昨日も書いたが、先週土曜日に発熱(39℃近い)・下痢で入院した86歳男性は、次の日には少し熱が下がって(37℃台)、応答もよくなったので、そのまま抗菌薬なしで経過をみることにした。ところが、3日目の昨日は熱が38℃以上に上がって、そのうち40℃を超えてしまった。細菌検査室から、サルモネラ菌がでそうですと連絡が入った。昨夕からセフトリアキソンを点滴静注を開始して、今日は36~37℃になった(クラビットも併用するかとおもったが、1日様子を見た)。熱が下がると患者さんも楽そうだった。ただ、この患者さんは以前から飲み込みが悪かった。入院してからも、腎臓内科の降圧剤などを継続していたが、痰がからむと病棟看護師さんから毎日報告が来る。今日ノミコミ(嚥下障害の有無)をみるためにゼリー食出してみたが、やはり痰がからんでくる。そこから食事を上げていく予定だったが、明日まではそのままにした。今日1日待っていたが、細菌検査室から連絡はなかった。