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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

「違和感」という感性を育てよう~人事コンサルタント鷹取が贈る人事マネジメントの視点

2019-07-16 00:00:39 | 人事マネジメントの視点
違和感を感じて
靴に小石が入っていて指に当たる。靴を脱いで取り出してみると、“えっ、こんなに小さいの!”と驚くことありませんか。髪のセットが上手くいかない、ほんのわずかな寝ぐせでも気になりますね。これらは自分のことですが、人(相手)のことでも違いを感じることがあります。朝の挨拶をしたときに相手の容姿や顔色、声の調子がいつもとちょっと違う。どうしたんだろう、寝坊したのかな? 体調悪いのかな?
また、同じ出来事を見ても他人との感性や考え方の違いを感じることがあります。最近、自転車に乗りながらスマホを操作している学生を見て「また乗りながらスマホだ」と私は怒りの一言をつぶやくのに、側にいる友人は特に平然として“何が問題なの?”という様子。
私とあなた(他人)とは違うということは、理解しているつもりでも、その違いに驚くこともあります。

違和感を大切に採り上げる、拾う
この違和感、実はとても大事。小石を取り除いたり寝ぐせ直したりすれば快適になります。挨拶で相手の様子に気づけば「どうかなさいましたか?」と声がかけられ、相手も気にしてくれていることを嬉しく思うことでしょう。または病気を早めに気づければ症状をこじらせずに済むかもしれません。
乗りながらスマホの自転車近づいてきて恐くない? などとコミュニケーションの機会にもなりますし、リスクマネジメントにも役立てられます。

違和感発見トレーニング
違和感を感じる対象は、人(相手)の発言や行動、物、環境などあらゆるものが挙げられますが、意識していないと違和感を感じず、見過ごして(スルーして)しまいます。それはもったいない。せっかくのチャンスですから、ぜひ違和感を採り上げ、拾ってみましょう。
とはいえ、自分のことはわかりやすいのですが、相手のことはわかりにくいですね。典型例として、妻や彼女(女性)の髪型が変わったことを夫や彼(男性)は気づかない。そして「なんで気づかないの!」と怒られます。
そうならないように、練習をしてみましょう。今から3分間TVに映し出されるものに違和感を見つけてみましょう。自分の感性でまずはOK。違和感を感じたら、次にリアクションします。「ちょっと違うなぁ」「どうして?」 ちょっとした練習を重ねることでチャンスを拾えるようになると思います。

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