雄勝町北東部の峠崎道路から、細道を辿って海岸に下る際に、丸く黒い実が
あちこちに落ちているのを見つけました。
直径は1~1.5cmほどもあり、既に熟しているようです。
どんな味か気になりましたが、何の実か判らない段階で口に含むのは危険です。
何しろ木々の梢が高く、どの木から落ちたのか確認できませんからね。
二枚とも2015.8.20 . . . 本文を読む
過ごしやすい気候になりましたので、散歩を再開。久しぶりですから少し遠出をと、郊外の農道を歩いてきました。田んぼでは稲穂が黄金色に色付いて頭を垂れ、倒伏も無いようですから、今年はきっと豊作でしょう。三十分ほど農道を行くと、路肩に黄色い花が群れ咲いています。近づくと、我家に咲いているカセンソウに似ていますね。しゃがみ込んで観察すると、カセンソウよりは葉が大きく、花も一回り大きいようです。 . . . 本文を読む
滑稽な名前の植物ですが、これでもれっきとした標準和名です。
10月中頃になると、葉や茎、花序や実までが赤く色付き、ユデダコの足を
連想させることから、名付けられたようです。
その時季に、改めて撮影できると良いのですが・・・
稲刈り前に、刈り払われるのではないかと心配しています。
滑稽な名前に反して、絶滅危惧種に指定されています。
河川敷の葦刈りが行われなくなったとか、上流にダムが出来て土砂の流下 . . . 本文を読む
一関市の南東部に位置する弥栄(やさかえ)地区には、標高100~200mの台地や
丘陵が広がっていますが、東側を流れる北上川の水面標高が10mほどしかない
ため、急激な浸食によって何本もの谷が刻まれています。
今回は地区の北寄りを流れる北ノ沢川と、周辺の丘陵や耕作地を踏査しました。
北ノ沢集落の背後、丘陵中腹の標高100~150mには水田が広がっています。
沢沿いの水田もありますが、丘陵上に揚水し . . . 本文を読む
ツリガネニンジンも、一関市弥栄地区の耕作地周辺に咲いていたものです。
一帯はなだらかな丘陵地で、田畑や採草地、溜池や山林がパッチワーク状に配された、
山野草観察には理想的なエリアです。
起伏の多い丘陵ですから、田畑や溜池は法面を伴っていて、年に何度か刈払い
がなされているようです。放置すれば潅木が茂ってきますから、草地を維持する
には欠かせない作業なのでしょう。
そんな草地でよく見かけるのが、ツ . . . 本文を読む