しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

ヘブンリーブルー、天国への青い階段。(9/19*水)

2012-09-19 | 人間大好き!
私の好きなブルーの朝顔、ヘブンリーブルー。
訳せば「天国の青」だろうか。
その朝顔が盛夏を過ぎて咲き誇る季節。
そんな夏の終わりに一人の大切な人が逝ってしまいました。
天国への階段はもう見つけたかしら?
それとも名残惜しくてまだ留まっているのでしょうか?
たくさんのありがとうを、あなたに。

11日から仕事で高知入りをし、12日の夜に親友から
東京でお世話になったデザイン事務所の先輩の危篤の知らせが入った。
信じられない気持ちで何日か過ごし、
仕事を終えて帰りに京都で友人たちと落ち合う約束を急遽キャンセル。
そして、久しぶりの東京に向った。
病室で会った先輩はもう昏睡状態だったけど話しかけた。
ここ最近はお会いしていなかったよね・・。
去年、事務所の社長になっていたんだって?・・
あの頃はいろいろと楽しかったね・・・。
ほらほら、最近描いた私のイラストだよ、見える?・・
その夜遅く、金沢に帰り着いた私。

そして翌朝、先輩は遠いところに旅立ってしまった。
たくさんの楽しい思い出をありがとう!
若い頃の私を支えてくれてありがとう!
人との出会いは不思議です。たくさんの人と出会いながら
人生の中で共に語り、笑い合える人は一体何人いるのでしょうか。



青い朝顔の季節。旅立ってしまった先輩が、
無事に美しい天国にたどりつけますように。
今夜は先輩のお通夜。離れた金沢から、
たくさんの「ありがとう」の気持ちを届けたい。

復興予算42億円が原子力ムラに。

2012-09-19 | 原発関連ニュース
9月16日 復興予算42億円 原子力ムラに 「被災地の復興を最優先に考えるならば、むしろ原子力機構の不要不急な研究事業を削減して財源を確保する取り組みが不可欠 核融合エネルギーは、実用化のめどが立っておらず一般会計も含めて研究予算を付けること自体が無駄遣い」小出裕章(東京新聞)
*ほんと、バカバカしいほどひどい。
 こんな腐り切った政府は解体あるのみ!だと思う。
 全く国民を無視し続けている。

四万十の森で出会ったイノシシの子ども。(9/17*月)

2012-09-17 | 生き物大好き!
*おやっ、ぬた場で遊ぶイノシシの子?

四万十の森では獣害駆除のため、
イノシシの罠が仕掛けられているのを時々見かけます。
でも、本物の野生のイノシシはまだ見たことがありませんでした。

15日の日は、調査も兼ねて森の中を歩きました。
このとき確認できた野鳥は、カケス、ヒヨドリ、キセキレイ、
カワラヒワ、シジュウカラ、トビ、リュウキュウサンショウクイ、ヤマガラ、
アオサギ、ウズイス、メジロ、エゾビタキ、キツツキspの13種でした。

途中で落ちてくる栗を拾いながら歩きました。
これぞ秋の散歩!1時間以上も歩いて行き止まりの前方をみると
雨水で濡れた粘土質の土がむき出した道で何かが動いています。
子どものイノシシが気持ちよく転がっているのかと思い、近づいてみると・・・


何だか様子が変!必死に起き上がって歩こうとするのですが
後ろ足が立たないようで、またすべって転んでを繰り返しています。
ときどき悲痛な声もあげています。


もしかしたらお母さんイノシシが近くにいるかもしれないと思い、
その場を離れましたが、何だかちょっと心配な雰囲気でした。
私がイノシシに出会ったのは、これが初めて!
出会いはうれしかったのですが、何もしてあげられず複雑な心境でした。

四万十高校、ヤイロチョウの授業。(9/15*土)

2012-09-15 | 生態系トラスト協会ニュース
昨日は四万十町の窪川高校での
「ヤイロチョウ」の授業のお手伝いをしてきました。
生態系トラスト協会の中村会長のお話の中で
私も高校生にクイズを出しました。
それはトラストの森に仕掛けた無人カメラに映っていた
9種類の生きものの中で、ヤイロチョウが最も親しみを感じていると
思われる生きものは以下のどれでしょう?という質問でした。
テン、ノウサギ、ニホンリス、カケス、タヌキ、ヤマドリ、
ニホンジカ、イノシシ、キツネ。(答えは後日お知らせします)
さて、ヤイロチョウと仲良しさんはどの生きものかな。



四万十町トラストの森視察・植物&野鳥調査。(9/14*金)

2012-09-14 | 生態系トラスト協会ニュース
9月13日(木)午前9時~13時、植物研究家で生態系トラスト協会の塚地氏や楠瀬氏を講師に、
私は野鳥調査の講師で四万十ヤイロチョウの森に隣接する王子製紙の森で
エコツアーガイド養成講座を行いました。

