読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

暑すぎる日々

2010-08-19 23:13:06 | ウェブ日記
相変わらず暑い日が続いている東京。
昨日まで4日連続の猛暑日となっていました
今日は少し暑さが和らいだものの、やはり30度は超えていました。
それでもここ数日が暑すぎたからか、今日の暑さは比較的しのぎ易く感じました。
体が猛暑に慣れてきていたということですね。

明日も暑さは和らぐようですが、その後はまだまだ残暑が続くようです。
セミもまだまだ盛大に鳴いています
ところで、今日は「ミンミンゼミ」の鳴き声が弱まっているように感じました。
どちらかというと「アブラゼミ」と「ツクツクホウシ」に席巻されていた気がします。
ミンミンゼミの栄光の日々は、早くも終わりが近付いているのでしょうか…
私的にはあの「ミ~ンミンミンミ~ン」という鳴き声は嫌いではないので、もうしばらく頑張ってほしいところです。

それと、最近のセミは夜でも鳴くようです。
アブラゼミが夜でも普通に鳴いているのを何度も聞いています。
明かりが多いから昼間だと思っているのかも知れませんね
うるさくて眠れない人もいるかも知れないので、できれば静かにしてほしいところです。

「有頂天家族」森見登美彦

2010-08-18 23:17:43 | 小説
今回ご紹介するのは「有頂天家族」(著:森見登美彦)です。

-----内容-----
「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。
宿敵・夷川(えびすがわ)家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け回る。
が、一族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。
世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー!

-----感想-----
この作品は一言で表すと、狸と人間と天狗が織り成す破天荒なファンタジー物語ということになります。
この三つが物語の三大勢力ということになるのかなと思います。
笑いあり、家族愛あり、謀略あり、化かし合いあり、サスペンス要素ありの、とても面白い小説です

主人公は下鴨矢三郎という下鴨家の三男で、長兄は矢一郎、次兄は矢二郎、弟は矢四郎といいます。
父・下鴨総一郎はかつて洛中の狸界をまとめ上げた大狸であり、狸界のトップの証たる「偽右衛門(にせえもん)」という称号を持っていました。
しかし父は数年前に人間によって「狸鍋」にされて食べられるという悲劇的な最後を遂げていて、すでに死んでしまっています。
残されたのは母と、偉大なる大狸の血を引く四人の息子たち。
ところが息子たちは父に比べると”いささか”器が足りず、「あの下鴨総一郎の血を受け継ぎそこねた、ちょっと無念な子どもたち」などと世間から囁かれる始末。
父の実の弟でありながら下鴨家を目の敵にする夷川早雲(えびすがわそううん)には悪行狼藉の限りを尽くされ、夷川家とは小競り合いの絶えぬ日々。
そんな中でも矢三郎は、持ち前の「面白きことは良きことなり」精神で毎日を楽しんで生きていきます。

今作はとにかく言い回しが面白可笑しい感じになっていて、読んでいてとても楽しかったです
「なにゆえ」「先刻御承知」「阿呆の血のしからしむるところ」など、ちょっと固めの言葉をよく使っているのですが、これが物語の面白さをひと際引き立てています。
間抜けな内容の会話なのに大真面目にこんな言葉を使われると、かなりウケます^^

また、今作でも「夜は短し歩けよ乙女」とのリンクがありました。
”偽電気ブラン”この言葉が出てきたとき、これはまさしく「夜は短し歩けよ乙女」に出てきたあの酒ではないかと思いました
今作では偽電気ブランの秘密が明らかになります。
また、気になる一文がありました。
それによると、偽電気ブランは東京浅草の電気ブランをまねて造ったとのことです。
段々私も森見登美彦さんの作風が分かってきたので、これはもしやと思いネットで電気ブランを調べてみました。
そうしたらやはり、ありました。
電気ブランという酒の正体を知りたい方はこちらをどうぞ。
これを真似して造ったのが、作中に出てくる偽電気ブランというわけです。
名前が名前だけに、電気ブランという酒自体架空のものと思っていたのですが、まさか実在していたとは(笑)
このあたりが森見登美彦さんの上手いところです。

