順位 選手名 SP FS Points
1. 村 主 章 枝 2 1 194.16
2. 浅 田 真 央 3 3 188.10
3. 荒 川 静 香 1 4 187.36
4. 恩 田 美 栄 4 2 186.06
5. 中 野 友加里 5 5 175.66
6. 安 藤 美 姫 6 6 173.36
たぶんこのときの全日本選手権が、最も白熱したのではないでしょうか。
翌年の2月にトリノオリンピックを控えた大事な試合です。
メンバー的にも当時の国内有力選手のほとんどが集結しました。
そうそうたる面子だと思います、これは。
この時代が最も層が厚かったのかなとも思います。
結果は村主章枝選手がショートプログラム2位から逆転し、見事優勝しました。
このシーズンで村主選手は出遅れていて、トリノオリンピックにも選出されないのではと言われていました。
しかし土壇場のここで文句なしの完璧な演技を披露し、見事トリノオリンピックのチケットを手にしたのです。
二人目の選出者は、荒川静香選手でした。
この全日本選手権では3位でしたが、ひとまず表彰台に上がったことと、2004年の世界選手権を優勝している実績から見て、こちらも妥当だと思いました。
問題は、最後の一枠でした。
選出されたのは安藤美姫選手でしたが、当時は色々と異論が出ました。
最も注目されたのが、この全日本選手権で2位に入った浅田真央選手の処遇でした。
彼女は年齢制限によりトリノオリンピックへの出場資格がありませんでしたが、この時点での勢いは世界最強と言ってもいいくらいでした。
何と言っても、全日本の少し前に行われたグランプリファイナルで、当時世界最強だったイリーナ・スルツカヤ選手を倒していたのです。
さらにこのシーズンにおける安藤美姫選手の調子が、前のシーズンに比べて明らかに下降気味だったこともあり、「浅田真央を選出すべき」という声があちこちから噴出していました。
年齢制限については特例を申請すべきという意見が出ていました。
いつの間にか大論争となったこの件は最終的に、村主章枝、荒川静香、安藤美姫の三人で行くということで決着しました。
あれほどの大論争となったのはこの全日本選手権の結果によるものが大きかったと思います。
ここでも健闘した浅田真央選手と対照的に、安藤美姫選手は振るいませんでしたし。
4位の恩田美栄選手と5位の中野友加里選手もかなり良い演技をしたので、選考方法への論争に拍車がかかったような印象もあります。
あれから4年が経ち、再びオリンピックを控えた全日本選手権が近付いてきました。
今回は浅田真央選手が調子を落としていて、良い結果が出せるのか、微妙な情勢です。
もしここで振るわないようだと、おそらく選出はされるでしょうが、またあのときの全日本選手権後のような論争になるのではないかと、心配だったりします。
オリンピック前にゴタゴタするのはあまり見たくないですし。
基本的にメディアは不調の選手を叩きたがる傾向があるので、ぜひ静かにしていてほしいと思います。
最近はよくフィギュアスケートの記事を書いていますが、やはりオリンピックシーズンなので楽しみだからです^^
全日本選手権の結果がどうなろうとも、選出された選手を素直に称えたいと思います
1. 村 主 章 枝 2 1 194.16
2. 浅 田 真 央 3 3 188.10
3. 荒 川 静 香 1 4 187.36
4. 恩 田 美 栄 4 2 186.06
5. 中 野 友加里 5 5 175.66
6. 安 藤 美 姫 6 6 173.36
たぶんこのときの全日本選手権が、最も白熱したのではないでしょうか。
翌年の2月にトリノオリンピックを控えた大事な試合です。
メンバー的にも当時の国内有力選手のほとんどが集結しました。
そうそうたる面子だと思います、これは。
この時代が最も層が厚かったのかなとも思います。
結果は村主章枝選手がショートプログラム2位から逆転し、見事優勝しました。
このシーズンで村主選手は出遅れていて、トリノオリンピックにも選出されないのではと言われていました。
しかし土壇場のここで文句なしの完璧な演技を披露し、見事トリノオリンピックのチケットを手にしたのです。
二人目の選出者は、荒川静香選手でした。
この全日本選手権では3位でしたが、ひとまず表彰台に上がったことと、2004年の世界選手権を優勝している実績から見て、こちらも妥当だと思いました。
問題は、最後の一枠でした。
選出されたのは安藤美姫選手でしたが、当時は色々と異論が出ました。
最も注目されたのが、この全日本選手権で2位に入った浅田真央選手の処遇でした。
彼女は年齢制限によりトリノオリンピックへの出場資格がありませんでしたが、この時点での勢いは世界最強と言ってもいいくらいでした。
何と言っても、全日本の少し前に行われたグランプリファイナルで、当時世界最強だったイリーナ・スルツカヤ選手を倒していたのです。
さらにこのシーズンにおける安藤美姫選手の調子が、前のシーズンに比べて明らかに下降気味だったこともあり、「浅田真央を選出すべき」という声があちこちから噴出していました。
年齢制限については特例を申請すべきという意見が出ていました。
いつの間にか大論争となったこの件は最終的に、村主章枝、荒川静香、安藤美姫の三人で行くということで決着しました。
あれほどの大論争となったのはこの全日本選手権の結果によるものが大きかったと思います。
ここでも健闘した浅田真央選手と対照的に、安藤美姫選手は振るいませんでしたし。
4位の恩田美栄選手と5位の中野友加里選手もかなり良い演技をしたので、選考方法への論争に拍車がかかったような印象もあります。
あれから4年が経ち、再びオリンピックを控えた全日本選手権が近付いてきました。
今回は浅田真央選手が調子を落としていて、良い結果が出せるのか、微妙な情勢です。
もしここで振るわないようだと、おそらく選出はされるでしょうが、またあのときの全日本選手権後のような論争になるのではないかと、心配だったりします。
オリンピック前にゴタゴタするのはあまり見たくないですし。
基本的にメディアは不調の選手を叩きたがる傾向があるので、ぜひ静かにしていてほしいと思います。
最近はよくフィギュアスケートの記事を書いていますが、やはりオリンピックシーズンなので楽しみだからです^^
全日本選手権の結果がどうなろうとも、選出された選手を素直に称えたいと思います