しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

朝顔満開、巣立ちビナ。(9/14*木)

2017-09-14 | 野鳥大好き!


今朝はたくさん花を咲かせていた小花紫流し(私のネーミング)。
それに負けるなとヘブンリーブルーも咲き出しました。



どちらもここ毎年咲かせている朝顔です。
どちらも夏にないと寂しい花です。





今日はお散歩道で鳴いていた巣立ちビナ。
ツツッ、ツツッとホオジロに近い声だったので
雰囲気からアオジのヒナかもしれないと思いました。

散乱していたツツドリの羽。(9/13*水)

2017-09-13 | 野鳥大好き!


今日は鳥仲間さんと一緒に私のフィールドをひと回り。
一緒に赤い実をつけているアオハダの木を確認したり
野鳥や植物も観察しながら歩きました。

歩いている道で見つけたのは散乱した羽。
猛禽にやられた跡だと思います。
インスピレーションで何だと思う?と言いながら
私はトラツグミ、鳥仲間さんはヤマドリと言ってみる。
ちょうど持ち合わせていた羽図鑑を広げてみると
どちらも違うみたい。
調べていくとツツドリの羽らしいことが判明。

最近、桜の樹木にやって来て毛虫イモ虫を食べているツツドリ。
ちょっと同情しながら羽を拾い集めたのでした。
自然界で生きていくのはきびしいですね。

10/14 「秋の野鳥と自然観察会」のお知らせ。

2017-09-12 | 生態系トラスト協会石川


と き◎10月14日(土)9時〜12時
ところ◎金沢大学 角間の里 集合

*冬鳥たちがやってくる季節です。今年5回目の観察会では
 野鳥観察した後に、水辺の生きもの調査も行います。
 今回もどんな生きものに会えるかワクワクドキドキですね。
*申込〆切は10/10、参加費はお一人500円。
 パンと飲み物つきで保険にも入ります。
 参加希望の方は、お名前、年齢、住所、連絡先を
 申込先まで、お知らせください。
(この観察会はSAVE JAPANプロジェクトの活動です)

朝のおやつはヤマボウシ。(9/12*火)

2017-09-12 | 植物大好き!



お散歩道で赤く色づいてきたのはこのヤマボウシの実。
今年は不作らしく、実が少ないです。



口に入れるとねっとりと甘〜い果実。
シータテハやスズメバチも好物らしく実にやってきます。
アナグマもこの実が好きらしく、道に出て来て
食べている姿を見かけたことがある人気の果実ですね。



昨日は友人にバジルをたくさんいただいたので
今日はバジルソース(ジュノベソース)を作って、
家で一人のランチは、イカとピーマンのバジルスパゲッティ。
薄味だったので、だし醤油とタバスコを少しかけて食べたら
なかなか美味な味わいとなりました〜☆
季節の贈り物、大切にしたいですね。

保護されたヒゲガビチョウ。(9/11*月)

2017-09-11 | 生態系トラスト協会ニュース


先日、高知県の四万十ヤイロチョウネイチャーセンターに
持ち込まれたというこのヒゲガビチョウ。
日本では高知県の山奥にだけ繁殖している外来種。
数年前に天狗高原で見かけたことがありますが
こんなにはっきりと見たのは初めてです。

日本にはこれに似た鳥はいないので
すぐにガビチョウだと分かりましたが
誰かが山に放したものが野生化しているようです。
いつも身勝手なのは人間の方で、このガビチョウに罪はありません。
残念ながら、全身弱っていたため翌日死んでしまったそうです。

先人の歴史を尋ねて。(9/10*日)

2017-09-10 | 日本野鳥の会石川


快晴の日曜日。岩手県から来られたノンフィクション動物作家の
遠藤公男さんと金沢駅で待ち合わせをして能登の高松に向かいました。
遠藤さんが念願であった故長柄他喜男さんの
お墓参りに同行するためでした。


*写真左から二番目が長柄他喜男さん。

長柄さんは、野鳥の会石川の前身である石川野鳥の会の
副代表をされていた方で時代的に私はお会いしたことがありません。
遠藤さんが「ツグミたちの荒野」という本を書かれたときに
長柄さんにとても助けてもらったそうで、そのお陰で本ができたそうです。

この日は、野鳥の会つながりの中川さんが車で出迎えてくださって、
長柄さん宅では、次男さんのお嫁さんが待っていてくれました。

長柄さんがどんな方だったのか、
私もお話に耳を傾けました。


*やっと念願だったお墓参りができてほっとしたそうです。


*浜辺では、トウネンやハマシギ、ミユビシギ、
 シロチドリ、キアシシギなどの姿がありました。

帰りには、中川さんがシギチが来ている海に出て
車で波打ち際を走ってくれましたが、
遠藤さんはこの光景にとても感動されたようでした。
行きの電車では、遠藤さんと話をしていてすっかり到着駅を乗り過ごしてしまい、
いい案内人になれなかったように思いますが、
遠藤さんとひとときを過ごせた貴重な時間でした。

トノサマガエルが住む畑。(9/9*土)

2017-09-09 | 家庭菜園大好き!