ところで、矢三郎の父は狸鍋にされて食べられてしまいましたが、このときその鍋を食べていたのが「金曜倶楽部」と呼ばれる七人の人間たちです。
金曜倶楽部は大正時代から続いている秘密の会合で、ひと月に一度、金曜日に開かれることからその名がついたと言われています。
彼らは毎年忘年会に狸鍋を喰うので洛中の狸たちからは忌み嫌われています。
この金曜倶楽部に紅一点、弁天と呼ばれる女がいます。
弁天氏はとても美しいのですが性格に問題があり、早い話が悪女です^^;
以前は普通の人間だった弁天はある日、天狗にさらわれてしまいます。
その天狗の名は「如意ヶ嶽薬師坊(にょいがたけやくしぼう)」といい、弁天はこの人から天狗の技を伝授され、いつしか本物の天狗にも勝る力を手に入れます。
当の如意ヶ嶽薬師坊のほうは「往年の大天狗も寄る年波には勝てず」などと評され、作中ではずっと「昔は強かったが今では見る影もない」的な扱いになっていました(笑)
ちなみに如意ヶ嶽薬師坊は矢三郎の師匠でもあり、そんなわけで弁天と矢三郎も顔見知りです。
しかしとある事情で、矢三郎はしばらくの間弁天から逃げるために逃亡生活をすることになります。
「お二階のお客様、お逃げ下さりませ!」
弁天が矢三郎の潜伏している場所を急襲したときのこの台詞は、何だか新撰組の「池田屋事件」を思い起こしました^^
作品の舞台が京都だけに、パロディっぽくしたのかも知れません。
迫り来る弁天を前に、どうする矢三郎。。。

また、今回も現実と空想の織り交ぜ方の上手さが際立っていました
矢三郎の次兄、矢二郎はとある事情により狸でいることを止め、蛙に化けて六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)にある井戸に引きこもっています。
私は最初、名前が名前だけにこのお寺も空想のものなのだろうと思っていました。
しかし森見さんのことだからもしかしてと思いネットで調べてみたら、案の定このお寺は実在していました。
注目は狸が蛙に化けて井戸に引きこもるという設定で、こんなのと六道珍皇寺をセットにされたら、珍皇寺のほうも空想と思ってしまいます

この作品は「たぬきシリーズ」の第一作で、この後第二作と第三作が出るとのことです。
実は今作で回収されていない伏線がいくつかあって、気になっていました。
続きを楽しみに待ちたいと思います


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戻ってきた

2010-08-15 20:16:21 | ウェブ日記
今日は帰省先の埼玉から東京に戻ってきました。
かなり暑く、少し歩くと汗だくになりました^^;
東京に来るとやはり人の多さ、そしてファッション性の高さが目に付きます

夕方に部屋につき、荷物の整理をしていると、窓の外は徐々に夜に向かっていきました。
だいぶ日が短くなったなと思います。
以前は19時30分くらいで夜になりましたが、今日は19時15分には夜になっていたような気がします。
早いもので、8月も今日で折り返しとなります。
夏祭りや花火大会も佳境になってきています
とはいえまだまだ暑い日は続きそうなので、引き続き夏バテには気をつけないといけませんね。

ところで、私は明日から仕事となります。
さすがに今日はちょっと気分が思いですね。。。
16日ならまだお盆なので本当は休みにしてほしいところですが、そうもいかないのでしょうね。
頑張ろうと思います。
明日もかなり暑くなりそうなので、熱中症には気をつけないといけません
まだ休みの方も、外に出かける際は気をつけてくださいね。

夢のあとさき

2010-08-14 23:43:09 | ウェブ日記


昨日の飲み会では夢のあとさきというものを意識することになりました。
飲み会の中では地元に残った者、東京に出た者など、色々な人の話題が出ました。
中には夢敗れてしまった者もいて、そういった話を聞いていたら人生の儚さのようなものを感じました。
かつて意気揚々と夢を語るのを聞いていただけに、そうか、その夢は消えてしまったのか…と思いました。
その人の人生だし、それほど気にする必要はないのかも知れません。
ただ、いつの間にか数年の月日が流れ、それぞれの人生に変化があったのだと思うと、妙にしんみりとした気持ちになります。
歳月というものを感じますね

