こんばんにゃ。
6月28~29日に女川町に行ってきました。
目的はもちろんボランティア活動です。
今回は福祉系の資格をもったリーダーと、美容師さんと、自分という
コンパクトなチーム編成でした。
27日は普通に出勤し、その足で夜行バス→仙台という定番のスタイル。
28日、那須の先で事故があったらしく、仙台到着は予定より1時間半以上遅れてしまい、
そこから大急ぎでレンタカーを駆って女川町へ。
どんな被災地にも苦労はあると思う。
たとえば「埼玉は大したことない」って言ってる人もいたけど、NHKのクロ現では
海のない埼玉の一部でも液状化現象で家が傾き、そこで暮らしているだけで
体調不良になるけど、新築でローンも残ってて、引っ越しも大変、傾きを直す工事も大変、
どこで暮らしていけばいいの?って人もいて、これは辛いだろうなと思った。
前回の活動先の一つである仙台市の岡田地区では側溝がヘドロに埋まり、
このままで梅雨や台風が来たら、街中が再びヘドロまみれに逆戻りって感じで、
一刻も早く側溝をきれいにしたいと思ったし、方法は人海戦術しかないのは明白で、
ボランティアの需要はまだまだあるとシミジミ実感した。
どこも大変だ。分かってる。
それでも、女川は凄かった。すさまじかった。
何度も女川に足を運んでいるリーダー目線では「大分マシになった」とのことだけど、
GW(震災1月半後)に入った仙台市の白鳥や岡田より、今日の女川の方が正直よっぽど酷い。
その辺の道を歩いてる人に、今日の女川の写真を見せて
「震災直後です」
って言ったら、多分全員信じると思う。
28~29日、自分とリーダーは写真洗浄をやりました。
瓦礫の中から自衛隊の方たちが見つけ出し保管しておいてくださったアルバムを
持主に見つけてもらうためのお手伝い。
作業内容は、ヘドロにまみれたアルバム(本の形をとどめている物の方が珍しい)の中から
持主が特定しやすい写真を一枚選択。(家族写真などがベスト)
選んだ写真を丁寧にはがしナンバリング→慎重に洗浄・乾燥。
残りの写真(アルバム)は同じ番号を振った箱にしまう。
洗浄した写真を表に貼りだし、心当たりの写真があれば
裏のナンバーと同じ番号の箱の中からアルバムを探してもらう。
状態がよく、簡単にはがせて、簡単に洗浄できるものもあれば、
アルバムのポケットのセロファンに写真が貼りついてしまっているものや、
写真を水につけた瞬間に色が水に溶けだしそうになるもの、
表面に砂がこびりつき、一歩間違えば写真ごと傷つけてしまいそうなものなど、
本当に様々だった。
でも、洗いすぎにも注意!
汚れも絵も落ちちゃうくらいなら、汚れてても絵が残ってる方がいいので、
引き際も肝心です。
写真の選択も結構気を使います。
夫婦ならいいんだけど、カップルっぽいものだと「今」の彼氏・彼女か分からないので、
これを表に貼りだす写真として良いものか・・・と悩んだりw
選ぶ写真は家族写真がメイン。残った写真のなかでも状態のいいものになるので、
とにかく大切に扱います。
洗浄作業中にも、アルバムを探しに来た方が訪れ、
無事にご自身のアルバムを手にされる瞬間に立ち会えるのは嬉しかったです。
自分が洗った写真のものでは勿論ないけれど、いつか自分の洗った写真も
こうして持主の目にとまれば嬉しいな(^-^)
探しに来た方が「あら、これ○○ちゃんだわ」ということもあります。
その後に「知らせてあげたいけど、どこにいってしまったんだろう」と続く事も…。
もちろん別の避難所に行っているのかもしれないし、親戚の家に避難されているのかも
しれないし、可能性は沢山ありますが、考えたくない可能性も頭をよぎります。
でも、浸ってる場合じゃない!そういう立場でもない!
びゃんびゃん洗うぞ~!
