読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

「ゴールデンスランバー」

2010-02-13 21:21:05 | 音楽・映画
先日、映画「ゴールデンスランバー」(原作:伊坂幸太郎)を観ました。

-----内容-----
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。
昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。
訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」
「金田はパレード中に暗殺される」
「逃げろ!オズワルドにされるぞ」
と、鬼気迫る調子で訴えた。
と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。
首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、巨大な陰謀から逃げ切ることができるのか?

-----感想-----
青柳雅春役の堺雅人さんは、なかなか良い演技をしていたように思います。
陥れられ戸惑う様子を上手く表現していました。
旧友からいきなり「おまえは陥れられている。オズワルドにされるぞ」と言われても、「はあ?何言ってんの?」と思うのが普通だと思います。
逃げろと言われても、すぐにはその場から動かないものなのでしょう。
その辺りは小説だと非常にもどかしくて「何やってんだよ!早く逃げろよ!」と思ったものでした^^
映画では早い展開で推移したものの、やはりこの最初に逃げるときはなかなか動かない青柳にハラハラさせられました。

その後もどんどん追い詰められていく青柳。
事件の次の日には身に覚えのない青柳にとって不利になる映像が次々とテレビで放送され、青柳は完全に事件の犯人に仕立て上げられてしまいました。
整形手術を施した青柳の偽者を用意し、青柳にとって不利になる行動をさせそれを映像に収めておくなど、かなりの用意周到さです。
もはや「私はやってない!」と言っても大半の人には信じてもらえない状況です。
しかも警察は、余計なことを喋られる前に青柳の口を封じてしまおうという腹なので、警察に捕まる=死を意味します。
また、事件の真犯人は警察を意のままに動かせるという点にも注目です。
つまり真犯人は「極めて強い力を持つ国家的な何か」ということになります。。。
国家的な陰謀で青柳を首相暗殺の犯人に仕立て上げようとしているとなると、戦っても勝ち目はなく、逃げる以外に道はありません。
果たして青柳は、この恐るべき陰謀から逃れることができるのか…
原作を読んでいても十分楽しく観ることが出来ました

私的には絶妙のタイミングで発動する「キルオ」の伏線が一番良かったかなと思います。
キルオとは仙台市内で起きた連続殺人事件の犯人で、この人物が青柳と警察の攻防に関わってくることになります。
映画では非常にインパクトのある髪型と喋り方をしていて印象に残りました。
その他にも大学時代の仲間など、青柳を助けてくれる人たちもいて、そこに救いがあったかなと思います。
見方の存在は青柳を勇気付けてくれたと思います。
何はともあれ、こんな国家的な陰謀は現実世界ではあってほしくないものです。
映画として観るのはすごく面白いですが、実際にあったら怖い話だなと思いました。

※原作のレビューを見る方はこちらをどうぞ。

オリンピック始まる!

2010-02-13 13:36:55 | ウェブ日記
2010年・バンクーバーオリンピックが、ついに始まりました
NHKでは11時から開会式の生放送が行われています。
今日はそれを見ながら過ごしています。
日本の選手団は43番目に入場し、今は聖火の点灯に向けて開会式が佳境を迎えているところです。
今日からの17日間、どんな戦いが繰り広げられるのか、とても楽しみにしています

金メダルを獲得した国のみ、表彰式で国歌が流れます。
前回のトリノオリンピックでは最後の最後に、荒川静香さんがやってくれました。
金メダルを手にしました
そのときの表彰式の様子があったので、以下にご紹介します。




表彰式後半で日本の国歌「君が代」が流れているのを見ると、何だか胸がジーンときます。
子供の頃は堅苦しくてあまり好きではなかったこの歌ですが、最近は国歌なのだからこれで良いと思うようになってきました。
厳格で威風堂々としていますし、表彰式で流れればそれまでの練習や本番での戦いが脳裏によみがえってくるのではと思います。
今回のバンクーバーオリンピックで、一度でも良いので君が代が聴けたら良いなと思います。
頑張れ日本選手団

バンクーバーオリンピック迫る

2010-02-11 17:58:14 | スポーツ
いよいよ間近に迫ってきたバンクーバーオリンピック
オリンピックの絵文字が存在しないため、やむを得ず五個の指輪=五輪で代用させて頂きます(笑)

日本時間では2月13日に開会式が行われます。
前回大会ではメダルを獲得したのが荒川静香さんだけという結果だったので、今回はぜひとも複数個のメダル獲得を期待したいところです。

