読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

日本刀の一閃のような雲

2017-05-16 23:45:01 | ウェブ日記


写真は4月9日に名古屋城に桜を見に行った時に撮ったものです。
名古屋城敷地内の日本庭園「二之丸庭園」を歩いていたら空に珍しい雲が出ていたので写真に撮りました。

まるで日本刀で一閃したかのような横にスパッと広がった雲が印象的です。
雲はもっとモワモワと広がっていく印象があるのですが、この雲は本当にスパッと空を切ったかのようです。
漫画だと「空間」を切る時に写真のような描写になります。

空はたまに珍しい姿を見せてくれることがあります。
昨年の秋にモコモコとしたうろこ雲の記事を書きましたが、今回はその時と同じくらい印象的な空模様でした。
よく晴れた青空に写真のような特徴のある雲が現れるととても目立ちます。

今回は雲がたくさん出て独特な雰囲気を出しているのではなく、よく晴れた青空の中に少しの雲があることによって興味深い空模様になっていました。
青空と雲どちらが主役でも両方合わされば同じくらい見ごたえのある姿になるのも空の奥深いところです。

こういった珍しい雲が出ている空に遭遇すると普段はあまり見られない風景なので嬉しくなります。
またぜひそんな空に遭遇してみたいです

今年初の冷房

2017-05-15 22:49:53 | ウェブ日記
昨日の夜はだいぶ寝苦しくてなかなか寝られませんでした。
まだ5月の中旬なので冷房をつけるほどではないだろうと思ったのですが、予想以上に暑くて1時間くらい経っても寝付けませんでした
アパートは上の階に住んでいると下の階からの熱気によって部屋の温度が上がりがちですが、昨日はそれが特に強かったようです。
なので今年初めて冷房をつけました。

当初冷房をつける気はなかったのですが、1時間くらい経っても寝付けなかった時に「これは冷房をつけないと無理だな」と気持ちが変化しました。
久しぶりの冷房なのでリモコンでの各設定に少し戸惑いました。
エアコンの設定はこの冬に使った暖房のままなのでまずそれを冷房にし、次に温度と風量をどうするかを考えました。
部屋の熱を冷まさないといけないので温度は25度にし、風量はまだ5月なのでそれほどなくても大丈夫と見て弱めにしました。
風向きは上過ぎず下過ぎずちょうど斜めに吹き下ろす高さに設定しました。
これらの設定で冷房をつけたらようやく寝ることができました

今年は例年よりもやや早く冷房をつけることになりました。
これから夏が近づくにつれ寝苦しい日が段々増えてくると思うので、ほどよく冷房をつけるなどして快適に寝られるようにしていきたいと思います。

「スペードの3」朝井リョウ

2017-05-14 19:36:25 | 小説


今回ご紹介するのは「スペードの3」(著:朝井リョウ)です。

-----内容-----
有名劇団のかつてのスター”つかさ様”のファンクラブ「ファミリア」を束ねる美知代。
ところがある時、ファミリアの均衡を乱す者が現れる。
つかさ様似の華やかな彼女は昔の同級生。
なぜ。
過去が呼び出され、思いがけない現実が押し寄せる。
息詰まる今を乗り越える切り札はどこに。
屈折と希望を描いた連作集。

-----感想-----
「第1章 スペードの3」
江崎(えさき)美知代は太田圭子、佐々木由加とともに”つかさ様”こと香北(こうほく)つかさのファンクラブ「ファミリア」を取り仕切っています。
「つかさ様はかつて、ある有名な大劇団の夢組に所属していた。」とあり、これは宝塚歌劇団がモデルだと思います。
冬のある日、海闊(かいかつ)劇場という劇場でファミリアが夜公演の出待ちをしているところから物語が始まります。

ファミリアには「家」と呼ばれる幹部組織があり、代々三人で構成されファミリアをまとめあげています。
今は美知代、圭子、由加が「家」を構成していて、「家」のメンバーになるとつかさ様のマネージャーの連絡先と、つかさ様が大劇団時代に初めて準トップスターを務めた舞台「ファミリア」で実際に使われていた王家の紋章のレプリカが渡されるとのことです。
この「家」のメンバーになっていることについて美知代は心の中で優越感を持っていました。
これはマネージャーの連絡先を教えてもらったり、ファンクラブを取り仕切ったりすることで、自分が他のファンクラブメンバーとは違う特別な存在になったように感じて嬉しいのだと思います。

美知代は大学を卒業して七年が経つとあったので29~30歳くらいだと思います。
最も長く「家」のメンバーを務めているのが美知代で、美知代の判断には誰も逆らうことができないとありました。
三人は仲が良いのかと思いきや、美知代と由加が圭子のいないところでお嬢様育ちな雰囲気があり活発にファミリアを取り仕切るタイプではない圭子の悪口を言っていたりして、そんなに仲良しではなさそうです。
また由加と圭子は正反対の性格をしていて、「家」のメンバーで一番気が強いのが由加とのことです。

