一関市藤沢町大籠地区の南東部、二股川支流奥地の廃屋近くに、林道から東に上がる細道があり、枯草や落枝を踏んで分け入ると、石祠が祀られていました。脇に小さな説明板があって、石祠の由来が記されています。それによれば、これは「大善神」の石祠と言われ、この場所が千松兄弟が最初にキリスト教を布教した地で、同時に地区の烔屋製鉄発祥の地でもあると記されています。説明板の大きさと傷み具合から、行政が設置したものでは . . . 本文を読む
一関市藤沢町大籠地区の南東部、二股川支流沿いの林道を歩いていると、路肩に少し変わった花色のタチツボスミレが咲いていました。私の写真では微妙な色までは再現できていませんが、淡紫色に微かに臙脂色を加えたような花色です。よく観察すると、葉はもっと特徴的で、葉脈に沿って臙脂色の斑が入っています。これが図鑑にあった、アカフタチツボスミレ(赤斑立坪菫)なのかも知れません。周辺にもっとないか探してみましょう。 . . . 本文を読む
一関市藤沢町大籠地区の南東部、二股川支流奥地に大善神(キリスト)の石祠があって、そこから東の尾根筋を上ると平坦地があります。そこから別尾根を経由して、反対側の沢に下ることにしました。今の季節、雑木林の中は明るく、笹竹の少ない山なら道が無くても自由に歩き回ることができます。ただ、方向感覚が狂うと大変なことになりますけど。この辺りの山は沢の源頭が浅い窪地になっていて、そこに腐葉土が厚く堆積しているので . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町馬籠地区の北西部に、なだらかに起伏する丘陵地があって、牧草地や田畑がパッチワーク状に広がる中に、数軒の農家が点在しています。その中の一軒は趣のある旧家で、西側から北側にかけて屋敷林になっています。山から下ってくると、その旧家の西側を通って車道に出ることになります。そこにヤブツバキの大木があって、樹下の下草を踏みしだいて歩いていると、おや、葉っぱにツヤがあるし、どこかで見たような・・・ . . . 本文を読む
大籠地区の水田法面や農道で見かけた、キジムシロの花です。数日続いた好天でようやく咲き始めたものの、ツボミの方が花よりも多く、咲いた花もまだ開ききっていないような状態です。それでもバラ科の黄色い花を付ける仲間内では、開花が早い部類に入るでしょうね。 二枚とも2016.4.20撮影良く似た仲間にミツバツチグリがあります。花で見分けるのは難しく、葉 . . . 本文を読む