しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

映画『ガーダ~パレスチナの詩~』(9/16*土)

2006-09-16 | 読書大好き!
金沢では、今日から4本のドキュメンタリー映画が
香林坊のシネモンドで上映される。
どれもこれも、観なければ損な映画ばかりだと思う。
今日は初日で大サービスの監督のトーク付き映画が2本。
午前に「六ヶ所村ラプソディ」鎌仲ひとみ監督、
午後に『ガーダ~パレスチナの詩~」古居みずえ監督の
上映とトークがあったので、さっそく仕事の終わった午後に出かけた。

遠くの日本でおぼろげにニュースで流れるパレスチナの
難民キャンプの問題を、どれだけ頭で想像してみても
私には、なかなか現実感が湧かない。
でもこの映画を観て、ガーダという一人の女性を通して
パレスチナという場所をみていくと
同じ人(女性)として生きる哀しみや喜びがしっかり伝わってくる。
前向きに生きる彼女は古い因習とぶつかりながらも
パレスチナ人としての自分自身のテーマを探し求めていく。
それは、古老たちから故郷を奪われた体験や暮らしを
しっかりと次代に伝えるというものだった。

飛び交う銃弾の中での生活。人々は進撃する戦車に
石を投げて抵抗し、その人々に向って銃が撃たれ毎日人が死んでいく。
憎しみと憎悪の繰り返し。そして家を壊され、
畑を奪われる悲しみの中でも彼らは愛をテーマとした
詩や踊りを楽しむ、そんな人として明るく必死に生きる姿。
私の中でパレスチナという場所がこの映画を観てやっと見えて来た。
古居監督が12年間撮り続けて作り上げた
この映画からは、ニュースでは知ることの出来ない世界や
そこで生きる人々の等身大の姿が見えてくる。

映画のあとは、県のNPOセンターで二人の監督さんの
対談があったので、それにも参加。
そこでは、今日本が向おうとする方向が
いろんな状況からとても危険な方向に向かって来ていることを知った。
そこからは戦争に関わっていこうとする国の姿が見えてくる。
まず、地域を守ること。人間関係のつながりをしっかり持つこと。
そして、いろんな問題を一人でも多くの人と共有していくこと。
一緒に悩んでいくことが大切!といった鎌仲監督の言葉が印象的だった。