美知代は姫々(きき)サービスポートという会社で働いています。
親会社の姫々は大規模な化粧品の会社で、美知代は本当はそちらに入社したかったのですがその夢は叶わず、変わりに親会社に在庫商品の発送を行う関連会社に就職しました。
しかし由加や圭子には姫々で働いていると言って見栄を張っています。

ある日、飯島というファミリアメンバーの紹介でファミリアに新しいメンバーが入ることになります。
その新しいメンバーを美知代、由加、圭子の三人で喫茶店で待っている時に美知代が他の二人は知らないつかさ様についての知識を話す場面がありました。
その際、どの雑誌に載っていたのかを聞いてくる圭子に対し美知代は答えずにはぐらかしていました。

雑誌の具体名を挙げれば、圭子はすぐにそれを手に入れようとするだろう。せっかくの珍しい知識を分け与えたくはない。
美知代はファミリア内で一番優位な立場を守りたいと思っていて、だいぶいじましい性格だと思いました。
やがて喫茶店に新たにファミリアに入りたいという人物がやってくると美知代は衝撃を受けます。
小学校6年生の時のクラスメイト、尾上(おのうえ)愛季と思われる人物で、美知代の動揺ぶりから見てかなり因縁があるようでした。
飯島とは中学校の同級生だったとのことで、飯島に呼ばれているように自身のことはアッキーやアキと呼んでと言っていました。
小学校六年生時代と今の物語が交互に進んでいき、二人の因縁が段々と分かっていきます。

尾上愛季は美知代のクラスに転校してきました。
美知代のクラスには五十嵐壮太という活発な男子がいて、美知代は壮太に恋心を持っています。
理科の授業で実験をしている時に次のような場面がありました。
壮太が、美知代の持つ白い紙の上に顔を被せてくる。壮太の顔の形をした影が自分の手首のあたりに落ちて、美知代はそのあたりにほんのりとした熱を感じた。
影になると温度は下がるものですが美知代は影になった部分が熱っぽくなっていて、恋心が上手く表現されていました。

そして美知代は尾上愛季が転校してきてクラスで自己紹介をした時に壮太の反応を見ていて、愛季のことよりも自身が好きな壮太が転校生の女子に興味を持つのかを気にしていました。
これもまたいじましくて、子供の頃から変わらずいじましいのだなと思います。
美知代は胸中で「愛季は間違いなく、このクラスの誰よりもかわいい。」と語っていて、その可愛さに壮太が気を引かれるかも知れないと思ったようです。

美知代のクラスには明元むつ美という容姿に恵まれず性格も暗く、クラスで孤立している子がいるのですが、美知代はむつ美を自身のグループに入れています。
ただし美知代はむつ美のことを気づかってグループに入れたわけではなく、自身のクラス内での評価を高めるために入れていました。
むつ美を見ながら心の中で「よかったね、私がいて。」などとも言っていて、美知代の傲慢さは目に余るものがあります。

読んでいくと美知代はやはり壮太が好きなことがよく分かります。
そして相太は美知代ではなく愛季が好きです。
そんな中、六年生の夏の終わり、美知代は初めて学級委員の選挙に敗れ、クラスを取り仕切っていた権勢に陰りが見え始めます。

現在の美知代とアキが二人で話す場面があり、アキの言葉が怖かったです。
「小学校のときと同じだね」
「私、いまの美知代ちゃん見てると、昔を思い出すよ」
「美知代ちゃんは、この世界で、また学級委員になったつもりでいるの?」

アキの登場によりファミリアで権勢を誇っていた美知代の日々が段々おかしくなっていきます。

美知代が愛季達数人と修学旅行のしおりを作っていた時、しおりを自身の意のままに作ろうとする美知代に愛季が「美知代ちゃん、なんでもひとりでやろうとしすぎだよ」と言っていました。
段々と何でも美知代の思ったとおりにはならなくなってきます。

ファミリア内ではやがて意見の対立が表面化します。
アキが美知代に対して言った言葉は強烈でした。
「家、ってつまり、学級委員でしょう。つかさ様に詳しい人から順番に偉いって、そんなたったひとつの項目で人のこと順位づけるの、もうやめようよ」
「同じ学校に通って、同じ授業を受けて同じ給食を食べて……もうあのときみたいに、みんな同じ条件で生きているわけじゃないんだから」
「だから、何かひとつだけの項目で順位をつけるなんて、そんなこともう無理なんだよ」

「そんなこともう無理なんだよ」が特に印象的でした。
未だに学級委員のような権勢を欲しがる美知代にアキが呆れながら諭していました。

この話は終盤にどんでん返しがあり、この展開は驚きでした。
辻村深月さんの「太陽の坐る場所」と似た展開になりました。
そしてアキと美知代が二人で話すのはやはり怖いなと思いました。


