今年もハマギクの咲く季節になりました。
今回訪れたのは石巻市北上町十三浜地区、神割崎に程近い漁港周辺です。
一帯は半島や湾の出入りが多いリアス式海岸で、岩壁や岩礁が続く景勝地です。
南から東向きの岩壁には、日照を好むハマギクがたくさん自生しており、今がちょうど
花の真っ盛りで、白い花が陽射しを受けてまぶしいほどです。
二枚とも2015 . . . 本文を読む
石巻市十三浜地区の漁港近くで、ハマギクが自生していた岩壁下の草叢に、カワミドリ
の花が咲いていました。
漁船が接岸する岸壁の直ぐ傍で、ロープやブイの置場の陰になっています。
あちこちの山歩きでは見つけることができず、予期しなかった漁港の傍らで見つける
とは可笑しなものです。山地の川沿いの草地などを好むようですから、漁港近くの
草地も海からの湿り気があって、生育適地なのかも知れません。
ハマギクを . . . 本文を読む
石巻市北上町十三浜地区の大指漁港から小滝漁港まで、海沿いに細い林道が
通っています。この辺りでは今がノコンギクの盛期なので、林道沿いに咲いている
花の、色や形の違いに注目して観察してみました。
林道沿いには耕作放棄地が点在していますが、放棄されてから10年以上経つ
のでしょうね。背高の草には蔓草が絡まり、周囲の林から潅木が侵入し、すっかり
荒れた原野に戻ってしまい、平坦なことを除けば農地だった面影 . . . 本文を読む
この季節に毎年訪れている南三陸町歌津地区北部の、海岸への細道を下っていくと、木々を透かして枯草色の草地が見えます。もう草が紅葉してしまったのかと思ったが、草地に降り立ってみると、草や潅木の葉が全て枯れてしまっているのです。しばらくは状況を理解できずに、呆然としていましたが、少しずつ判ってきました。葉が枯れているのは海岸から20~30mの範囲だけで、その先は緑の葉が茂っています。そうか、10月初旬に . . . 本文を読む
歌津地区北部の海岸へ向うべく集落道を歩いていると、道路沿いの民家の庭に、
コハマギクが咲き始めていました。玄関先では二人のおばあさんが、世間話に花を
咲かせています。軽く会釈して通り過ぎようとしたとき、白いコハマギクの間に
淡紅紫色の花が数輪咲いているのに気付きました。
えぇっ ! ! コハマギクの色変わり ? イエギクとの雑種 ? ?
「ちょっとすみません、この菊は何でしょう ? 白い花にピ . . . 本文を読む