読書日和

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まさかの青葉賞&天皇賞予想

2007-04-28 20:33:23 | スポーツ
今日はさきほどご紹介した「風の歌を聴け」を読みつつ、競馬観戦もしてきました
東京競馬場で青葉賞(GⅡ)が行われました。
このレースは日本ダービー(GⅠ)のトライアルレースで、3着までに入れば日本ダービーへの優先出走権が与えられます。
私はこのレース、ナタラージャという馬に期待していました。
ここまで3戦2勝、ダービー出走権獲得のためにも負けられない一戦。
1着か2着にはなると予想して、ナタラージャの複勝を5000円ほど購入したのです。

いざ、レースがスタート。
ナタラージャは中団に付けた。
これなら勝てる、と思った矢先…突如ナタラージャがスピードダウンし後退。
まさかの故障発生でナタラージャは競走中止。
馬券が外れたことよりも、ナタラージャが無事なのかどうかが気がかりです。
私がウインズから帰るときも、ナタラージャの故障がどういったものなのかは放送がありませんでした。


明日行われる天皇賞(春)では、全ての馬が無事にゴールしてほしいです。
その天皇賞(春)ですが、今回はかなりの混戦模様。
私の予想は

◎メイショウサムソン
○アイポッパー
▲ネヴァブション
△マツリダゴッホ、トウカイトリック、ユメノシルシ、デルタブルース

こんな感じです。
この内のネヴァブション、マツリダゴッホ、ユメノシルシは最近勝ち星を増やした上がり馬です。
こういった馬たちは2着、3着に入ることが多いので要注意と感じています。。。
でも◎メイショウサムソンは譲れませんね
すでに今日、メイショウサムソンの馬券を購入してきました
個人的に、一番的中確率が高いと思うのがアイポッパーの複勝です。
ステイヤーズステークス1着、阪神大賞典1着と長距離レースを2連勝中!!
阪神大賞典ではドリームパスポートを破っていることから、長距離での実力はメイショウサムソンと互角と思います。
でもこの馬は何となく1着にはなれないと思います(アイポッパーファンの方がいたらごめんなさい)。
しかし2着か3着には必ず入るのではないでしょうか。
なので複勝をたくさん買っておけばバッチリという予想です。

が…メイショウサムソンを応援するものとして、その馬券に手は出せません(笑)
迷った末、見送ることにしました。

かなりの混戦ですが、メイショウサムソンを信じます
頼むぞ、サムソン

「風の歌を聴け」村上春樹

2007-04-28 19:38:30 | 小説
今日は久々に小説ご紹介が出来そうです。
さっき読み終わった、「風の歌を聴け」(著:村上春樹)です。

-----内容-----
1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受け止めてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎ去っていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。


-----感想-----
舞台が1970年ということで、文章も昔チックな雰囲気があります。
例えばフライドポテトをフライド・ポテト、エアコンをエア・コンと区切って書いていたり…。
序盤は退屈な話で最後まで読めるか疑問でしたが、途中から面白くなりました。
<僕>と<鼠>、<僕>と<介抱した女の子>の会話が中心となります。
<僕>はかなりの皮肉屋だと思います
会話の1/3は皮肉だったような
でもそれが意外とストーリーの中心になっている感じです。
<僕>は例え話をよくしますが、とんでもない例えが多くて面白かったです。
そして<鼠>、なぜねずみというあだ名なのかは最後まで不明でした。
できればそれを知りたかったです。
普通に考えてねずみなんて呼ばれたら困るような気がしますが
小説の世界なので普通ではないのでしょう(笑)

今年が2007年なので、この小説の舞台は37年前。
学生デモの話がちらっとあったのですが、この時代はそういうのがあったのですね…。
私が生まれる15年も前の話。想像つかないです。
最近の小説の方が読みやすい印象ですが、たまには一昔前の小説も良いものですね。

「1973年のピンボール」という小説が続編になっているらしいです。
また一昔前の時代ですね(笑)
今度はそれを読んでみたいと思います。

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