「第2章 ハートの2」
これは中学校時代の明元むつ美の物語です。
むつ美は美知代や愛季達の学年でただ一人別の中学校に行きました。
「そのことが嬉しい」と胸中で言っていて、やはりあのクラスのことは嫌だったようです。
入学式から4日目、同じクラスの木村志津香がむつ美に話しかけてきます。
むつ美は志津香の様子を見て「この子は、わざと廊下の真ん中に立ち止まったり、大きな声を出したり、そのことを周りが気にしていることを気にしていないふうを装うことによって、大切な何かを守っている」と胸中で語っていて、これは深い言葉だなと思いました。
自身の立つ場所を確立したいのだと思います。

志津香に一緒に演劇部に入ろうと誘われ、むつ美は演劇部に入る決心をします。
そして志津香と友達になれそうなのを喜びます。
むつ美は演劇部の美術班になり、志津香は演技班になります。
むつ美は演劇部2年生の坂町伸一郎先輩が好きで心の中で想いを寄せています。
そして第1章に登場した飯島も同じ中学校でむつ美や志津香と同学年で演劇部に入っています。
飯島はこの時から既に舞台やミュージカルが好きだったようで、そこからやがて”つかさ様”のファンクラブに入ることになりました。

7月、一学期の終業式の後に行われる夏公演をもって三年生が引退し、坂町伸一郎が部長になります。
演劇部の人数も7人に減ったためむつ美も公演に出ないかと言われますが、容姿に強烈なコンプレックスを持つむつ美は「絶対むり」と断っていました。

飯島の家にむつ美と志津香が集まりミュージカルの新人公演のビデオを見ていた時、新人時代の香北つかさが登場しました。
むつ美はつかさが愛季に似ていると思います。
そしてつかさが自分とも少しだけ似ているかも知れないと思いました。
自分と少しだけ似ているつかさの活躍を見てむつ美は勇気をもらっていました。

春休みになり演劇部は新入生歓迎公演の準備をします。
むつ美達がむらみか先輩と呼んでいる村井実花子は最初下級生にそっけなかったりよそよそしかったりする印象があったのですが、途中でそうではないことが分かりました。
志津香は外見に一つ問題があるのですが、むらみか先輩は公演が近づくと余計なことは言わずに必ずその問題に力を添えてくれていました。
そんな二人を見てむつ美は思うことがありました。
志津香には、むらみか先輩がいた。自分には一体、誰がいるのだろう。
外見の問題を助けてくれる人は、むつ美の前には現れていないです。

この話でむつ美は美知代のことを「学級委員のあの子」と呼んでいました。
かつて美知代が思っていたような「自分を気にかけてくれる偉大な人」とは思っていないことがよく分かる呼び方でした。


「第3章 ダイヤのエース」
この話は香北つかさが語り手で、第一章の終盤で「芸能界引退」と名前の出た人気絶頂の芸能人、沖乃原円(おきのはらまどか)の引退会見の記事から始まります。
つかさと円は同い年の36歳で、同じ年に日本舞踊学校に入学しました。
このモデルは宝塚音楽学校だと思います。

つかさは大劇団の夢組を卒業して四年が経ちます。
しかしつかさには円と違いテレビ出演の依頼はほとんど来ないです。
つかさと円は二人とも夢組でつかさは男役、円は娘役のそれぞれ準トップスターでした。

この話は第一章と同じ時期で、第一章の序盤で美知代達ファミリアがファンレターや贈り物を渡した時の場面がつかさの視点で描かれていました。
つかさと円は同じ事務所なのですが、マネージャーが「円が明日事務所に来る」と言った時、つかさの反応は素っ気なかったです。
「……円さん、つかささんに会いたがってるみたいですよ」と言っても「そう」としか言わず、歓迎していないのは明らかでした。
先に大劇団を退団した円は退団してすぐ事務所の看板女優になり、姫々の広告に何年も使われていたりもして、そんな円を妬んでいるようにも見えました。

つかさが休日に実家に帰って母親と話していた時、第一章にもあった「黄色いストール」の話が出てきました。
このストールにどんな意味があるのかとても気になりました。
また、つかさには円の引退会見の日から毎日書いている文章があり、これも何が書いてあるのか気になりました。

円には「家が貧乏」「両親が離婚し父親と離ればなれ」「学校時代は問題児だった」など、いかにもテレビが好みそうな「物語」があります。
対してつかさにはそういった「物語」はないです。
そしてつかさが欲しくて欲しくてたまらないのが円のような「物語」です。

