しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

ミミカキグサ。(10/25*火)

2011-10-25 | 植物大好き!
四万十町の遠山湿地で見つけたのは、
花が耳かきのような形をしているミミカキグサ。
こう見えても食虫植物で、地下茎に補虫網を持ち、
プランクトンなどを捕らえるそうです。

丘陵から山地の泥湿地に生え、本州から沖縄、
および中国、インド、マレーシア、オーストラリアに分布する。
花茎の高さが7~15cmで足下に小さく咲く姿はなかなか愛らしい。

もちろん、私はここで初めて見ました。

柏の276000Bq/kgの土壌も安全を主張する国、自治体、メディア、専門家を信じてはならない。

2011-10-24 | 原発関連ニュース
柏の276000Bq/kgの土壌も安全を主張する国、
自治体、メディア、専門家を信じてはならない。

ジャーナリスト木下黄太さんブログより

*事態はかなり深刻だと、福島原発事故以来ずっとそう感じている。
 私たちは井の中の蛙状態で情報操作された国の中。
 それを知って、本当はどうなのか?を探らなければならない、
 探って真実にたどり着いたなら、やっぱり声を上げなければ、
 ただ大きな権力に藻くずのように巻き込まれていってしまう。
 今日、言葉を交わした隣家の人が
 「もう、ここも時間の問題。あきらめている」と云った。
 何もせずに諦めるのは、早すぎないか?

ガガイモの味。(10/24*月)

2011-10-24 | 植物大好き!

*すっかり周りは秋の景色。


*曇空が川に映り込む。

四万十川の沈下橋で一番古い一斗俵。
研修生たちと視察に行って見つけたのがこれ!


少し古くなったムカゴだと早とちりして、口に入れて噛むと苦~い!
それを見ていた地元のお仲間が笑いながら
「苦いでしょ!」と、経験者は語る・・・の口ぶりで。
そばで咲いていたツユクサまでが
「クックックッ、苦いでしょ」と笑っているようでした。


ムカゴよりゴツゴツしている、これはガガイモの実。
この果実を乾燥したものを生薬で、羅摩子(らまし)というそうで
滋養強壮に効くらしい。
私のお散歩道ではあまり見かけないガガイモ。
今度から注意してみてみましょう。


そばではブラブラと小さなスズメウリがぶら下がっていました。
これらのシーンの組み合わせが、
この季節この場所での、私の思い出。


安西英明さんを迎えて。(10/23*日)

2011-10-23 | 野鳥大好き!
*森の中を、鳥や虫などを観察しながら
 安西さんと一緒に歩きました。

*子どもたちも野鳥クイズに挑戦!

昨年に引き続き、今日は普正寺の森で、
野鳥観察体験会がありました。講師は、
東京本部から日本野鳥の会の安西英明さんをお招きし、
我々野鳥の会石川のメンバーも4人、
スタッフとして参加しました。
安西英明さんは、日本野鳥の会の経験豊富な初代レンジャーで、
ウトナイ湖サンクチュアリで活躍された方です。

期待した冬鳥たちの姿はまだ見えず、
森の中にはあちこちでクモの姿があり、
クモにも詳しい安西さんが何種かクモの説明もしてくれました。

*ジョロウグモの多い中、これはコガタコガネグモ。

*1ミリくらいの小さなクモ。仁丹のように銀色に光るこのクモは
 ジョロウグモの巣にいたイソウロウグモ。
 その他、アリにしか見えないアリグモも観察。

*道で弱っていたアケビコノハ。久しぶりで会いました。

探鳥会初参加の方も半分ほどいましたが、
みな熱心に安西さんのお話を聞きながら、
初めて見る野鳥の姿や声に興味津々の様子でした。

後半は、安西さんによる講演。
野鳥の楽しい話や野鳥クイズ、地球誕生の話まで
あっという間の時間でした。

*これはカケスの羽、きれい~!

午前中のイベントが終ったあとは、場所を変えて
野鳥の会石川主催の研修会「楽しい探鳥会のために」が行われました。
探鳥会リーダーを中心に、みんな熱心に安西さんの話を聞きました。

さぁ、ヒントをいっぱいいただいて
新たな気持ちでこれからも探鳥会などに参加しましょう!
そんな気持ちにさせてくれた研修会でした。
安西さん、参加のみなさま、本当にお疲れさまでした~!
野鳥を保護する立場での活動、
これからも末永く頑張りましょうね。

絶滅危惧種イヌセンブリ。(10/22*土)

2011-10-22 | 植物大好き!
今回も、四万十町の遠山の湿地を視察しました。
ここを歩くのは、9月に続けて私は二回目。
歩き始めようとすると、栗が落ちていました。
湿地好きなイノシシの足跡があちこちに残された場所で
イノシシが食べた殻という栗は、
こんなに見事に皮だけ残されていました。
あまりの上手な食べっぷりに感動!!


そして、思わずそばに落ちたばかりの栗を私たちも夢中で拾うという
うれしいタイミングで始まりました~☆

ここでは前回、見かけなかった花が何種か咲いていました。
その一つがこのイヌセンブリ、これは湿地に生息する植物ですが
絶滅危惧種となっています。
センブリに比べて雌しべの白い毛がもじゃもじゃと多く、
苦味が弱いのが見分けるコツ。
センブリは陽当たりの良いやや乾いた山地、
私は時々訪れる医王山などで見かけます。
このイヌセンブリは、ここで初めて見ました。

訪れた遠山の湿地は、貴重な植物が多く、
四万十町が湿地のビオトープづくりをする予定地となっているそうです。
貴重な植物が、これからも消えることのないように願いたいものですね。


キバナアキギリ。(10/21*金)

2011-10-22 | 植物大好き!
この季節、金沢で見かけるのはブルーの花、アキギリ。
ガーデニングに植えられているセージのような雰囲気。
野生にしては花が大きくて艶やか、
ついつい目を向けてしまう花です。

高知県四万十町で地元の方に教えてもらったのは、
このキバナアキギリの花が咲く場所。
花色は淡いものから濃い黄色まで様々らしい。

いつも見ている花が、
いつもと違う色で咲いているだけで何となく楽しい!