2週間ぶりの畑仕事の日。
たわわに実っていたブルーベリーの実は
鳥たちに食べられてしまったようで残りはもうわずか。
声かけをしていた友人親子がやってきて、
最後のブルーベリー摘みを楽しんでもらいました。

親子3人でおしゃべりしながらのブルーベリー摘みは
見ていて楽しいものでした。
ミョウガの収穫をしていて手を離せなかった私ですが
その親子の写真を撮ればよかったと、あとで後悔。
この日は、赤ジソ、ミョウガ、キュウリなども収穫して、
友人にも少しお裾分け。自然農をやっている友人は、
ナス、モロヘイヤ、夏みかん、赤ビーツをお土産に持って来てくれました。

畑の池の中で、気持ち良さそうに浮かんでいた
トノサマガエル。カエルの姿ってとても癒されます。



夜はテレビをつけると偶然やっていたNHKのETV特集は、
私のお気に入りの番組。この日放送されていた
「アフガン山の学校の記録」は、写真家長倉洋海が
アフガニスタンで革命家マスードとの出会いと別れの中で、
手探りでたどり着いた場所を描いていて
思わず最後まで引き込まれて観てしまいました。
いろんな人生、それぞれ自分だけが生ききる人生を
どんなふうに過ごしていくのか?は誰もが興味あるテーマですよね。



昨夜は年下のお知り合いと食事しながらおしゃべり。
久しぶりに食べた馬肉は美味しくて、話の内容は、
現代(いま)の生き方の模索が感じられて興味深かったです。

ひっそりといます、ツツドリ。(9/8*金)

2017-09-08 | 野鳥大好き!




いつものフィールドで見つけたツツドリ。
春の繁殖期には大きな声で鳴いている鳥ですが、
この季節は黙り。飛ぶ姿を見つけて、
じっくり探すと姿を見つけることができます。
渡りの途中、桜並木で毛虫などを食べている様子です。
雑木林の中をうまくすり抜けて飛んでいる様子は
ちょっと感動ものでグライダーのようでした。

黄色いスズメじゃないよ、キイロスズメ。(9/7*木)

2017-09-07 | 生き物大好き!


コバギボウシの咲く季節。
ギボウシは私のフィールでは数は少ないです。
草むらの中で咲いていましたが、
やっと花が咲いたと思ったら、誰かに切られて消えてしまう花。
とても残念です!どうして野で眺めて楽しむことができないのでしょうね。
そんな訳で、ギボウシは周りからどんどん姿を消していったのでしょうか。



お散歩の帰り道、友人宅に寄り道したら
大きなスズメガの幼虫を玄関先で飼って?いました。
名前を調べてみると「キイロスズメ」の幼虫。
その体を触ってみるとプリプリの筋肉質、
もうすぐ蛹に変身するのでしょうね。

長年、野鳥を観察していたら、いつの間にか
蛾もクモも好きになっていました〜☆

コブハクチョウと夏の終わり。(9/6*水)

2017-09-06 | 生き物大好き!


私のフィールドの公園で1羽だけ飼われているコブハクチョウ。
いつも池のそばに行くと近づいてきます。



ハクチョウの姿は優雅ですね。
まだ蒸し暑い日々ですが、この姿を見ているだけで
涼風が吹いてくるようです。



玄関先のハイビスカス、夏が過ぎる頃から
花が小さくなります。それでも咲くとうれしいアカバナ。



久しぶりにスパゲッティが食べたくなって
カニトマトクリームにバジルとシーフードを入れて
作ってみました。具材の取り合わせはいつも挑戦だからね。

旅から戻ると、いつも写真の整理にてんてこ舞い。
ブログの報告も大変です。
でも忘れないようにちゃんと書き留めないとね。
私の人生のささやかな1ページです。

コサメビタキ、エゾビタキ。(9/5*火)

2017-09-05 | 野鳥大好き!


そろそろかなぁ〜。そう思ってフィールドを歩いていて
見つけた鳥影。桜の木の上をひらりと飛びました。
双眼鏡を覗くとエゾビタキの姿がありました。
桜の木の陰でしばらく休憩している様子でした。



次に見つけたのがこのコサメビタキ。



キョロキョロしながら、小さな虫を見つけて食べていました。
夏が終わり、秋に突入!そんな印象のヒタキたちとの出会い。
昨日まで姿がなかったので今日たどり着いたのですね。

朝方暗い夢うつつの中、
ツグミの声が聞こえたのは幻かそれとも現実か。

アオバト探鳥会へ。(9/4*月)

2017-09-04 | 野鳥大好き!


