3日は、野鳥の会東富士支部が神奈川県大磯で
アオバト探鳥会の日だというので、私も参加してきました。
他支部の探鳥会はどんなふうなのか興味津々。
須走駅で集合して電車で移動です。
大磯の海岸に着くとプロミナーやカメラがずらりと並んでいました。
駅から大磯の海岸まで歩きましたが
途中、アオバトの群れをいくつも見かけました。
まるで渡りの光景のようでした。
群れでやって来たアオバトたちは、
海水を飲むために岩礁に降り立ちます。
大きな波が来ると飛び立つので見ている方も
なかなかじっくり観察が出来ません。
とろいアオバトは波に飲まれて死んでしまうことも多々あるらしい。
ここのベテランさんが写真を見せながら
訪れる人に説明をしていました。
落ちていたアオバトの羽を拾いました。
ハヤブサなどに狙われて命を落とすものもいるようです。
こんなふうなアオバトの死骸を数羽見かけました。
群れが飛んで来て岩礁に降りるのを観察、それが延々と続きます。
この日の朝は同時に500羽が確認されたそうで、
今年2番目の多さだったとか。
この日まで大磯郷土資料館でアオバトの展示があるというので
みんなでまた電車に乗って場所を移動しました。
「こまたん」というグループが、アオバトをテーマにして
活動しているようです。海水を飲むアオバトのことは知っていましたが
その様子を観察したのは初めてで、とても印象深い探鳥会でした。
5月から11月にかけて、1000m以上の丹沢の山から
ここ大磯に群れでやって来て海水を飲むアオバトたち。
繁殖期のアオバトは、果実しか食べず、ナトリウムが必要となって
海水を飲むのだそうです。他の鳥には見られない不思議な生態でした。
お世話になった東富士支部の方々。
このあと、みんなでお昼ご飯を食べてお別れしました。
自分のフィールドでも確認できるアオバトですが、
子育て時期にはどうしているのか、とても興味が湧きました。
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