この話では序盤で日本舞踊学校時代につかさと円がこれから実技試験を行う受験生の前でバレエの模範演技をする場面がありました。
その際、円が受験生では気づかないようなほんのわずかなミスをし、一方のつかさは抜群の演技をしていました。
「受験生はつかさを見るが、講師は円を見る」とあったので、受験生がつかさの演技に魅了されたのに対し、講師は円のわずかなミスを見逃していなくてさすがだなと思いました。
そして終盤に「同級生はつかさの姿を見るが講師は円の姿を見る」という似た描写が出てきました。
それを見るとかつて講師は単に円がわずかなミスをしたから見ていたわけではないことが分かり、この描写は奥が深いなと思いました。
両者の歌劇を行う人としての生まれながらのタイプの違いが描かれていました。

つかさの「物語」についての思いは印象的でした。
この人はこんな仕事をしているのだから、こんな物語を背負っているはずだ。
こんなものを生んだからには、この余白にはこんな言葉が当てはまるはずだ。
こんな背景から生まれたものだから、美しいのだ。
これは呪いだ。

物語を持たないつかさにとって周りからの物語への期待は呪いに見えていました。

また、つかさと円が事務所で話した場面で印象的なものがありました。
「がんばってね」
円はちらりと、つかさの目を見た。
「……ごめんね」

円はつかさに「がんばってね」と言いますが、つかさの目を見て「がんばってね」とは全く違う「ごめんね」という言葉を言っていました。
自身の「がんばってね」という言葉はつかさを元気づけるどころか不快にさせたことを悟ったようです。
自身がつかさにどう思われているかを目の当たりにしたということでもあり、これは円にとっては胸が苦しかったと思います。
一方のつかさも円からかけられた「がんばってね」という言葉を素直に受け止めることも表面上だけ受け止めることもできず、不快感が目の色に出てしまいました。
罵倒するような言葉ではなく応援する言葉なのに不快になるのはその人物のことが心底嫌いということであり、同級生で同じ夢組に所属していたのにこれだけ嫌いになってしまうのは寂しいものだと思います。

それでも最後つかさが「物語」の呪縛から解き放たれ、気持ちに整理をつけることができたのは良かったです。
円に抱いていたわだかまりからも解き放たれたような気がします。
つかさはつかさのペースで、演技をする人としてこれからも芸能分野で活躍していってほしいと思います。


第1章では思惑や動揺、第2章では悩み、第3章では葛藤といった心の動きが描かれていて面白かったです。
どの心の動きも爽やかなものではないのですが、それでもどの章も最後にはこの先に希望が持てる終わり方をしていたので良かったです。


※図書レビュー館(レビュー記事の作家ごとの一覧)を見る方はこちらをどうぞ。

※図書ランキングはこちらをどうぞ。

お魚づくし弁当

2017-05-13 23:59:25 | グルメ


「駅弁の文化」の記事で駅弁について触れたので、今回は食べた駅弁のご紹介をします。
写真は東京駅で買った「お魚づくし弁当」です。
私はこの弁当が好きで過去に何度か食べています。

この「お魚づくし弁当」は品数が非常に豊富です。
まず右上のメインの部分はサワラの照焼き、カレイの西京焼き、マグロの味噌焼き、鮭の塩焼き、海老の天ぷら、鳥の胡麻天ぷら、茹でたシシトウ、たまご焼きです。
食べやすいサイズの魚が4つも入っているのが良いなと思います。
それぞれ焼き方が違うので色々な焼き方の魚を楽しめます。
どの魚も丁寧に焼いてあり美味しいです

左上の部分はきゅうりの漬け物、梅干し、蒸したあさりです。
このあさりは「深川弁当」というあさりご飯でも見かけます。
きゅうりの漬け物や梅干しは目立たないですが良いアクセントになります。

右下の部分は茄子、いんげん、こんにゃく、しいたけ、人参、かぼちゃ、ゴボウ、高野豆腐をそれぞれ煮たものです。
茄子は煮浸しのようになっています。
この煮物の部分も種類が多く色々な味が楽しめます。

色々な食べ物が入っているので次はどれを食べようかと選べるのも良いです。
美味しい弁当なのでまた機会があれば食べたいと思います

※「九州縦断味めぐり弁当」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

駅弁の文化

2017-05-12 19:10:57 | ウェブ日記


写真はゴールデンウィーク最終日の5月7日に東京駅で撮ったものです。
東京駅には駅弁の売り場がいくつもあり、写真の「駅弁屋 祭」はその中でも大きな売り場です。

私は今は愛知県に住んでいて、その前は山口県に住んでいました。
なので埼玉県の実家に帰省する時はどちらも新幹線に乗ってまず東京駅に行きます。
その時は東京駅に着いてからお昼の時間帯になっていくことが多いので、新幹線の中ではコーヒーを飲んだりお菓子を食べたりするくらいです。
そして帰省先から戻る時は東京駅から新幹線に乗り、その時にお昼の時間帯になることが多いのでよく駅弁を買います。
東京駅の場合は「つばめグリル」やとんかつの「平田牧場」などのお店も弁当や惣菜の販売をしていて、私はそちらで買うこともよくあります。