3日は、野鳥の会東富士支部が神奈川県大磯で
アオバト探鳥会の日だというので、私も参加してきました。
他支部の探鳥会はどんなふうなのか興味津々。
須走駅で集合して電車で移動です。
大磯の海岸に着くとプロミナーやカメラがずらりと並んでいました。



駅から大磯の海岸まで歩きましたが
途中、アオバトの群れをいくつも見かけました。
まるで渡りの光景のようでした。



群れでやって来たアオバトたちは、
海水を飲むために岩礁に降り立ちます。
大きな波が来ると飛び立つので見ている方も
なかなかじっくり観察が出来ません。
とろいアオバトは波に飲まれて死んでしまうことも多々あるらしい。





ここのベテランさんが写真を見せながら
訪れる人に説明をしていました。



落ちていたアオバトの羽を拾いました。
ハヤブサなどに狙われて命を落とすものもいるようです。



こんなふうなアオバトの死骸を数羽見かけました。
群れが飛んで来て岩礁に降りるのを観察、それが延々と続きます。
この日の朝は同時に500羽が確認されたそうで、
今年2番目の多さだったとか。



この日まで大磯郷土資料館でアオバトの展示があるというので
みんなでまた電車に乗って場所を移動しました。



「こまたん」というグループが、アオバトをテーマにして
活動しているようです。海水を飲むアオバトのことは知っていましたが
その様子を観察したのは初めてで、とても印象深い探鳥会でした。
5月から11月にかけて、1000m以上の丹沢の山から
ここ大磯に群れでやって来て海水を飲むアオバトたち。
繁殖期のアオバトは、果実しか食べず、ナトリウムが必要となって
海水を飲むのだそうです。他の鳥には見られない不思議な生態でした。



お世話になった東富士支部の方々。
このあと、みんなでお昼ご飯を食べてお別れしました。
自分のフィールドでも確認できるアオバトですが、
子育て時期にはどうしているのか、とても興味が湧きました。

たわわな稲と富士山。(9/3*日)

2017-09-03 | 旅行大好き!






イベントが終了して須走に移動しました。
ここは富士山の麓にある有名な浅間神社(せんげんじんじゃ)。
野鳥の会の創始者中西悟堂の碑がある場所です。



この日の朝、やっと富士山がくっきりと見えたのでした。
5時半頃、富士山は朝陽で赤っぽかったのですが
日の出頃にはもっと赤かっただろうと言われて、
もっと早起きすればよかったと少々後悔。

外に出てみると電線が邪魔で美しく見えない富士山。
きれいに見える場所まで歩いてみました。



電線にコムクドリの群れがいました。







ここか、ここか、ここかといい場所を探す。
そのうちに今日のお迎えが来て、
いいポイントを案内していただきました。



それがこの風景。
カレンダーの撮影場所にもなっている処だそうです。
この季節の「稲の実りと富士山」は、
なんて日本的な素晴らしい風景なんでしょう!

第16回全国めだかシンポジウムin山梨。(9/2*土)

2017-09-02 | イベントのお知らせ!

*不動湯の宿のウラの赤い鳥居。

昨夜は不動湯という宿泊施設で泊まりました。
同じお部屋になった福井の中見池で活動されている笹木さんとは
話が合ってとても楽しいひとときでした。



少し歩いて不動湯から朝の散歩。
この秋初めて見つけたツリフネソウの花。



朝食を済ませて会場の明日見湖へ。



ここに来てまず見つけたのはこのマルガモ。
カルガモとマガモの雑種です。





富士吉田市主催の明日見湖環境フェスティバルが同時開催されました。
あいさつのあとのオープニングセレモニーの様子。
この場で壁画が公開されました。いろいろな模擬店やステージではダンス、
トウモロコシの販売や地元の婦人会の販売、
湖にはヨットも出てとてもにぎやかでした。



私は地元で朝採れのトウモロコシを買って食べました。
そういえば今夏初のトウモロコシ、甘くて美味しかった!
一本のトウモロコシの背景にも育った環境や時間が凝縮しています。



お仲間が、「蓮の実を食べてごらん」とくれたので味見。
クセのない味でした。



子どもたちがザリガニ釣りをしていました。



お仲間たちと記念撮影。



ここが今回の主役の源さんのメダカの水田。
メダカがたくさん泳いでいました。



いよいよ正午過ぎから始まった「全国めだかシンポジウム」。
岩松会長のあいさつ、明日見湖の歴史も紹介されました。
お天気がいいと富士山が見えるという場所ですが、
曇り空の昨日今日と、富士山の姿は見えないのでした。



そして今日の目玉の東京大学の
尾田先生のめだかの講演が始まりました。



尾田先生のめだかのお話は、わかりやすくて面白く、
多方面からメダカを語られ実験の結果も知れて
約2時間がほんとうにアッという間でした。
「メダカとは何ぞや」は、結局、「人間とは何ぞや」に
行き着くのでした。メダカと人間、共に住むこの星、
豊かな未来は、私たちの思考と行動にかかっているのですね。



電車の予定で早めに会場を出たメンバーもいましたが
最後に参加者で記念撮影をしました。