コネリンのイージーライフ”テキサス”編

テキサス州は最南端ロックポートで、今度は色んなフィッシングにチャレンジな日々を綴ります🎵

世界一のオートメーカー”トヨタ”の引っ越し

2014-04-30 03:15:47 | 経済
一昨日のことだがTVのニュースを見ていてこの我々の住むトーレンスにある”トヨタ自動車”のヘッドクォーターがPlano、テキサスに移る とのニュース
これは当日は内部告発的なニュースであったがその翌日にはトヨタのスポークスマンが正式に発表することになり全貌が明らかになった

ニュースによると計画は昨年より内密に進められておりトヨタの社員にすら知らされておらず またトーレンスの市長でさえ寝耳に水であったようだ
トヨタといえば今では世界一のオートメーカー このトーレンスには50数年もヘッドクォーターがあり近くの道路整備なども またこのトーレンスの街興しにも貢献したトーレンスにとってはモービルに並ぶ大企業 それがテキサスに引っ越しするという

それだけではない トヨタが引っ越すとなればその関連会社の引っ越しもあるだろうからトーレンス市にとっては莫大な損失になることは間違いがないだろう

その引っ越しの背景にはこのカリフォルニアのコーポレートタックスの高さ これはすでにわかっていることなのだが 何と言っても”レギュレーション”の最近での強化であろう
カリフォルニアといえばアメリカでも唯一のEPA推進州 マスキー法が生まれたのもここだし とにかく何もかも基準(レギュレーション)が厳しい
この厳しさはオートメーカーだけへではなくレストランにもどんなスモールビジネスにまでもである
特に厳しくなってきたのは2007年頃からであろう レストランにおいては揚げ物に使うオイルでさえトランスファットがあるオイルではいけないとか食器を洗う洗剤までもが制限されたとか
 実は我々もテキサスからトーレンスに戻った時 もう一度美容院を作ることも考えたが2007年に経験した美容院に対してのなんの前触れもないレギュレーションの強化のため断念したことにもつながる (当時はまだ美容院ファサリアをとも子は経営していた この時インスペクターが店に入り店の中を検査 床に落ちていた”一本の髪の毛”に対して100ドルの罰金 その他洗浄剤などにも基準から外れているなど それに壁にエスタブリッシュライセンスが掲げてなかったなどとトータルで2800ドルの罰金をかせられたことがある 今まであれば毎年インスペクションが入っていたのだがウォーニングだけでよかった それがその2007年より”罰金”となってきたのだ) 
こんな理由で二度とこのカリフォルニアではビジネスをしないぞと決めたのである
 今もストリートのショピングモールを見てもお分かりになるようにフォーリース レントのサインが多く目につく これらは我々と同じようにスモールビジネスを断念した人々の結果であろう
そう このカリフォルニアのレギュレーションの強化はスモールビジネスだけではなく今回のような大企業もまでも失うことになってしまったのである

ちなみにカルフォルニアでのコーポレートタックス11.4% テキサスであれば7.4%
個人の州のインカムタックス カリフォルニア10% テキサスではゼロ フェデラルだけで良いのである
それになんといっても生活に欠かせない車 このレジストレーション費 カリフォルニアでは5~6万ドルの車で600~800ドル テキサスでは年間のインスペクションも含め100ドル前後と安い

これまた余談だが今度2年計画で行われるトヨタの引っ越し先Plano、TXは我々のテキサスの家からたったの40マイル南 ダラスの北東20マイル弱に位置する
このプレノは今までも日本人の方々が多く住む場所でもあり住民の平均所得も高い安全な街である(平均所得8万1千ドル)
特に学校教育システムは全米でも10指に入るとか

今 テキサスは伸びている 失業率もわずか5.5% 全米と比較してもかなり低い(全米平均6.7%) 住居の価格もカリフォルニアに比べれば4分の1程度
その割に所得が高いから生活にはゆとりもある ただ問題は急激な成長のための交通渋滞 水不足などもあげられてはいるがーーーーー

とにかくテキサスはブームである

   (数字はご自分でご確認を)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウクライナとアメリカのガス価格 | トップ | 昨日はとも子の休み »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

経済」カテゴリの最新記事