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◆◆ラバウルのナショナル・マスク・フェスティバルについて◆◆
2018年のラバウルのナショナル・マスク・フェスティバルについてです。
発展著しい感じなので、色んなことがドンドン変わっていくと思われますので、あくまでも参考程度に。
●チケットについて
チケットは150キナ(6000円)でした。
当日に現地で購入。なお現金のみです。(受付が掘っ立て小屋なので)
会場まで行って、その辺の人に「チケット買いたい」って言えば大丈夫です。
お祭りは、この年は5日間の日程で開催され、上記チケットはその通し券になります。
1日券、2日券などはありませんでした。
チケット代を払うと、首からさげるチケットと5日間の日程表をもらいました。
が、全然日程表どおりに進みません。
通し券なので2日目以降もチケットを忘れずに持参してください。って言いたいところですが、忘れたらどうなるのか不明です。
とにかく、そのチケットさえあれば何度でも出入りは可能。
ちなみに上記はビジター価格。
ローカルは大人2キナ、子供と学生は1キナです。
●会場について
赤い☆が泊まってたホテル Queen Emma Lodge
赤い○のあたりで、自分は海から来るトーライを見た。
赤い●がフェスティバルの本会場。
○ビーチでトーライ○
トーライは夜明け前から海(船)でドンドコやっていて、日の出を待って上陸してきます。
暗闇なので、一人行動は避けましょう。混雑もスゴイので、スリやひったくりにも要注意かもです。
ホテルとかでツアー出してたりするとこも多いと思うので、なるべくローカルと行動するのが吉。
トーライの上陸は数箇所でやってたみたいなので、黄色い帯の辺りに行けば大体見られるはず。(ちなみに、地図上の黄色がおおよそ1km)
なお、前日に浜をウロウロすると、椰子の葉みたいなもので作られたちょっとした建物があるはず。
これはシークレットプレイスと呼ばれるもので、フェスの出演者が着替えたりする場所です。
なので、その近辺だと間近に見られる確率が高いかも。
ちなみにビーチでのトーライお出迎えはチケット不要です。
ビーチはローカルとビジターが半々くらいで大混雑。
ローカルの子と仲良くなったりすると、見やすい場所に案内してくれたりもします。
チップとかも求められませんでした。ただの善意と観光客への好奇心かと思われます。でも、誰かがあげちゃうと、今後は求めてくるようになってしまうかも?
一緒に来た人とはぐれないように気をつけつつ楽しんでください。
ビーチの砂は粗いのでサンダルと足の間に入ると割りと痛いです。
スニーカーの方がオススメ。海に入るつもりであればマリンシューズとかがいいかも?
最前列で上陸を見ていると、お祭りの中でバラ撒かれる石灰の粉をひっかぶることがあります。
カメラとか気をつけてください。
(これは陸上の)
●本会場●
赤い☆が泊まってたホテル Queen Emma Lodge
赤い○のあたりで、自分は海から来るトーライを見た。
赤い●がフェスティバルの本会場。
ビーチから本会場まで、自分は車で移動しましたが、歩けない距離でもないです。
あと、8番バスでも行けます。1キナ未満。
「フェスティバル!」って言っておけば、会場の近くで降ろしてくれるはず。
本会場はココポ・ラバウルロードから30mほど海側に入ったところです。
道路沿いのPumaというガソリンスタンドの向かいに未舗装路があるので、そこを進んでください。すぐにそれっぽい広場が見えるはずです。
(実は戦争博物館の真裏になります)
ちなみに、このPumaと同じ敷地に2018年時点で唯一の24時間コンビニがあります。
そして、そのコンビニが入っている建物の2階に、今回いろいろとお世話になったkabaira dive & tours rabaulがあります。(外階段から行けます)
閑話休題
会場内には出店があるので軽食、おやつ、水、ジュースなどは現地調達可能。
バナナの葉で包んでココナッツミルクで色々蒸し焼きにするローカルフードを売ってるところもありました。
会場外と比べても割高感もあんまり無いです。
アルコールは売ってません。ビールを持ち込んでる白人がいましたが、特に文句は言われず。