私の注目は、フリースタイルスキーの女子モーグルとフィギュアスケートの男女それぞれです。
この二つに注目している国民は多いのではないでしょうか

女子モーグルは、上村愛子さんにぜひメダルを取ってほしいと思っています。
上村愛子さんの過去のオリンピックでの成績は以下のようになっています。

長野         7位
ソルトレイクシティ 6位
トリノ         5位

いずれもメダルは取れなかったものの、上位に入賞しています。
トリノオリンピックの後は、2007-2008シーズンにW杯で5連勝を達成するなどして、自身初となるW杯総合王者になりました。
さらに2008-2009シーズンでは世界選手権で2個の金メダルを獲得するなど、まさに選手としての充実期を迎えていました。
今シーズンはオリンピックを前に不調になっていますが、どうやらルールの変更が影響しているようです。
新しいルールは上村選手にとって不利なものになっています。
かつてスキーのジャンプでもありましたが、日本人選手が活躍するとすぐルールが改定されるのは、とても不可思議なことです。
しかも日本人選手が不利になるように改定されます。。。
どうにも納得がいきませんし、上村選手にはぜひこの不利を跳ね返すような活躍を見せてもらいたいです

2007年の3月には「上村愛子 smile」という本のレビューを書いたりもしました。
当時の記事を読み返してみると、「今度こそ、メダルを手にすることが出来ると信じています。」という言葉で締めくくられていました。
今もまさにその気持ちです。
悲願のメダルを獲得できるように、心の底から祈っています

フィギュアスケートについては、男子も女子もメダルを狙える位置にいるのでとても期待しています。
その中でも特に、安藤美姫さんへの思い入れは強いものがあります。
フィギュアスケートの記事はたまに書いているので、以下にいくつか過去の記事をまとめておきます。

「安藤美姫選手と浅田真央選手」

「死闘・川中島」

「2005年全日本フィギュアスケート選手権」

「全日本フィギュアスケート選手権2009 女子フリー」

今回のフィギュア女子はキム・ヨナさんに浅田真央さんが果たして勝てるのか…という感じになっていますが、安藤実姫さんもそこに割って入れる可能性はあると思います。
前回のトリノが15位と惨敗で、その後バッシングも受けた彼女ですが、4年経ち再びオリンピックの舞台に戻ってきました。
トリノの時は取り巻く環境も普通ではなかったような気がします。
上記の記事でもその辺りのことを書いたりしましたが、とにかくあのときはメディアが異常なまでに期待をかけ過ぎた、これに尽きるのではと思います。
今回のバンクーバーは浅田真央さんが一番手、安藤美姫さんが二番手という感じで期待値は前回より下がっていますが、その分平常心で滑れるとも思うので、ぜひ頑張ってほしいです。
2007年の世界選手権のような滑りを見たいです

反対に浅田真央さんはメディアから多くの期待をかけられ、プレッシャーを感じる立場になっています。
それでも絶不調の状態から立て直して全日本選手権優勝、四大陸選手権優勝と2連勝して本番に臨める点は大きいです。
特に四大陸選手権に出て勝った意味は大きいと思います。
実戦の勘も保てるし、勝ったことで心理的に少し楽になったと思います。
ベストのパフォーマンスを見せたときの強さはキム・ヨナさんより上だと信じていますし、彼女ならオリンピックの舞台でそれをやってくれるのではと期待しています。

私的に今回のオリンピックは気持ちが乗り切っていなかったのですが、こうして記事に書いてみると、一気に乗ってきました^^
開幕まであと2日、楽しみに待ちたいと思います

軽めのメニュー

2010-02-10 22:04:06 | グルメ


今日は書きたい記事はいくつかあるのですが、いずれも書くのに時間がかかりそうだったり、まとめるのが難しそうだったりしています。
バンクーバーオリンピック、「ゴールデンスランバー」のレビュー、東京マラソンetc…
なのでそういった記事は休みの日に書くとして、今日は無難にお食事系の記事で行こうと思います^^

写真はデニーズの「梅しらすご飯」と「海鮮かき揚げうどん」です。
どちらも比較的あっさりとしていて軽めのメニューです。
デニーズの「梅しらすご飯」は結構気に入っていて、うどんのメニューを頼むときは付けることが多いです。
細かく切った梅としらすがご飯に混ぜてあり、酸味も程よく食べやすいです。
なかなか健康的なご飯なのではと思います