私は日本の駅弁の文化が好きです。
新幹線での長い移動時間も駅弁があると普段は食べないものを食べる楽しみがあり心が弾みます。
東京駅のような駅だと日本各地の色々な駅弁が集まっていたりもするので、その中から食べたい駅弁を選ぶのも楽しいです。
また帰省や用事で東京方面に出掛ける時は駅弁を食べたいと思います

大型連休前後での日の長さ

2017-05-08 21:49:01 | ウェブ日記
昨日でゴールデンウィークの9連休が終わりました。
今日から普段の日々に戻った人も多いと思います。

ゴールデンウィークの9連休が過ぎて、一段と日が長くなりました
同じ時刻、同じ場所の夕方の愛知の空を見た時、帰省から戻ってきてから見た空は、帰省する前に見ていた空よりもさらに昼間の色合いが強くなりました。

それとは反対にお盆休みが大型連休になった時、久しぶりに帰省先から戻ってくると帰省する前よりだいぶ日が短くなったなと感じます。
18時30分頃の空を見た時、帰省する前にはまだまだ明るかったはずの空が帰省から戻ってきてから見ると薄暗くなり明らかに夕方の気配が色濃くなっています。
普段見ている空をしばらく見ずにいて久しぶりに見ると、日の長さの変化がよく分かります。

日の長さの変化がよく分かるのはその二つの大型連休だと思います。
年末年始の休みだとそんなに大きな日の長さの変化は感じないです。

私は日の長い時期が好きで、特に夏至に向かってどんどん日が長くなっていく今の時期が好きです。
昨日はゴールデンウィークが終わって帰省先から戻り、夕方に空を見た時に一段と日が長くなっているのを見て嬉しくなりました
この先は夏至に向けてさらに日が長くなっていくのを実感しながら楽しみたいと思います

ゆっくり過ごしたゴールデンウィーク

2017-05-07 11:38:05 | ウェブ日記
今日はゴールデンウィークの最終日です。
今年は9連休だったのですがあっという間に最終日を迎えました。
初日に実家に帰省してゴールデンウィーク最終日の今日まで滞在しました。

このゴールデンウィークは二回ほど家族で出掛けました。
一度目は近場の綺麗な景色を見に行き、二度目は川越に行きました。
どちらも良い気分転換になりました

実家の朝御飯は和食なのでほぼ毎日納豆ご飯を食べました。
私は納豆が好きなのですが普段の朝食はパンにしていてめっきり納豆を食べる機会がなくなっているので、実家に帰省すると食べられるのはとても嬉しいです。

風邪はやっと治りました。
ゴールデンウィークの初日の時点で風邪になって一週間だったので間もなく治ると思いましたが、そこから治るまでにまだしばらくかかりました。
ゴールデンウィークの後半になり風邪声が元に戻り、ようやくほぼ治った状態になりました。
長く続いた手強い風邪でしたが無事に治ってくれて良かったです。

実家では毎日ご飯を用意してもらえ洗濯もしてもらえ、ゆっくり過ごすことができて良かったです。
最終日の今日は小説を読んだりしながら名残の一日を楽しもうと思います

「あまからカルテット」柚木麻子

2017-05-06 19:31:17 | 小説


今回ご紹介するのは「あまからカルテット」(著:柚木麻子)です。

-----内容-----
女子中学校の頃から仲良し四人組の友情は、アラサーの現在も進行中。
ピアノ講師の葛原咲子、編集者の薫子、美容部員の満里子、料理上手な由香子は、それぞれ容姿も性格も違うけれど、恋に仕事に悩みは尽きず……
稲荷寿司、甘食、ハイボール、ラー油、おせちなど美味しいものを手がかりに、無事に難題解決なるか!?

-----感想-----
葛原咲子、立花満里子、島田薫子、深沢由香子の女子中学校時代からの親友四人組の物語です。
四人とも東京に住んでいて、咲子は二子玉川、満里子は桜新町、薫子は五反田、由香子は旗の台に住んでいます。

「恋する稲荷寿司」
咲子は自宅でピアノの講師をしている28歳の独身で恋人はいないです。
夏のある日、たまたま花火大会で隣のシートになった男の人に恋心を抱きます。
会話をしてお稲荷さんを分けてもらったりもして仲睦まじい雰囲気だったのですが、連絡先は交換できずにそのまま別れてしまいました。
咲子の家に集まった親友の薫子、満里子、由香子にそのことを話すと非難されたり慰められたりしていました。
そして奥手で滅多に出会いのない咲子のために皆で力を合わせてこの男の人を探し出そうとします。
手がかりは凄く美味しかった稲荷寿司だけです。