いくたびにこの時期にしか会えないお花や生きものに会える楽しみがある場所です。
今回も何種類か初めての出合いでした☆

*いつか会いたいと思っていたチャボホトトギスの花。


*森の奥に入っていくと美しいコケが目につきます。

谷間に咲いていたイワタバコの花。



*クサアジサイの花。この後ろの渓流を渡るときに
 滑って川に落ちた私でした、クワバラクワバラ。



*ケヤブハギのかわいいピンク色の花。

確認できた野鳥は、ヒヨドリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、キセキレイ、
カワガラス、シジュウカラの7種類でした。


四万十はヤママユガの季節。(9/13*木)

2012-09-14 | 生態系トラスト協会ニュース
9月12日(水)に開催の秋のエコツアーガイド養成講座のひとつ
『第1回四万十町生物多様性の町づくり検討委員会』の講師として四万十町にきています。


当日、参加者は『道の駅あぐり窪川』のヤイロチョウ保護看板前に集合。
その後、地元の担当の方に案内してもらいながら四万十川流域の河跡湖、
松葉川地区の生態系トラスト協会渡邊保護区、松葉川温泉周辺の
植物やトンボなどを観察・調査しました。






午後の検討委員会には、四万十高校生も参加して、
四万十町の生物多様性を保全・復元するための課題について論議が行われました。


また、夜は理事会や懇親会もあり忙しくにぎやかに一日が過ぎていきました。
この日は四万十町のあちこちで大きなヤママユガを見かけました。
みんなで宿泊したトラストの森の家にも
大きなヤママユガが姿を現してくれました。


このヤママユガ、羽化してからは何も食べずに幼虫時代の栄養だけで生き続けます。
繭からとれる糸は600~700mの長さにもなるといい、
天蚕の糸として貴重なものです。
人間と古くからのおつきあいのヤママユガ。
じっくりと眺めるとなかなかきれいな蛾だと感じました。

アートなキノコ。(9/10*月)

2012-09-10 | 植物大好き!
私の好きな山や森、林を散歩していると出会うキノコたち。
菌類が自然の中の分解者、森を支えているのは菌たちだ!
なんてお知り合いの人は話していましたが、
キノコのように人の目に触れるものは圧倒的に少ないのかもしれません。

これはサルノコシカケ。
こんな形で出ているのは珍しい形。
私にはおんぶしたカエル、あるいはトカゲが二匹に見えますが
みなさんはいかが?
あまりに可愛い形だったので、はいパチリ☆
眺めてるだけでもたのしいな。

明日からまた仕事で高知に行きます。
帰りは友人たちと4人で京都で待ち合わせをして
美術館へ行く予定~☆
さて、ちゃんと予定通りにいけばいいのですが☆

金沢市ガレキ埋立て市民説明会2。(9/9*日)

2012-09-09 | 原発関連ニュース
7日・金曜日のガレキ受け入れ市民説明会に続いて、
今日は2回目の金沢市の市民説明会がありました。

*直接、宮古市に問い合わせた市民からの報告を聞く市長たち。

7日に説明会が時間切れとなり、市民側から「朝までやれ!」と
言う声に応えてくれ、市長が予定の3時間から7時間半、
時間を延ばす判断をしました。
なので午後2時から夜の9時半までの説明会となりました。

こんなふうに金沢市長は市民の思いをなるべく
受け入れようとしてくださる柔軟な方です。
正義感にあふれたとても好感が持てる方だと思います。
開かれた市政も市長の人柄を思わせます。

しかし、この「ガレキ受け入れ」のセンスだけはいただけない。
私たち市民は絶対にNO!なのです。長い時間、市民たちはどの人も
「岩手県宮古市の漁具漁網埋立て」に対する不安を訴え続けました。

小さな子を連れて涙ながらに市長に訴える女性もいました。
専門職の市民の方は埋立て方法が間違っているという声、
福島や関東からの避難者からの声、声、声・・・。
市民はみなすごく勉強していて、いろんな方面から
環境省や金沢市へ見直しの提言をしました。ほんとに、
みなさん一生懸命で聞き惚れるくらいでした。

それに対して環境省も金沢市も「安全なものしか受け入れない!」を
繰り返して説明!それが延々と平行線で7時間半が過ぎました。
基本的に、同じもの(宮古市の漁具漁網)に対して、金沢市側は「安全なもの!」
とみなし、我々からは「危険極まりないもの!」なのです。

こんなに多くの市民が不安を訴え続ける中、
市長は他県を救うため?に大きなリスクを負う必要がどこにあるのか?
私にはさっぱり理解できません。他にも被災地のためにできることはたくさんあります。
環境省の上手い言葉に乗せられてしまった愚かな自治体。
私たちから見たらそれ以外の何ものでもありません。

ガレキ受け入れがどうしてそんなに必要なことなのか?
今、あちこちの自治体がガレキ受け入れの手を降ろしています。
どうしても危険をぬぐい去れない、市民の反対を押し通せない、
この先の責任を持てないと言う理由からだと私は理解しています。
イメージの悪さだけが強烈に印象に残るのです。
私たちにはこのガレキ埋立ては、やはり最後まで理解しがたいことでした。