「海鮮かき揚げうどん」のほうは文字通り海鮮のかき揚げが載っています。
それほど「海鮮」という感じではなく、わりと普通のかき揚げといった印象です。
私としては美味しいので満足しています^^

この組み合わせはどちらかというとそれほど食欲がない時に頼みます。
肉を使っていないのでちょっと軽めのものを食べたいときにお勧めです。
これが「ご飯だけ」や「うどんだけ」になるとやや物足りなくなってしまいますし、やはりこの二つが揃うとちょうど良いボリュームになるなと思います

夕暮れ時の大さん橋

2010-02-08 23:54:34 | フォトギャラリー
一つ前の記事の後は大さん橋国際客船ターミナルに行きました。
夕暮れの一歩前の時間帯から夕暮れにかけて、大さん橋で写真を撮っていました。
素晴らしい景色を見ることができ、横浜の良さを改めて実感することとなりました

----- 横浜フォトギャラリー 夕暮れ時の大さん橋 -----


大さん橋に到着。
空が素晴らしく澄んでいます。


夜景の写真を載せることが多いこの景色ですが、昼間もなかなかの見応えです。
※夜景バージョンをご覧になる方はこちらをどうぞ。


船も頻繁に出回っています


非常に空を近く感じる構図。


こういった雰囲気は結構好きです
何だか希望を感じられるように思います。




大さん橋の屋上であるこの場所は、「くじらのせなか」と呼ばれています
2006年に一般からの公募でこの愛称になったようです。




こんな感じで車で乗り付けられるようになっています。
船から降りて来た人を狙ってか、タクシーもたくさん待機していました。


強風だったため、雲の流れも速かったです。
でもそれだけに色々な空を楽しめました




いよいよ、太陽が傾いてきました。


黄昏の時間帯ですね^^


空は広いので、別の方向を向けばまだまだ明るいです。
こちらは横浜ベイブリッジ方面です。


太陽が建物の影に入っていきます。


ここで面白い光景が。。。
海をよく見ると建物の延長線上に沿って、スパーンと光が切られています。






間近に迫る、日没の時。


太陽から右側にビル二つ挟んだところに富士山が見えるのが分かると思います。
カメラが壊れていなければもっとズームアップした写真が撮れるのですが、止むを得ません。


アンデスの楽曲「コンドルは飛んでいく」をイメージして撮った写真。
写真上のほうにカモメが飛んでいます。
夕日とカモメの構図を狙っていたので、このタイミングで飛んできてくれたことに感謝です




ついに、日没のとき…


ふと横を見れば、


何とこれだけ多くの人が夕日を撮りに来ていました。
やはり大さん橋は人気スポットのようですね


最後は再び飛んできてくれたカモメを写真中央に納めつつ、少し遠くから撮りました。
ずらりと並ぶ人たちにも哀愁を感じます。
夕暮れ時の横浜もまた良いものだなと思いました


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

いつもと一味違う横浜

2010-02-07 13:43:09 | フォトギャラリー
昨日は横浜に出かけました。
みなとみらいを汽車道→赤レンガ倉庫→象の鼻パーク→大さん橋と歩いて回りました。
快晴だったものの、空模様が普段と少し違ったのが印象的です。
写真の雰囲気も少し違うものになったので、どうぞお楽しみください

----- 横浜フォトギャラリー いつもと一味違う横浜 -----


まずは汽車道にて。
「少し違うもの」の正体は、雲でした。
冬にしては珍しい雲の出方になっていたと思います。




ちょっと遅い時間帯なので、西日が差しています


木々の間から見る太陽。




やはりこの日の空模様は特殊ですね。
ただの南国風の木がものすごく妖しく見えます(笑)


空高くそびえるランドマークタワー。


汽車道を渡り切り、少し歩いた橋の上から撮影。
そういえばこの位置からの写真は初掲載のような気がします。




次は象の鼻パークに向かいます。


赤レンガ倉庫ではみなさんスケートをやっていました^^
リンク内はかなりの人口密度になっていました。


象の鼻パークにて。
写真の奥には大さん橋が見えます。
最終目的地はそこです。


象の鼻パークから見た赤レンガ倉庫。
ちなみに、夜の象の鼻パークの様子をご覧になる方はこちらをどうぞ。


この写真に題名を付けるとしたら「黄昏」かなと思います。
西日の時間帯はこういう雰囲気になりますね


というわけで、いざ大さん橋へ!
日も傾いてきたので、お目当ての写真を撮るには良い時間帯です。
とはいえ、あまりの強風で苦戦を強いられることになりましたが。。。
大さん橋のフォトギャラリーはまた新たに作ろうと思います。
それではまた