当初、この話は咲子の語りで進んでいくのだと思いました。
ところがすぐに咲子から薫子に語りが変わって、一つの短編の中で親友四人組それぞれの語りがあります。
他の短編も同じようになっていて、四人の中の誰かに起きた問題に対し四人で力を合わせて解決していました。


「はにかむ甘食」
「恋する稲荷寿司」の次の年の春になります。
由香子はとても料理上手で、「ごろぱんだな毎日」というブログで作った料理のレシピを掲載しています。
この由香子の料理レシピが好評で書籍化され薫子の出版社から出版されることになります。
さらにこの料理本の担当は薫子で、親友の本を担当するということで薫子は張り切っていました。

ところが薫子には心配していることがありました。
何と由香子が料理を作れなくなってしまったのです。

薫子の出版社では『ナチュラルママ』という雑誌を出していて、その雑誌のお料理ページにたまたま空きができた時に薫子の勧めで由香子が記事を書きます。
それが大反響だったためそのまま連載になりました。
相乗効果でブログも一日のアクセス数が10万を超える有名ブログになりました。
しかしある時由香子はネットで何気なく自分の名前を検索し、自分がネットで罵詈雑言を浴びせられ叩かれていることを知ります。
童顔の容姿を揶揄され、料理も有名料理家のパクリだと言われ馬鹿にされていました。
そのショックで由香子は何日も家に閉じこもり荒んだ生活をし、料理も作れなくなっていました。

そんな由香子を元気づけるため、三人は由香子の子供の頃の「甘食の思い出」に出てくるノンちゃんを探し出そうとします。
しかし満里子と薫子が喧嘩をしてしまい、咲子が「由香子がいないと、やっぱり駄目だね……。私達」と言っていたのが印象的でした。
一番大人しくても一番みんなを調和させられるのが由香子のようです。


「胸さわぎのハイボール」
お姫様気質の満里子は国内最大手の老舗化粧品メーカー「ボーテ」の社員で、日本橋のデパートの店舗で働いています。
そして店長になりました。
しかし店長の業務は大変で予算のノルマが頭の大半を占めていて心の休まる暇がないようです。
この話の冒頭から凄くピリピリとしていて、店長ではなかったこれまでとは大分様子が変わったなと思いました。

「恋する稲荷寿司」で付き合い始めた一歳年下のシステムエンジニア、高須雄太とは付き合ってそろそろ一年になります。
満里子はプロポーズを待っているのですが雄太にはなかなかその気配がなく、満里子はじれったく思っていました。

ある日、酔っぱらって帰ってきた雄太の口から雪子という女の人の名前が出て満里子は驚きます。
雪子は高校の同級生で一緒に吹奏楽部に所属していた仲間で、最近飲み屋を始めたので雄太はそこに行っていました。
ハイボールが素晴らしく美味しいとのことです。
そして料理も美味いと褒めちぎる雄太に、満里子は「私にだってそれくらい作れる」と激怒していました。

咲子、満里子、薫子、由香子の四人で珍しく有楽町のガード下で飲み会をしている時、満里子が「きっと、雄太を盗まれちゃう」とかなり弱気になっているのが印象的でした。
満里子は雄太が酔っぱらって帰ってきた日以来、雄太からの電話もメールも許否してしまっています。
二人を仲直りさせるため、薫子と咲子と由香子は雪子のお店を見つけ出して行ってみることにします。

薫子と満里子がまたしても喧嘩をしてしまいます。
薫子は満里子のことを「もう、知らない。あんなヤツ!」と言っていました。
しかしその後、「どんな時でも満里子の味方でいるって決めているんです」と言っている場面がありました。
喧嘩をしたくらいでは揺るがない友情があって、良い関係だと思いました。


「てんてこ舞いにラー油」
「胸騒ぎのハイボール」から2ヶ月が経ち11月を迎えています。
同じ出版社の先輩、バキさんこと膳場恭一郎と結婚した薫子は神楽坂の「ヴォーン神楽坂」というマンションに引っ越して新しい生活を始めていました。
しかしマンションでは奥様たちの付き合いがかなり濃密で、薫子は辟易しています。
出版社の仕事も忙しいので早くも結婚生活に疲れていました。

忙しい薫子を気遣い、咲子、満里子、由香子の三人は薫子の職場の近くの飯田橋にあるカフェでランチをしようと提案します。
そこに現れた薫子はかつてないほどやつれていて三人を驚かせました。
文芸の編集になった薫子は何人もの売れっ子作家を抱え、マンションでの奥様付き合いにも時間を取られ多忙を極めていました。
結婚生活については「そもそも、一緒に住んでいるのも忘れるほど、旦那に会ってないし。たまに帰ってきても、日付が変わってるんだもん」と言っていて、だいぶすれ違い生活になっています。
家の中が散らかりっぱなしなのを三人が整理すると言っても、「一度人を頼ったら二度と自力で立てなくなる」と考える薫子は断っていました。