ちなみに写真は横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫の広場で撮ったものです。
筋雲が太陽の光を広げている様子が、夢のぼんやりした感じと合いそうなので載せてみました。
きっとあの当時の同級生たちもみんな、大なり小なり夢を持ったことがあるのではと思います。
今も夢を追っている者、もしくは既に叶えた者もいるかも知れません。
私自身もまだ夢を捨ててはいないので、マイペースに頑張ってみようと思います

懐かしい友達と飲み会

2010-08-14 15:30:00 | ウェブ日記
昨日は高校時代の友達と飲んできました
会うのは5年半ぶりでした。
5年半ぶりに見た友達はやや見た目が変わっており、都会色が強くなっていました
聞けば友達もずっと東京に住んでいるとのこと。
二人ともお盆で埼玉に帰省していたので、今回会うこととなりました。

世間話もほどほどに、飲み屋へと向かいました。
友達が行ったことのある某居酒屋チェーン店があるらしく、そこにしました。
飲み始めてみると、かなり話が盛り上がりました
お互いの近況と高校時代のことで色々話のネタがありました。
5年半のブランクがあるということは、当然その間お互いがお互いの知らないものを見てきたということです。
うちらの共通の友達がいて、私は会う機会がなかったもののその方は共通の友達とよく会う機会があり、色々なエピソードを話してくれたりもしました。
何やら彼女と付き合っていたら修羅場になったとか何とか。。。
また、友達も2年前に転職したらしく、それを聞いて少し驚きました。
さらに、来月には子供が生まれるらしく、それを聞いてかなり驚きました。
「ええーっ!?」という感じでした(笑)
なんだよ、言ってくれれば祝いの品を持ってきたのに…と思ったりもしました。
しばらく疎遠になっていたので、メールで突然そんなことを言っても驚かせてしまうだろうとのことでした。
たしかにそうかも知れません。
いつの間にか結婚してパパになるということで、5年半の歳月を感じますね
結婚式はこれかららしく、誘ってくれるそうなのでぜひ行きたいなと思います。

それにしても。。。
友達は酒が入ると微妙に押しが強くなりすぎるかも…と思いました。
私はあまり飲めないので、早い段階でソフトドリンクにしようとしたら、「何を言ってるんだ!酒じゃないと駄目だ!」などと言っていました。
さらには「最低でもサワー」などと、鳩山前総理みたいなことを言い出す始末
そんな公約、私に振りかざされても困ります。
頑として譲らない両者はしばらく押し問答していました^^;
しかしあんまり頑なに拒否するのも白けるかと思った私は、巨峰サワーを頼むことで妥協しました。
ということで、友達氏の「最低でもサワー」発言はぎりぎり守られることになりました。
何だかこの友達が10年後くらいに、「俺の酒が飲めないのか」と言って若い人に絡む迷惑なおっさんになってしまうのではと、ちょっと心配になったりもしました。
そうならないことを祈っています。

何はともあれ、久しぶりに会って楽しい時間を過ごせました。
友達の人生の充実ぶりも眩しかったです
子供が生まれるなんて、素晴らしくめでたいことです
「もう四捨五入したら30だよ…」と憂鬱になっていた友達に、友達氏が最近はまった漫画「ONE PIECE」のセリフを拝借して一言。

「これから始まるんだよ、君の時代は」

友達氏の新たな人生が幸せになることを願っています

「宵山万華鏡」森見登美彦

2010-08-13 11:22:15 | 小説


今回ご紹介するのは「宵山万華鏡」(著:森見登美彦)です。


-----内容-----
祇園祭宵山(ぎおんまつりよいやま)の京都。
熱気あふれる祭りの夜には、現実と妖しの世界が入り乱れ、気をつけないと〈大切な人〉を失ってしまう―。
幼い姉妹、ヘタレ大学生達、怪しげな骨董屋、失踪事件に巻き込まれた過去をもつ叔父と姪。
様々な事情と思惑を抱え、人々は宵山へと迷い込んでいくが…!?
くるくるとまわり続けるこの夜を抜け出すことは、できるのか。

