里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

コナスビ 道端の黄花

2017-03-10 | 日記
大和町西部の、吉田川上流の嘉太神ダムから川に沿った車道を下っていると、 昨年9月の豪雨によって、あちこちで土砂が道路に押し出されていたり、路盤が大きく 抉られていたりと、被害が大きかったことを物語っています。 更に、橋が崩落している箇所とか、道路が地盤ごと川に押し出されているなど、 被害が大きすぎて町の予算では復旧できないのでしょうね。 全面通行止めの告知と柵があるのみで、全く手付かずで放置されて . . . 本文を読む

チガヤ 土手に群生

2017-03-10 | 日記
吉田川に沿って東に走行していると、緑色の土手にブチネコのような白い模様が見えます。季節的にチガヤの穂だろうと、カメラ持参で土手に上ってみました。以前から、風になびくチガヤを撮りたいと思っていたのですが、この日は残念ながらほぼ無風状態。止む無く、時折吹くそよ風に、わずかに揺れる穂を撮ってみました。                                 2016.5.28撮影子供のころ、チガ . . . 本文を読む

マルバシャリンバイ 宮戸島の岩壁

2017-03-10 | 日記
公共施設や病院の植え込みで、マルバシャリンバイの白い花が咲き始めました。樹木図鑑によると、分布の北限が東北地方南部とか宮城県になっていますが、未だ自生と思われる株を見たことがありません。所用で東松島市を訪れたので、ついでに宮戸島を巡ってマルバシャリンバイを探してみることにしました。県北各地を歩き回り、最も暖地の植物が多いと感じたのが、宮戸島でしたからね。                       . . . 本文を読む

キリの花 豊臣秀吉の桐紋

2017-03-10 | 日記
気仙沼市本吉町の馬籠川に沿った町道を下っていると、山裾の農家近くの畑に、 淡い紫色の花をたくさん付けた木が聳えていました。 藤の花は終っていますから、桐の花でしょうね。 50年ほど前まで、岩手・福島・新潟などの諸県では、山間集落を歩くとたくさんの 桐が山裾や畑の際などに植えられていたものですが、今は海外産の桐材が輸入されて 相場が下がったため、あまり見かけなくなりましたね。 かつては家に女の子が . . . 本文を読む

ウシハコベ 大振りなハコベ

2017-03-10 | 日記
気仙沼市本吉町の山田地区北部、山間に5~6枚の耕作放棄田があったので、 沢近くの畔に沿って山野草を探していると、ハコベの花が咲いていました。 よく見かけるコハコベより花がちょっと大きく、葉や草丈が大きなハコベです。 上段の写真のものは、私のヒザくらいの高さがありますからウシハコベと思われます。                              二枚とも2016.6.4撮影 名の由 . . . 本文を読む