そんなある日、薫子が帰宅するとマンションの玄関ドアに袋に入ったラー油がかけられていました。
物凄く美味しいラー油で色々な料理に重宝することから、料理をする気力のなくなっていた薫子も再び気力が湧いてくるほどでした。
当初料理上手な由香子が届けてくれたのではと思ったものの由香子ではなくて、一体誰が届けてくれたのかが謎でした。

この話では意地を張って親友の助けを拒み、一人で何もかも何とかしようとする薫子の姿が印象的でした。
人に頼るのは決して恥ずかしいことではなく、薫子も次第にそのことに気づいていきました。
追い詰められた時は意地を張らず好意を素直に受け取って助けてもらえば気持ちもだいぶ楽になると思います。


「おせちでカルテット」
この話は「12月31日 午後6時35分 薫子」のように、少しずつ時間が進みながら四人それぞれの物語が進んでいきます。
大晦日の夜、薫子がマンションで咲子、満里子、由香子を待つところから物語が始まります。
四人でおせち料理を作ることになっていました。
薫子は鹿児島に住む夫の母から膳場家に代々伝わる漆の四段重を渡され、立派なおせち料理を作るように言われていました。
しかし薫子にそんな料理の腕はないので、親友達の力を借りて何とかしようとします。
私的には漆の四段重を送ってまでしておせち料理を作るように言ってくる義母が嫌な人だなと思いました。
薫子も相手と張り合いやすい性格なので作れないとは言わず、四人がかりで立派なおせち料理を作って義母を圧倒しようと考えます。
義母は次の日の1月1日に来ると言っていたのですが、何とまだおせち料理も作っていないのにいきなりやってきて薫子は衝撃を受けます。

咲子はなぜか埼玉県の秩父市にいました。
神楽坂の薫子のマンションまで電車で2時間以上かかるのですが、この日は大雪が降っていて秩父線が運休になってしまい、咲子は途方に暮れます。
母親や親友達、恋人にも内緒で秩父のスーパーに試食販売のアルバイトをしに来ていました。
途方に暮れていたところで大学時代の元恋人の佐久間詠一郎とばったり再会します。

満里子は日本橋のデパートで新年二日にある初売り出し用の福袋の準備に追われていました。
ようやく準備が終わって帰ろうと思ったその時、後輩の遠藤保美が指にはめていた婚約指輪がなくなったことに気づきます。
満里子、保美、そして一緒に作業していた望月留美子、城山詩子(うたこ)の四人で探しますがなかなか見つからないです。
さらにもう全員帰ったと思った警備員にドアの鍵を閉められ、デパートの倉庫内に閉じ込められてしまいます。
これから薫子のマンションに向かうはずが満里子も窮地に立たされていました。

由香子はテレビ局で「深沢由香子のフカフカクッキング」という料理番組の収録をしていました。
夫は海外出張中で、二週間前に酔っ払った女から「ご主人が好きだから必ずあなたから奪ってみせる」という国際電話がかかってきたため由香子の胸中は穏やかではないです。
収録が終わって帰ろうとした時、テレビ局から「大雪の影響で5時間後に始まる生放送の新年特番で使うおせち料理が調達できなくなったから、変わりに何とか由香子に作ってもらえないか」と頼まれます。
戸惑う由香子ですがかつて親友四人で交わした約束を思い出します。
「仕事と恋のチャンスは友情より優先するべき。そんなことで壊れる私達じゃないもの。」
テレビ局から懇願され、普段は目立たないと思っている自分が頼られていることに気を良くした由香子は緊急のおせち料理作りを引き受けます。

四人それぞれ予想外の事態になっていました。
薫子はやってきた義母相手に気まずい思いをしていて、「明日夫が帰ってくるまで自分は義母相手に持ちこたえることができるのだろうか。」と胸中で語っていました。
咲子は詠一郎のへらへらとした態度にペースを乱され、かつての付き合っていた日々を思い出したりもしていました。
満里子はどうせ当分脱出できないならと、城山詩子を実験台にして福袋の中味の化粧品を使ってメイクアップをして、自社の福袋化粧品の力を確かめたりしていました。
由香子は普段からは考えられないようなリーダーシップを発揮しておせち料理を何とかするために奮戦していました。
薫子のマンションに四人で集まって義母対策のおせち料理を準備するという当初の予定とは全く違う展開になり、四人それぞれの話がどうなっていくのか興味深かったです。


軽いタッチの文章で書かれていて読みやすく面白い作品でした。
ある人がある人に対して持っていた印象が最初とは違ったものになり、その人の当初思い込んでいた人柄とは違う一面が見られる場面が何度かあったのも印象的でした。
四人の友情とともにそんな人付き合いの奥深さも描かれていていて興味深く読みました。
これからも結婚や出産での環境の変化があったり、喧嘩をしたりすることがあるかも知れないですが、この四人の友情は変わらず続いていくと思いました。