一緒に行った美容師さんは本職を活かしてカットボランティアをされていました。
1日で19人もカットしたとのこと。
どうやら6月の初めに彼らがカットボランティアに行った後、理容師・美容師さんが
一度も来ていなかったようで、待望のカットボラだったご様子。
朝早くに集まって、泥出しに行ったボランティアさんもいるようで、
やることはまだまだ沢山あるなと実感しました。
29日の報告も近いうちにアップします!だにゃあ。
6月28~29日に女川町に行ってきました。
目的はもちろんボランティア活動です。
今回は福祉系の資格をもったリーダーと、美容師さんと、自分という
コンパクトなチーム編成でした。
27日は普通に出勤し、その足で夜行バス→仙台という定番のスタイル。
28日、那須の先で事故があったらしく、仙台到着は予定より1時間半以上遅れてしまい、
そこから大急ぎでレンタカーを駆って女川町へ。
どんな被災地にも苦労はあると思う。
たとえば「埼玉は大したことない」って言ってる人もいたけど、NHKのクロ現では
海のない埼玉の一部でも液状化現象で家が傾き、そこで暮らしているだけで
体調不良になるけど、新築でローンも残ってて、引っ越しも大変、傾きを直す工事も大変、
どこで暮らしていけばいいの?って人もいて、これは辛いだろうなと思った。
前回の活動先の一つである仙台市の岡田地区では側溝がヘドロに埋まり、
このままで梅雨や台風が来たら、街中が再びヘドロまみれに逆戻りって感じで、
一刻も早く側溝をきれいにしたいと思ったし、方法は人海戦術しかないのは明白で、
ボランティアの需要はまだまだあるとシミジミ実感した。
どこも大変だ。分かってる。
それでも、女川は凄かった。すさまじかった。
何度も女川に足を運んでいるリーダー目線では「大分マシになった」とのことだけど、
GW(震災1月半後)に入った仙台市の白鳥や岡田より、今日の女川の方が正直よっぽど酷い。
その辺の道を歩いてる人に、今日の女川の写真を見せて
「震災直後です」
って言ったら、多分全員信じると思う。
28~29日、自分とリーダーは写真洗浄をやりました。
瓦礫の中から自衛隊の方たちが見つけ出し保管しておいてくださったアルバムを
持主に見つけてもらうためのお手伝い。
作業内容は、ヘドロにまみれたアルバム(本の形をとどめている物の方が珍しい)の中から
持主が特定しやすい写真を一枚選択。(家族写真などがベスト)
選んだ写真を丁寧にはがしナンバリング→慎重に洗浄・乾燥。
残りの写真(アルバム)は同じ番号を振った箱にしまう。
洗浄した写真を表に貼りだし、心当たりの写真があれば
裏のナンバーと同じ番号の箱の中からアルバムを探してもらう。
状態がよく、簡単にはがせて、簡単に洗浄できるものもあれば、
アルバムのポケットのセロファンに写真が貼りついてしまっているものや、
写真を水につけた瞬間に色が水に溶けだしそうになるもの、
表面に砂がこびりつき、一歩間違えば写真ごと傷つけてしまいそうなものなど、
本当に様々だった。
でも、洗いすぎにも注意!
汚れも絵も落ちちゃうくらいなら、汚れてても絵が残ってる方がいいので、
引き際も肝心です。
写真の選択も結構気を使います。
夫婦ならいいんだけど、カップルっぽいものだと「今」の彼氏・彼女か分からないので、
これを表に貼りだす写真として良いものか・・・と悩んだりw
選ぶ写真は家族写真がメイン。残った写真のなかでも状態のいいものになるので、
とにかく大切に扱います。
洗浄作業中にも、アルバムを探しに来た方が訪れ、
無事にご自身のアルバムを手にされる瞬間に立ち会えるのは嬉しかったです。
自分が洗った写真のものでは勿論ないけれど、いつか自分の洗った写真も
こうして持主の目にとまれば嬉しいな(^-^)
探しに来た方が「あら、これ○○ちゃんだわ」ということもあります。
その後に「知らせてあげたいけど、どこにいってしまったんだろう」と続く事も…。
もちろん別の避難所に行っているのかもしれないし、親戚の家に避難されているのかも
しれないし、可能性は沢山ありますが、考えたくない可能性も頭をよぎります。
でも、浸ってる場合じゃない!そういう立場でもない!
びゃんびゃん洗うぞ~!
一緒に行った美容師さんは本職を活かしてカットボランティアをされていました。
1日で19人もカットしたとのこと。
どうやら6月の初めに彼らがカットボランティアに行った後、理容師・美容師さんが
一度も来ていなかったようで、待望のカットボラだったご様子。
朝早くに集まって、泥出しに行ったボランティアさんもいるようで、
やることはまだまだ沢山あるなと実感しました。
29日の報告も近いうちにアップします!だにゃあ。