-----感想-----
この作品は京都を舞台に世にも不思議で面白可笑しい、そしてときにヒヤリとする物語が繰り広げられていきます。
京都が舞台だけあって和風テイストさが最大限発揮されています
祇園祭、宵山などという言葉がたくさん出てくるので、読んでいて何となくワクワクさせられました
祇園祭は言わずと知れた日本有数のお祭りですね
宵山というのは祇園祭の本祭(毎年7月17日に行われる)の前夜に行われる祭りのことで、本祭に次ぐ観客動員数を誇るとのことです。
この宵山の日が物語の核になっていて、色々な人が宵山で不思議な体験をしていきます。
森見さんの独特な世界観もあり、とても幻想的な雰囲気になっていました

今回も森見さんらしい謎めいた言葉がたくさん出てきました。
「超金魚」に「奥州斎川孫太郎虫(おうしゅうさいかわまごたろうむし)」など。。。
特に奥州斎川孫太郎虫については、そんな虫いるわけないだろと思って試しにネットで調べてみたら。。。いました。
まさか実在するとは思いませんでした(笑)
奥州斎川孫太郎虫、正体を知りたい方はこちらをどうぞ。
ちなみに作中ではこれの幼虫が食用としてまさかの串焼きになって出てきますが、私はとても食べる気にはなりません
一応現実世界でも漢方薬として用いられたり、食べられたりもしてはいるようです。

この作品は「夜は短し歩けよ乙女」とも少しリンクしています。
あのときに上映されたゲリラ演劇「偏屈王」の製作に関わっていた人たちが出てきました。
この人たちが、世にも恐ろしい「恐怖の宵山」を作り上げていくのですが、ちょっとギャグテイストになっていて面白かったです^^

「うまくいくかね」
「大丈夫だってば。相手は馬鹿だもん」
「おまえもな」
「君もな」

こんな感じで、サクサクッと進んでいく会話がウケました。
後でカラクリが分かってみると実にくだらない企みなのですが、その場面を読んでいるときはすっかり本物の物の怪かと思わされてしまいました
作品中には何度か本物の妖しの世界が垣間見えるだけに、どれが現実でどれが妖しなのか、段々分からなくなってきます。
両者が入り乱れて、独特の妖しい世界観を作り出している感じです
これが森見さんの持ち味なのだろうなと思います

そしてこの作品全体でも、各短編が少しずつリンクしています。
あるところまで読んでいくと、「あれ、これは前の話に出てきたあれじゃないか?」と気になり、その部分を確かめに読み戻りたくなるような小説です。
この微妙なリンクのさせ方が上手いなと思います。
このあたりは伊坂幸太郎さんに通じるものがありますね。
夏の夜にピッタリの、お祭りの湧き立つ雰囲気と肝試しの妖しい雰囲気を合わせ持った、面白い小説でした


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存在感抜群の雲

2010-08-12 20:23:11 | ウェブ日記


写真は先日山梨に行ったときに撮ったものです。
とても存在感のある雲が出ていました
何だか、雲の懸け橋のようですね^^
そのままドスンと落ちてきそうにも見えます(笑)
夏はこういった雲が見られるのも良いなと思います
入道雲のような雲を見ていると、今が夏なのだということを実感しますね。
冬場の雲ひとつない青空も良いですが、夏場の空は雲によって色々な姿を見せてくれます

基本的に入道雲がたくさん出ているときは雷雨を警戒したほうが良いです。
写真の雲もどす黒さを持っていて、雷雨が来るかも…と思いました。
そして帰り道、やはり雨が降ってきました。
幸い雷はそれほどでもなかったものの、雨はいきなり強くなったりしました。
これもまた、夏の風物詩なのかなと思います

「夏休み」中村航

2010-08-11 19:39:00 | 小説
夏真っ盛りな今、夏休みを楽しんでいる方も多いのではと思います。
子供たちはな感じ、大人たちはな感じでしょうか^^
というわけで、今回ご紹介するのは「夏休み」(著:中村航)です。

-----内容-----
「十日間ほど留守にします。必ず戻ります」。
吉田くんの家出がきっかけで訪れた二組のカップルの危機!?
ユキと舞子さんの書き置きに導かれて、僕と吉田くんのひと夏の不思議な旅が辿り着く場所は―
キュートで爽やか、心にじんわりとしみるとびっきりの物語。