結構キレイな水洗トイレもありました。
日陰は少ないです。少ない日陰の奪い合いです。雨傘さしてる人も沢山いました。
でも、会場自体は混んでるっていう印象は無いです。
写真を撮るなら、踊ってるときもいいのですが、出捌けの時が狙い目です。
厳格な部族だとあんまりサービスしてくれませんが、フランクな部族だとなんでもアリですw
出捌けは基本上手側(行けばわかる)なので、そっち側で待機してるのもアリかも。
踊りのスペースはさすがに立ち入り禁止。
シークレットプレイス(着替えエリア)もあんまり近づいちゃいけないってことになってる。
あんまりローアングルで撮ろうとすると怒られる。(スカート風の衣装が多いので)
部族やリーダーによっても厳格さが違うので、同じことをしててもウェルカム!ってこともあれば、バカヤロー!って怒られることもあるので、空気読みつつ。
全体的に、フェス後半になるほどノリがゆる~くなる感じでした。
部族の踊りだけじゃなく、イニシエーションをやる日もありました。
と言っても、刺青彫るとかいう過激なものではなく、ゴザを敷いたところに子供とか青年が座ったりうつ伏せになったりしてて、みんなから少しずつシェルマネーをもらったりとか、和やかな感じのものです。
2018年は、ちょっと風邪の強い日に、仮設の鉄骨ゲートが崩れるというハプニングがありました。
不用意に危険物には近づかないほうが良さそう。
フェスの開始時間は大体遅れます。
ビーチから大急ぎで移動する必要はありません。
(素で歩いてるトーライやドゥクドゥクを見られるのは少し面白いですが)
2日目以降も、プログラムに8:30開始って書いてあったら9:00過ぎに行けば十分です。
(なんなら10時前でもいいかも・・・)
場所取りの心配とかも無いと思います。
基本広場だし、日陰の椅子の人も動いたりするので。
むしろ傘と敷物でも持っていくほうがいいかも?(そーゆーローカルはチラホラいました)
自分は荷物最小限で行って、写真のベスポジに合わせて動き回って、疲れたら空いてる日陰の椅子に座ったりしてました。
ただ、日差しは舐めてかかると大変なことになります。
肌が赤く焼けるタイプの人は、本気で日焼け対策しないと大火傷だと思います。
汗っかきの人は、日焼け止めよりもラッシュガードなどの方がいいかもしれません。
初日の後半にはお偉方が続々と現れ、各自が長すぎる挨拶を披露。
長い割に、みんなカルチャーとかダイバシティとか似たような事を喋ってます。
2018年は海の日に絡む日程だったので、日本人もチラホラ。
ツアーが2組。個人旅行らしき人が3~4人いました。
★夜の部について★
初日の夜はバイニンという部族のファイヤーダンスがあります。
これはココポの本会場ではなく、ラバウルの山奥の村?で行われます。
正直詳しい場所は不明です。
どうやって行けばいいのか悩んでいたのですが、初日の本会場でのフェスが終わり、そのままそこで待っていると、薄暗くなる頃に何台ものワゴン車がやってきます。
で、会場にいるビジターの観覧客を乗せて、ラバウルの山奥に連れて行ってくれます。
距離は40キロくらいとのことでした。1時間は乗ってないです。
ワゴン車にはドライバーさんとガイドさんが乗っていて、ファイヤーダンスの会場についたら、彼らが案内してくれます。
ファイヤーダンスの後は、同じワゴン車が宿まで送ってくれます。
ここでは特に金銭のやり取りは発生しません。
チケット代に含まれているものと思われます。
(チケット裏の説明書を読めば何か書いてあるかもしれません)
なので、同じのワゴンの人たちとガイドさんの顔をしっかり覚えて、自分も覚えてもらって、暗闇ではぐれないようにだけ注意をすれば、ファイヤーダンスから帰宿まで無問題です!
チケットめっちゃ高いな~と思いましたが、この送迎込みのお値段となると、そこそこ妥当な金額って気がしてきます。
帰国の都合で自分は見られませんでしたが、最終日にはマッドメンも現れたそう。
ただし、出張用のマッドメンのせいか、写真を見ると、もののけ姫の「コダマ」のようなシンプルなお面でした。
色んなグダグダ感など含めてPNGらしさ満載のお祭りでした。
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