。
そして「飯縄山」というのが長野県長野市・上水内郡信濃町・飯綱町にまたがる山としてあり、
「飯綱山」とも書くことがあるらしいので、パノラマ図の左にあるのはこれのことですね。
ちなみに、よく聞く「飯綱高原」はこっち(パノラマ図の左)みたいです。
なんだかこんがらがりそうです(@_@)
石の方をもう一度見直してみたら、「飯綱山」と「飯縄山」というように書き分けてありました。
ということは「飯綱高原」は「飯縄高原」???
どっちかに統一してほしい~★と思うのは私だけ??
もう少しすると紅葉が見事なんでしょうけれど、まだちょっと早い感じでした。
あずまやもあり、鬼無里のパンフレットがあったので一枚もらってきました。
そこには別の伝説が書いてありました。「紅葉(もみじ)」という鬼女のお話です。
「伝説の谷 大望峠」の伝説は、どちらのお話のことなんでしょうか?
こちらではあまり見ない絶壁の山々が珍しく、何枚も撮ってしまいました(^-^;
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