-----感想-----
まさしく、夏休みにピッタリな小説を読みました。
その名もズバリ「夏休み」
主要な登場人物は主人公の「マモル君」と「ユキ」、「ユキの母親」、「吉田君」と「舞子さん」の5人で、マモル君とユキ、吉田君と舞子さんがそれぞれ結婚しています。
で、ある日突然吉田君が書き置きを残して家出したことから、何とも不思議な旅が始まります。
当初はマモル君、ユキ、舞子さんの3人で吉田君を探すことを兼ねた温泉旅行に行くはずだったのですが(実際には簡単に吉田君が見つかるはずもなく、ただの気晴らし旅行のようなもの)、マモル君は急な仕事が入り行くのが遅くなってしまいます。
そして仕事が終わって自分も旅行先に合流しようとしたそのとき、吉田君がいきなり帰ってきたのです。
さすがにこれには戸惑い、マモル君は旅行先のユキと連絡を取り、吉田君も一緒にそちらに連れていくことになります。
しかし舞子さんとユキは吉田君との合流を拒むかのように予定を変更していき、会おうとしません。
勝手に家出したわけですし、憤りもあると思います。
そんなわけで、しばらくマモル君と吉田君の二人で不思議な旅をすることになります。
この旅が何でもないようでいて奥深く、まさに夏休みの1ページといった感じがします
夏の夜の露天風呂とか、ちょっと入ってみたい気がします^^
虫たちの大合唱が聞こえてきそうです
最終的に吉田君と舞子さんは仲直り出来るのか、読んでいくうちに段々気になっていきました。
夏休みが終わる頃、物語もクライマックスを迎えます。
読み終わってみると、とてもほっこりとした気持ちになりました
自然と笑みがこぼれてきます。
解説を書いていたゴスペラーズの酒井雄二さんという方も同じような感想を持ったようです。
タイトルどおりの良い物語だったなと思います


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通りがかった

2010-08-10 20:19:39 | ウェブ日記
今日は父、母、弟、私の4人で山梨へ行ってきました。
山梨といえば葡萄、桃の名産地なので、今日は桃のソフトクリームを食べたりもしました
で、埼玉県の人が山梨へ行こうとすると、秩父市の山奥を通っていくことになるかと思います。
ここには雁坂トンネルという山梨方面に行くためのトンネルがあるのです。
そして秩父市の山奥といえば、記憶に新しいのが一連の遭難事故。。。
最初に登山者が遭難し、それを助けようとしたレスキュー隊員たちのヘリコプターが墜落、5名が死亡し、その後事故現場を取材していた日本テレビの社員2名が遭難し死亡した、曰くつきの場所です。
今日はその近くを通りがかることになりました。


パーキングエリアのような場所があったので、そこで少し休憩していきました。
写真はそのときに撮ったものです。


さすがに山道だけあって、空が近いです


これだけ山だと、登山するのは大変だと思います。
休憩しているとき、取材陣っぽい人たちを見かけたのですが、出来るだけ山には入らないほうが良いのではと思います。

それと。。。
社員2名の死亡後の、一連の日本テレビの姿勢にはがっかりしました。
報道の仕方を見ていると、何とかして同行していたガイドのせいにしようという意図が見え隠れして…
その報道を見たとき、それは違うだろと思いました。
結局のところ、ガイドが引き返す判断を下したにもかかわらず、最後は二人だけで強行入山したわけですし。
民間企業や政治家などが不祥事を起こしたりするとあれだけ責任責任言っているのに、自分たちの会社のことになったら誰も責任を取らず、人のせいにしようとする…
矛盾していますね。
もっと真摯な対応をしてほしいと思いました。

実家に帰省中

2010-08-09 23:24:10 | ウェブ日記
今日から実家に帰省しています。
家に行ったら妹夫婦が来ていてちょっと驚きました^^;
お土産を買ってきていたのでそのときに渡しました。
今回のお土産はぜひ「東京ばな奈」を買いたかったのですが、残念ながら時間がなくて買えませんでした。
東京ばな奈のサイトを見る方はこちらをどうぞ。
このスイーツ、東京に住んでいるわりに今まであまり食べたことがなく、お土産に買っていくこともありませんでした。
意外と売っている場所が限られているのが原因かと思います。
デパートでの取り扱いは少なく、主に鉄道の駅などで売っているようです。
今回は買えませんでしたが、次こそはお土産に買っていきたいと思います

さて、実家では明日、出かける予定を立てています。
父、母、弟、私の4人で日帰りのドライブです。
楽しんでこようと思います