変身完了後,京の街へと繰り出します。
やっぱり古都・京都の町並みの中で写真を撮りたいので,これはかなり楽しみにしていました。
さて,その変身処は2年坂の途中にありますので,どこに向かっても坂です。
しかも,微妙にでこぼこした石畳。おこぼで,どこまで行けるのか少々不安。
が,意外にもサクサク進めます。
味を占めて,3年坂方面を目指すことを決意。
ところが前に進めない!
坂のせいでも,おこぼのせいでも有りません。
人がどんどん集まってくるせいなのです。
一緒に写りたいそうなのです。
修学旅行生,おじいちゃん,おばあちゃん,ツアー客,外人さん(アジア系からヨーロッパ系まで様々)がひっきりなしに声を掛けてくれるのです。
で,最初の一人と写真を撮ってしまったら,もう次からお断りするわけにもいかないので,後はもう頼まれるままに・・・。
他にも,一緒に写りたいわけではない,カメラ小僧(死語)風の人々にも遠くから撮られてみたりしました。
で,みんな喜んでくれるのです。偽物なのに!
有名人の皆さんが「プライベートの時にはサインとか頼まれたくない」という気持ちも少し分かりましたし,ただ舞妓さんの格好をしているだけで,こんなに世の中の人が喜んでくれるのが嬉しかったりもしました。
結局,3年坂を上ることはできず(道も険しかったし),自分達のための記念撮影なども出来ないまま,カツラの重さに相方は気持ち悪くなってしまい,お店に退散。
次回は半カツラ(一部,自分の髪を使うので,自然な仕上がりで,頭も痛くなりにくいらしい)でリベンジしよう!と決意を固め,今回の変身は終了。