里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ユズリハ 松島丘陵

2017-03-18 | 日記
ユズリハは福島県が北限とされる常緑広葉樹ですが、昨年の3月に石巻市雄勝町の半島部の林内で、自生木を確認しています。尤もこれは自生といえるのかどうか・・・何しろ、その近くの道路沿いに、何十本ものユズリハが街路樹として植えられていたのですから。それらの木に生った実をヒヨドリなどの野鳥が食べ、フンと一緒に種を撒き散らした結果、あちこちの林内に生えてきたものと推測されます。松島町手樽地区の山中で、ミヤマシ . . . 本文を読む

イタチ 雪上の足跡Ⅱ

2017-03-18 | 日記
松島町手樽地区の、丘陵を横切る送電線の巡視路を歩いていると、キツネやタヌキよりも小さな足跡を見つけました。縦よりも幅があり、指の形がクッキリと残っていて可愛らしい足跡です。大きさからイタチと予想しましたが、雪上で見るのは初めて。ネット検索で探してみると、判りやすいサイトがありました。予想したイタチに間違いないようです。素敵なサイトなので、参考までに貼り付けます。 http://toocotton . . . 本文を読む

リス 雪上の足跡Ⅲ

2017-03-18 | 日記
松島町手樽地区北部で、林道から分かれた細い山道を下っていると、小枝から落ちた雪の小片のような、小さな小さな足跡を見つけました。ちゃんと4本セットになっていますから、動物の足跡ですね。ニホンリスのものと思われます。リスの足跡は木の下から突然始まったりしますね。今までいた木から下りて、別の木に移動するときなどに、雪上に足跡を残します。                             二枚とも2 . . . 本文を読む

アベマキ コルク質の樹皮

2017-03-18 | 日記
石巻市の十三浜地区で、相川集落北方に聳える、300mほどの無名山の尾根筋を下って いると、雑木の中に変った樹皮の木が聳えています。 明るい灰褐色の樹皮なのですが、外皮が無くのっぺりした感じです。 触ると何となく軟らかく、指で強く押すと凹みます・・・コルクのような感じですね。 隣に聳えている木と枝ぶりなどはそっくりなのですが、樹皮だけがコルク質のような ? 樹下の落ち葉を調べると、クヌギの葉にそっく . . . 本文を読む

ミツマタ 開花直前

2017-03-18 | 日記
石巻市の十三浜地区で、山から下って相川集落上手の集落道を歩いていると、畑脇には早くも梅の花が咲いているように見えます。近づくにつれ、枝ぶりや花が梅とは違うような ?「そうか、咲きかけのミツマタの花か。」開花の早いミツマタですが、それにしても早過ぎるような ?尤も、ここは沿岸部ですし、特に今年は暖冬でしたから、驚くほどのことではないのかも知れません。それにこの場所は、南に開いた小さな盆地のような地形 . . . 本文を読む