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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

わかりやすい説明だけでは、わからない(人は動かない)

2014-03-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
説明がきれい過ぎると、ひっかからない
 「よく事実がつかめている」「整理ができていて、すごくわかりやすかった」「見やすい資料だった」このように褒められても、それだけでは人は動きません。なぜでしょう? わかりにくいよりも、わかりやすい方が、相手には親切です。しかし、何もひっかからない。スルー(素通り)になってしまうのです。

相手にひっかかってもらう「お願い」
 では、どのようにひっかかっていけばよいか。一つの簡単な方法は「お願い」です。説明を聞いた私は、この後何をすればいいの?とわからせることが大事なのです。説明の流れに沿って「○○をお願いします」「○○していただけないでしょうか?」と付け加えることをやってみてください。思いのほか効果の大きいことがわかります。また、話のモヤモヤ感がなくなりますので、説明する側も気持ちよく話を締めくくれます。

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説明は「話の構成→1・2・3」

2014-03-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
◆ 説明の流れ
 わかりやすい説明の一つの流れを紹介しましょう。
 ・「○○○について現状、分析、提案(又はお願い)の3点をお話しさせていただきます」
 ・「まず1点目の現状ですが、……」
 ・「次に2点目の分析については、……」
 ・「最後3点目、提案は、……」

◆ ポイントは、「話の構成」という箇所
 ポイントは、冒頭の「話の構成」という箇所で、説明の展開、全体像を相手にイメージさせること。特に忙しい相手であれば、説明の先行きが見えない中で聞くのと、構成がわかって聞くのとでは、納得度や印象が大きく違います。
 また、この方法は説明する本人の頭の整理にも役立ちますので、余計な説明が省かれ時間短縮にもなり、効果大です。
 「話の構成→1・2・3」の形を覚えましょう。

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