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

具沢山なカレー

2010-02-06 23:44:50 | ウェブ日記
今日は午後から横浜に出かけました。
今年初の横浜散歩をしようと思いました(^-^)
デジカメを片手に、みなとみらいを歩いて回りました。

快晴で空気も澄んでいたので、良い写真が撮れるかなと思いました。
しかし今日は風が強く、凍えるような強風が吹き付けてきました。
これにより手もかじかんでしまい、写真を撮るのが予想以上に大変でした。
特に大さん橋では強烈な海風がずっと吹き続けていて、さすがにまいりました〓
それでもお目当ての写真は撮れたので、後日フォトギャラリーにしようと思います☆

体も冷えてしまったので、帰りは桜木町近辺でカレーかラーメンを食べていこうと思いました。
その際、「一蘭」というラーメン屋に遭遇しました。
他の人のブログで見たことのあるラーメン屋で、せっかくなのでここのラーメンを食べてみようかなと思いました。
しかしこの店、予想以上に混んでいました。
ちょっと待ちそうなので今回は諦めて、カレーのCoCo壱番屋に行くことにしました。
そして頼んだのが写真のカレーです。
ロースカツカレーに、トッピングで野菜とチーズとフィッシュフライを載せました。
写真のとおり、なかなかボリュームがあります。
普段はこんなにトッピングしませんが、今日は昼御飯が自販機のココア一杯でお腹が減っていたので、いつもよりボリュームのあるカレーにしました。
食べているうちに冷えていた体も温まりました。
CoCo壱番屋は量が多く味もまずまず美味しいので、がっつりとカレーを食べたいときにお勧めです。
またいずれ食べに行こうと思います〓

すごいカフェオレ

2010-02-05 22:39:37 | グルメ


とあるカフェでホットのカフェオレを頼んだときのこと。。。
当然、コーヒーカップに入って出てくるものと思っていました。
しかし出てきたカフェオレは何と、どんぶりに入っていたのです!
これには意表を突かれた私。
おいおい、どんぶりかよと思いました(^^ゞ
しかも結構深さのあるどんぶりで、カフェオレも量がありました。
これはちょっと嬉しかったです^^

問題は、どうやって飲むのかということです。
スプーンも付いていましたが、これは単に掻き混ぜるためのものだと思われました。
このどんぶりをスプーンでちょっとずつ掬うのはしっくりこないですし。
となれば。。。
「抹茶のお点前」のごとく、両手をどんぶりに添えて飲むのだろうと思いました。
カフェオレでこんな飲み方をするのは初めてだったので、ちょっと新鮮でした
まさに抹茶でも飲んでいるかのようでした。
同じカフェオレでも飲み方によって随分印象が変わるものだなと思います

小沢幹事長は不起訴に…

2010-02-05 00:41:41 | ウェブ日記
小沢幹事長の政治資金管理団体「陸山会」の土地購入資金をめぐる事件は今日、大きな動きがありました。
東京地検特捜部は小沢幹事長を「不起訴」とすることを決めました。
特捜部の記者会見のコメントを見ると、どうやら起訴するだけの証拠がないようです。
何となく予想された展開ではありますが、実際にこの展開になってみると、やっぱり…と思うのと同時に、非常に複雑な心境になります。
これについては後半で語りたいと思います。

また、捜査はひとまずこれで一区切りにするとも言っていました。
これにより事件は一応の決着を見たことに…
とはいえ、事件の影響は小沢氏だけでなく、民主党政権にも影を落としています。
党内からも小沢氏の幹事長辞任を求める声が出たりしていますが、果たして今後どうなっていくのか気になるところです。
私としては、必ずしも今すぐ辞任する必要はないのではと思います。
色々「灰色」な感はあるにしても、検察が起訴しないという判断をしたわけですし。
後は世論が幹事長続投を許さなければ、小沢氏自身が辞任を決断する日が来ると思います。