夏の終わりキンミズヒキ。(9/8*土)

2012-09-09 | 植物大好き!
*キンミズヒキの黄色いラインが元気に道ばたを彩っていました。

暑い暑いと言いながらあっという間に
9月の日々も流れていきます。
今日は暑い太陽を避けて仕事の気分転換も図って
夕方4時からのお散歩~☆


*独特の雰囲気。枯れてしまったヒマワリたち。


*ベニシジミの羽もボロ。
 夏の空を思いきり飛んだだろうか。


金沢市ガレキ埋立て市民説明会。(9/7*金)

2012-09-08 | 原発関連ニュース
今夜は金沢市で宮古市からの
ガレキ受け入れに対する市民説明会があったので
参加してきました。
会場は市民がどれだけ集まるのだろう?と思っていましたが
大きな会場がほぼ満員!
取材の報道陣もたくさん来ていました。


金沢市と環境省から約1時間くらいのこれまでの経過や
ガレキの安全性が説明されました。
しかし、「安全だ!」ということばかりが繰り返された印象でした。

原発からの放射能と自然放射能を比較して大丈夫だ、
ラドン温泉やレントゲンを例に出し、これまた安全安心を説明。
ずっと前から、あちこちで言われていた環境省からの刷り込みを
そのまま演じるバカバカしさをそのままの説明でした。
基本的に放射能をとても甘く見ている感じがしました。
本来は事故を起こした東電、推進してきた政府が責任を取るべきもの。
それをどうして遠く離れた自治体が尻拭いをしなければならないのか?

ここ金沢は風向きと地形によってかろうじて汚染をまぬがれました。
私たちがこの地でしなければならない大切なことは
安全な食料の提供と被災者の受け入れです。
この地に放射能を持ち込むことは決してやってはいけないことです。

集まった市民はほとんどが受け入れ反対のようで心強かった!!
危険なものを正義感を振りかざして受け入れてほしくはない。
市長の寿命がつきても、この放射能はここに留まってしまうのだから。
それを誰がどのように責任をとると云うのでしょうか?

今までに人類が経験したことのない事故は
大量の放射能が海に流失!汚染海流は北海道まで流れています。
その宮古市の漁具魚網を金沢まで運んで埋め立てるなんて・・。
信じられないような『被災地支援」。
放射能に決して安全という言葉を使ってはならない!
人の寿命より長い残留放射能は誰が責任をとるのだ???

*次回の説明会にはぜひご参加を!
金沢市、環境省は、形だけの説明をしたら
それで市民は納得すると思っているのだろうか。
市民とは全くの平行線でした。

◆第2回目 市民説明会
日時:平成24年9月9日(日)
   開場 午後1時30分、開始 午後2時
場所:金沢市文化ホール 大集会室(高岡町15番1号)

ブルーベリージャムづくり。(9/6*木)

2012-09-07 | 食べもの大好き!
毎日、何だかとても忙しく過ぎていきます。
この季節は仕事しながらブルーベリージャムづくり。
今回は、圧力鍋いっぱい作りました。
入れたのは沖縄のお砂糖だけ。
水も一滴も加えません。そうして圧力鍋で煮詰めていきます。
一年分をストックしたいけれど、人にあげたりもするので
なかなか一年回すほどは作れません。
ブルーベリージャムは色がきれいなので
作っていてたのしい!色の不思議さ。
そして、季節の楽しいものづくり~☆


この季節、サルスベリの花が鮮やか。


白いサルスベリだって負けてはいませんよ。

金沢市のガレキ受け入れ。(9/5*水)

2012-09-06 | 原発関連ニュース
金沢市が岩手県宮古市の漁具・魚網を受け入れて
埋め立てしようとしています。
これだけウソだらけのいい加減な政府の手引きで
受け入れようとする金沢市。

今夜は、それを心配する市民たちが集まり、
みんなでこの問題の危険性を話し合いまとめあげる作業をしました。

*小グループに別れてワークショップ形式で作業を進めました。
 あちらでもこちらでも熱いやりとりがありました。

午後8時に始まって終ったのは12時半頃。
みんなとても熱心に問題点をまとめていました。
私も今日は進行役で仕事で金沢を離れていた穴埋めを少々頑張りました。
調べれば調べるほど、震災ガレキは心配だらけ。
これを安全と言い切る自治体は、私たち住民にとって何なのでしょうか?

市民説明会が行われます。参加できる市民の方は
ぜひ、参加して市民が関心を持っていることを伝えましょう!

「災害廃棄物の受入れに関する市民説明会の開催について」
 ◆第1回
  日時:平成24年9月7日(金)
     開場 午後6時30分、開始 午後7時
  場所:金沢歌劇座 大集会室(下本多町6番丁27番地)
 ◆第2回
  日時:平成24年9月9日(日)
     開場 午後1時30分、開始 午後2時
場所:金沢市文化ホール 大集会室(高岡町15番1号)