読書日和

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全日本吹奏楽コンクール 高校生たちの挑戦

2010-11-03 23:59:16 | ウェブ日記


今日は「笑ってこらえて」というテレビ番組で、吹奏楽の旅という特集をやっていました。
吹奏楽の甲子園、「全日本吹奏楽コンクール」を目指す高校生たちの熱い挑戦の物語です
吹奏楽の賞には金賞、銀賞などがあり、金賞の中でも最高クラスの評価を受けた高校だけが全国の舞台に行けるそうです。
全国大会は「普門館」という場所で行われるそうで、この場所を目指し、全国各地で戦いが繰り広げられます。
目指すは全国、まさに青春です

番組では「東海大付属高輪台高校」や「鹿児島情報高校」などにスポットが当てられていて、それらの高校の練習風景、全国への思いなどが放送されました。
最初はテレビをつけていただけでしたが、番組が進むにつれて興味が高まっていきました。
「鹿児島情報高校」は過去二回全国に出場していますがいずれも銀賞で、金賞はまだ取っていませんでした。
この高校には”吹奏楽の神様”と呼ばれる偉大な先生がいるらしく、悲願の全国大会での金賞受賞を果たすべく、練習に励んでいきます。

1、2、3年生を合わせた部員数は80名を越す大所帯ですが、大会の規定では出場人数は55名まで。
ある日突然、その55名を決めるためのオーディションが行われることになりました。
1つの部屋にその楽器を担当する人が集まり、1人ずつ演奏していきます。
そして隣の部屋に”吹奏楽の神様”がいて、部屋の扉が少しだけ開かれていて、姿は見えないが音は聞こえる状態となっています。
こうして1人ずつの、音のみを判断していきます。

ここでレギュラーになれなかった人が、その後に行われた全体練習で涙を流しながら楽器を演奏していたのが印象的でした。
全国を目指す戦いの舞台に、立つことは叶いませんでした。
レギュラーを勝ち取った人たちは、この人たちの流した悔し涙を胸に、全国を目指します。

そして迎えた県大会で鹿児島情報高校は見事に金賞を受賞し全国大会への切符を手にしました。
戦いの舞台はいよいよ全国へ!
「全日本吹奏楽コンクール」が行われる「普門館」に、全国各地から強豪が集結します。
緊張感みなぎる中、面白かったのは東海大付属高輪台高校。
演奏直前、部員たちが先生の「お腹」をさわっていました(笑)
ちょっと重量感のある先生で、げんをかつぐためにぽこっと出たお腹をさわっていたとのことです^^;
これは結構緊張がほぐれて良かったのではと思います。

ネットで調べてみたら「全日本吹奏楽コンクール」の結果が出ていたので、ご覧になる方はこちらをどうぞ。
「後半11」の部分を見てみてください。
鹿児島情報高校が見事に金賞を受賞しているのが分かります
ついに成し得た、悲願の金賞。。。天晴れです。
ここに到達するまでの戦いぶりを見ていただけに、感動も大きかったです。
そして「前半3」の部分を見ると、東海大付属高輪台高校も金賞を受賞しているのが分かります。
げんをかついだ甲斐がありましたね^^
こちらの高校は自由曲を何にするかで意見が分かれていましたが、結果的に「モンタニャールの詩」という曲にして正解だったようです。
全国では前例のない曲とのことでしたが、これで見事が前例ができました

番組の最後は鹿児島情報高校吹奏楽部のみなさんが生出演していました。
一夜限りのスペシャルコンサートを行ってくれて、かなり壮大な演奏でした
生演奏だけに緊張感もあったと思いますが、みなさん堂々たる演奏ぶりでした。
全国で見事金賞を取った鹿児島情報高校が、来年もまた「普門館」で強敵たちと戦えるのを願っています