また、小沢氏が今後どうすべきかについてみんなの党の渡辺義美代表が、
「そりゃあ朝青龍だって辞めてるんですから、小沢さんも辞めるべきでしょう」というような発言をしていて、これが結構ウケました(笑)
早くも朝青龍がこういう使われ方をされるようになるとは…
朝青龍が潔く?辞めただけに、この発言には妙に説得力を感じました。

それと、序盤で言った「複雑な心境」について。
これは「本当は黒なのではないか」という気持ちと、「白で良かった」という相反する二つの気持ちです。
現実問題として、秘書が勝手にやって、本人は関与していないというのは信じがたいです。
なので本当は黒なのではないかと思っています。
しかし小沢氏には、圧倒的な功績があります。
以前書きましたが、2007年参議院選挙での勝利、2009年衆議院選挙での勝利、そして政権交代と、これらは全て小沢氏なしには語れないものです。
事実上小沢氏のおかげで政権交代が出来たようなものです。
小沢さんはあまり好きな政治家ではないのですが、認めるべきところは認めないといけないとも思います。
なので、そんな功績を持つ人が犯罪者になるのは嫌だな…白であってほしいな…という願いのようなものがあります。
この二つの気持ちを合わせると、「黒のような気がするけど、願わくば白であってほしい」となります。
これ以上政治に失望したくはないのです。
私としては、小沢氏にしろ他の政治家にしろ、もうこれ以上政治とカネの問題で国民に不信感を抱かせるのはやめてほしいと思います。
この問題を機にそれを真剣に考えてほしいです。

ウオッカを継ぐ者

2010-02-03 20:57:03 | ウェブ日記
3月のドバイワールドカップを最後に引退するウオッカ。
そうなると日本競馬界は寂しくなります。
ウオッカは2007年、2008年、2009年と日本競馬界を盛り上げてくれた存在ですしね

そんな中、今年はこの馬が日本競馬界を引っ張っていってくれると良いなと期待している馬がいます。
それがブエナビスタです。
以下はこの馬が最も豪快なパフォーマンスを見せた「オークス」というレースのYoutubeです。




しかし今この馬は悪い流れの中にいます。
どうやら歯車が狂ってしまったようで、勝てそうで勝てない状態が続いています。
ここで昨年の夏からの一連の出来事を振り返ってみます。

オークスの後、札幌記念をステップに凱旋門賞に挑戦することを表明
  ↓
札幌記念で2着になる。勝てなかったものの、内容としては悪くなかった。
  ↓
札幌記念の敗戦を理由に、凱旋門賞挑戦を取りやめることを表明。目標を秋華賞に切り替える。 
  ↓
秋華賞の後はジャパンカップに行ってウオッカと対決することを示唆する。
  ↓
しかし秋華賞で3着に敗れる。この敗戦でジャパンカップ挑戦はなくなり、目標をエリザベス女王杯に切り替える。ここは当然勝つものと思われた。
  ↓
しかしエリザベス女王杯ではまさかの3着に敗れる。この敗戦の後、陣営は騎手の交代を決断する。
  ↓
横山典弘騎手を背に有馬記念に参戦することが決まる。この秋、追い込みで3連敗したことから、先行策に戦法を変えることが予想された。
  ↓
その有馬記念では先行策に打ってでる。しかしハイペースなレースとなったためこれが裏目に出て、2着に敗れる。
  ↓
現在、京都記念をステップにドバイに遠征するプランを立てている。

こんな感じになっていて、あまりに流れが悪いです。
秋華賞では斜行により2着から3着に降着になり、エリザベス女王杯ではレース自体が異常なことになり追い込み届かず3着、有馬記念では先行策が裏目に出ての2着と、まるで運に見放されたかのような状況が続いています。
それでも常に2着か3着になっている辺りがこの馬の高い実力を表していると思います。
どのレースでも強さを見せているだけに、勝てないのがもどかしいです。
特にエリザベス女王杯、有馬記念のレースぶりは、負けたとはいえものすごい強さを感じるものでした。
また、どうもレース前に今後の展望を語り、そのレースで敗れて結局それが白紙に…というパターンが続いているのも気になります。
ファン的にはガッカリする展開なので、出来れば静かにしていたほうが良いのでは…とも思います

次は京都記念に出走予定のブエナビスタ。
ぜひここで勝ってこの流れを断ち切ってほしいと思います。
実力は間違いなくトップクラスのものを持っているので、あとは運のみ。
きっかけさえ掴めば、ウオッカも驚くような快進撃を見せてくれるのではと思います。
頑張れブエナビスタ