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家族で川越へ

2017-05-05 23:03:27 | ウェブ日記


昨日は家族で埼玉県の川越に出かけました。
川越は「小江戸」と呼ばれる観光地で、埼玉県の人気の観光スポットの一つになっています。
江戸時代、川越は江戸の北の守りとして江戸と活発に交流があり、江戸から川越に最新の文化が入っていったことから、川越は小江戸と呼ばれるようになったとのことです。

ゴールデンウィークなので大勢の観光客で賑わっていました。
「蔵造りの町並み」と呼ばれる江戸時代のような町並みが情緒がありとても良かったです

また川越はさつまいもが有名で、さつまいもを使った食べ物が沢山あります。
食べ歩きも有名なようで、大勢の人が色々なものを食べていました。
私達はつぶ餡とさつまいもが入った饅頭、さつまいも餡のたい焼き、紫いもとさつまいものミックスソフトクリームを食べました。
饅頭のさつまいもは輪切りにしたさつまいもがそのまま入っていました。
さつまいもがメインなので和風でしっとりなお菓子が多く、これも小江戸情緒があって良いと思います。

「蔵造りの町並み」の雰囲気が良く、食べ歩きの食べ物も美味しいので楽しく散策できました。
またいつか行ってみたいと思います

憲法記念日2017 日本共産党談話 昨年と今年の特徴

2017-05-04 23:57:07 | 政治
※「憲法記念日2017」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。

写真の真ん中にあるのは憲法記念日の5月3日、東京新聞に掲載された日本共産党の憲法に対する談話です。



『憲法の全条項を守るとともに、憲法を生かす政治を実現する決意。国民・市民の皆さんと、安倍改憲を阻止するため、ともに力を合わせる。』

次に同じく昨年の5月3日に東京新聞に掲載された日本共産党の談話を見てみます。



市民、国民と力を合わせ、野党共闘を前進させる。憲法違反の安全保障法制を廃止し、立憲主義を日本の政治に取り戻すために、全力を挙げる決意を表明する。国家権力の暴走を許せば、独裁政治に道を開く。』

昨年も今年も、わざわざ国民とは別に「市民」という言葉が設けられています。
しかも昨年は「市民、国民と力を合わせ~」と国民よりも前に「市民」を持ってきていて、この「市民」とは一体誰のことを言っているのかを「憲法記念日2016 共産党の談話」で記事にしました。
そうしたら、私と同じような疑問の声が沢山上がりでもしてさすがにまずいと思ったのか、今年は「国民・市民の皆さんと~」と順番を変えて国民を前に持ってきました。
ただしわざわざ国民とは別に「市民」を設けることについては今年も変えていないです。

日本国民とは別に設けていることから見て、この「市民」とは外国人のことを言っていると考えられます。
さらに、例えば今年の談話の「国民・市民の皆さんと、安倍改憲を阻止するため、ともに力を合わせる」とあるのは、日本にいる外国人(在日外国人)と力を合わせ、「日本国憲法の改正を阻止する政治活動を行う」ということです。

ちなみに憲法は「日本国民」の為のものです。
日本国憲法の序文にもそのことが書かれています。
日本に住む外国人(在日外国人)は日本人ではないのですから、当然日本のことについて書かれた日本国憲法に口を出す権利はないです。
これは世界的に当たり前の話で、例えば国籍は日本のままアメリカに住む日本人がアメリカの憲法に口を出すのは筋違いであり、アメリカ人からすれば「こちらの憲法に文句があるのなら、自分の国に帰りなさい」となります。

日本共産党はよく「憲法違反だ!」という言葉を使って安全保障に関する政策を批判しています。
それなのに自分達は「憲法は「日本国民」の為のもの」だということが日本国憲法の序文にも書かれているのにそれをないがしろにするとは、どういうことでしょうか。
これだと「自分達が憲法をないがしろにするのは良いが、自民党が憲法をないがしろにするのは許さない」というご都合主義の論法になっていて、日本共産党のような左翼勢力が信用されない理由の一つだと思います。
これは民進党や社民党にも同じことが言え、これらの勢力の人達は言っていることが常にダブルスタンダードです。
「自分達が⚪⚪をするのは良いが、自民党が⚪⚪をするのは許さない」という論法を日常的に使っています。
これはとにかく自民党を批判したいという思いが強すぎて自分達のことが見えなくなっているのだと思います。
自民党を片っ端から批判しておけば支持してもらえると思っているのかも知れませんが、実際にはそんなことはなく、ネットではどれほどご都合主義な主張をしているかが完全に見破られています。
人の批判だけに明け暮れるのではなく、自分達がなぜ信用されないのかを考えたほうが良いのではと思います。