大学病院から若い外科医（大学院生）がバイトに来ている、外科医が1名減らされてから、バイトは（日中の診療＋当直）で来てもらっている。午後は手術がある時は入ってもらうが、ない時は救急当番をしてもらう。今日の先生は割と当たる先生かもしれない。
まず骨盤骨折の62歳男性が救急搬入されて、整形外科に入院になった。次に施設入所中の90歳女性が左鼠径ヘルニア陥頓で搬入されて、外科で緊急手術になった。CTでは卵巣膿腫が突出しているように見える。
そして重症肺炎の67歳男性が搬入された。3年前に関節リウマチで2回だけ整形外科外来に来て中断していた。今回は血糖600mg/dl・HbA1c8.9％と高血糖もあった。
酸素8L/分で酸素飽和度が90～92％がやっとだった。胸部CTでは間質性肺炎もあるが、間質性肺炎の悪化ではなかった。1か月前から？という話で、経過は長いらしいが受診していなかった。白血球数18000でCRPが47と著増していた。肺膿瘍になっているのかもしれない。抗酸菌塗抹は陰性だった。
できれば呼吸器内科にある病院が好ましいので、地域の基幹病院、呼吸器センターのある専門病院に連絡してみたが、ベット満床で搬送できなかった。
今日は当院で治療するしかないが、厳しそうだ。血圧は150/90とまだ保たれている。
昨日は午前0時過ぎ、1時過ぎにから病棟から連絡があった。なるべく今日は省エネでいきたかったが、昨日より大変かもしれない。
