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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

勤務当日の急病連絡の取り扱い

2012-06-11 00:00:39 | 職場の労務管理の基本
●勤務当日の急病連絡

部下から勤務当日になって急病で突然休むという連絡があった場合、年休を必ず与えなければならないものではありませんが、一般的には年休で処理しているところが多いですようです。やむを得ない事情として考えているからでしょう。


●急病連絡を鵜呑みにしない

しかし、急病だからといって、なんでもかんでもその日を年休の扱いにするのはよくありません。上司として、急病であるという確認を行ないましょう。その理由は、年休の管理をルーズにしないためです。もし、その病気が仮病だとしたらどうでしょう。急病とさえ言っていれば勤務当日に休んでも何のチェックもなしに年休が利用できるということになれば、常にその手口を使って職員は自分勝手に休んでしまいます。


●急病連絡があったときの対応方法

仮病という嘘の申し出を防ぐためには、急病で休むという連絡を受けた場合、上司が直接対応してください。上司が不在のときは、その上席または次席の者が受けるようにします。いずれの上司も不在のときは、折り返し連絡することを伝えて連絡先を聞いておき、上司が席に戻り次第、事情確認を確実に行ないましょう。きちんとした管理をしていれば、仮病を申し出る者はいなくなるでしょう。

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