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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

部下への注意指導

2012-06-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
◆注意指導の権限を上司には与えられている
 
上司は担当の部門や部署をマネジメントしていく役割と責任を持っており、目標達成に向かって部下を統率していかなければなりません。そのため、期待どおりの働きができていない部下や職場の規律を乱す部下に対して、注意指導をする権限を上司には与えられています。
 
 
◆パワハラと訴えられることもある
 
しかし、どのような注意指導でも許されるわけではありません。過剰な叱責や執拗に繰り返される注意指導などは、部下からパワハラであると訴えられることもあります。また、部下の価値観も多様化しており、また叱られたことのない部下がいるなど家庭での育てられ方もまちまちですので、例えば体育会系的な上司命令は絶対、ミスは厳しく叱責して改めさせるなどのような1パターンでの注意指導ではいけません。
 
 
◆“かっ”となり怒鳴った後
 
上司も人間ですから部下が引き起こした問題に“かっ”となって大声を張り上げることもあるでしょう。問題はその後の対応です。いつまでも引きずることなく、冷静さを取り戻し上で、改めて部下にダメなものはダメと毅然とした態度をとり、今後どのようにしなければならないのかを丁寧に注意指導していくことが大事です。
 
 
コメント
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