みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

『で?』と言われない芝居にするために

2012年02月03日 03時25分08秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

無職を謳歌し、映画や芝居に足を運ぶ今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

色々見ながら思うことの一つに

『で?』

と言われてしまう芝居は悲しい。
ってのがあります。

芝居に明確なテーマがあるべきとか、何か結論を出すべきとか、意見を明確にするべきとか、世の中に何かをドカンと訴えるべきとか、そんなことは思わない。

思わないけど、
『で?』
と言われてしまう芝居は悲しい。

ド派手なアクション、
ナンセンスコメディ、
ベタな恋愛もの、
そーゆー『テーマ』とか『プロパガンダ』とか『カタルシス』と無縁な作品だって、
必ずしも『で?』とはならない。
『おー!』とか『うるうる』とか『腹筋痛いw』ってなることもある。

でも、『業』とか『生きることの虚しさ』とか、最近流行りの『絆』とか描いてても、
『はいはい』で終わっちゃう
物もある。

そして『はいはい』にすらなれない
『で?』
な芝居もある。

恐ろしいよ。


翻って自分、縁あって芝居に出させて頂く事になりました。

4日、土曜日、相鉄本多…
(詳細は気合いで検索よろ)

基本アマチュアばっか、
稽古期間一週間、
全員稽古は一回だけ!?

自分に何ができるだろう…


自分の芝居で気になるところがあっても、あんまり質問ばっかしてると進まないし
『面倒くさい人』って思われちゃう。
けど、
稽古期間がないから、自分で探すとか、考えるとかしてたら、本番までに所謂一つの『正解』ってやつに辿り着けない。

他人の芝居で気になるところがあっても『役者同士でのダメ出し』って基本NGだと思うし、
『演出以外は口出さない』って方針の稽古場もあるし、
なにより意見を口にすると『面倒くさい人』と思われちゃうし、それで和が乱れたりすることもある。
けど、
黙っているのは、演劇の神様に対して不誠実だと感じる。


『で?』

と言われない芝居にするために、
時間をさいてくださる観客の皆様のために、
プロを目指さないと決めた10年前の自分のために、
今、
自分に出来る事はなんだろう?

分からないにゃあ