STEP UP その一歩一歩を応援します

人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

職場のハラスメント・いじめ~その8

2010-11-11 00:00:39 | 職場の労務管理の基本
● 一方的なものの言い方
 何の前振りもなく、いきなり「~~しろ」「言うとおりに~をやれ」「すぐ~へ行け」などと一方的に命令することは、指示される方に威圧感や圧迫感を強く感じることになります。もちろん業務上必要な場合、命令を下さなければなりませんが、いつも、どんなときもこの1パターンで命令されると従業員は萎縮してしまうでしょう。

● 職位というヒエラルキーによる誤解
 一方的な命令だけはコミュニケーションが次第に阻害され、結果的にパワハラだと部下から指摘を受ける可能性が高まります。職場には職位というヒエラルキーがあるため、それによって上司や先輩の方が「人間的には上位」であるという誤解が生じがちです。

● 説得・提案型で話す
 しかし、年齢や性別、経験、学歴等々が違ったとしても「人として尊重」されなければなりません。これが組織(職場)の土台になければ、ギスギスした上下関係になってしまいます。したがって、命令を下すときも「~だから~してもらえる?」「~してみようか?」という説得・提案型の方が、相手を尊重しているということが伝わりやすいでしょう。もちろん、緊急を要するときは一方的な命令も下さなければなりませんが、そうでないときは説得・提案型で話すことを増やしてみてください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« (2010年11月)これだけは押さ... | トップ | “No”の伝え方で能力がわかる! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

職場の労務管理の基本」カテゴリの最新記事