読書日和

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安藤美姫選手と浅田真央選手

2009-11-07 00:20:19 | ウェブ日記
現在、日本の女子フィギュアスケートのNo.1は浅田真央選手という認識の人が多いと思います。
私的にも実力、人気、メディアの取り上げ方、どれをとってもNo.1だと思います。
そして、No.2に安藤美姫選手といったところではないでしょうか。

私としては、安藤美姫選手のほうに思い入れがあったりします。
こちらの記事を見てもらうと分かりますが、2007年に東京で行われた世界選手権、安藤美姫選手の優勝に感動しました。
当時はブログを初めたばかりだったのですが、読み返してみるととんでもなく気合の入った記事を書いていて自分でも驚きます(笑)
よくあの当時(当時はまだ自分の文章スタイルが確立されていなかった)に書けたものだな…と思います。
それだけ感動が大きかったのだと思います

2003年にシニアに転向したときから注目してきた選手なので、色々な場面を見てきました。

2003年、2004年と全日本選手権を二連覇した黄金期。
2005年、オリンピックシーズンでの不調。
2006年、トリノオリンピックでの惨敗。
2007年、世界選手権での感動の優勝。
2008年、世界選手権での負傷棄権。
2009年、世界選手権で3位。そしてオリンピックシーズンへ。

まさに山あり谷あり、決して順風満帆ではなかったです。
それでも、世界選手権で奇跡の復活優勝を果たすなど、時としてものすごい感動を与えてくれます。
バンクーバーオリンピックでもやってくれるのではないかと期待しています

それと、ふと思ったのですが、今の浅田真央選手の状況が、トリノオリンピック前の安藤美姫選手と似ているなと思います。
あのとき安藤美姫選手はマスコミから「4回転」と「メダル」への過剰な期待をかけられ、大変な状況でした
当時は状態も悪くて、2005年の全日本選手権の滑りなどを見ると、とてもメダルを狙えるような状態には見えませんでしたが、それでもマスコミはしきりに期待をかけました。
トリノオリンピック後にある新聞で読んだ話では、思うような演技が出来なくて毎日泣いていたとのことです。
テレビの前で気丈に振舞っていたことを考えると、いたたまれなくなりました。

そして今の浅田真央選手。
全日本選手権三連覇、グランプリファイナル優勝、世界選手権優勝など大活躍が続いていましたが、今シーズンは苦戦しています。
オリンピックを前に調子が下降気味というのがあの時の安藤美姫選手と同じなので、ちょっと心配です。
マスコミが過剰な期待をかけているのも同じですし。。。
それでも、グランプリファイナルへの出場がなくなったことが、立て直しには好都合なような気もします。
かの荒川静香さんも、トリノオリンピックのシーズンのグランプリファイナルには出場していませんでしたし。
浅田真央選手の場合、この間のグランプリシリーズでの5位というのは自己ワーストでした。
なので気持ちの面を立て直すためにも、時間が空くのはむしろ良いことのような気がします。
きっと今頃は全日本選手権に向けて立て直しの最中だと思います。
マスコミもあまり過剰な期待報道はやめたほうが良いと思うのですが、そうもいかないのでしょうね…
周りの雑音は気にせず、バンクーバーオリンピックに向けて、徐々に立て直していってほしいです。
浅田真央選手ならきっと大丈夫