読書日和

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上村愛子、夢届かず

2010-02-14 17:18:17 | スポーツ
先ほど行われた女子モーグル決勝で、上村愛子選手は4位となりました。
またしても、メダルには手が届きませんでした。
予選を5位で通過した上村選手は、決勝では最後から5番目に登場しました。
二つ目のエアで若干着地が乱れたものの、全体的にはかなり良い滑りだったのではと思います。
力は出し切ったように見えました。
理想はここでトップに立ってほしかったのですが、残念ながら2位となりました。
残りの4人の選手が予選で高い点を出していたこともあり、この時点でメダルは厳しくなったように思いました。
しかしここで、思わぬ展開が起こります。
続く二人の選手が相次いでミスをし、上村選手が2位に踏みとどまったのです。
残り2人で2位なら、何とかメダルを取れるのではないか…そんな思いが脳裏をよぎりました。
しかしその残りの2人の選手がかなりの強豪で、予選の滑りを見る限りミスをしなければ上村選手より高い点を出してくることが予想されました。
そしてその二人の滑り。
最初がカナダのジェニファー・ハイル選手、次がアメリカのハンナ・カーニー選手でした。
どちらもスピードもエアも文句なしで、素晴らしい滑りでした。
特にスピードは二人とも上村選手より約1秒ほど速かったです。
あれなら敗れても納得するしかありません。
最終滑走者のハンナ・カーニー選手の得点が出て、上村選手が3位から4位に後退したときは、テレビの前で涙ぐんでしまいました。
「マジかよ…」というつぶやきが口を突いて出ました。
4度目の挑戦となる今回も、オリンピックの女神は上村選手には微笑んでくれませんでした。
それでも…
見ている人を感動させてくれる、素晴らしい戦いだったと思います。
メダルは取れませんでしたが、記憶に残る4位です。
序盤から良い戦いを見せてもらったことですし、残りの競技に出る人たちにもぜひ頑張ってほしいと思います