今月末に地域の基幹病院で感染管理のカンファランスがある。そこで発表するので、また2週間分の発熱外来受診者をまとめている。
発熱があると自動的に発熱外来に回されるので、腹痛・下痢の腸炎症状があっても、とりあえずインフルエンザと新型コロナの迅速検査が行われる。
2月6日(木)に市内の医院から外科外来に紹介された肛門痛の15歳女性も、微熱があったのでまず発熱外来扱いとなった。結果は(当然)陰性。
肛門周囲膿瘍と診断されたが、外科医は切開前に単純CTを撮影していた。ふだんあまり見ることがない肛門周囲膿瘍のCT像になる。
切開排膿後も通院しているが、順調に軽快していた。まれに「クローン病の症状でした」ということもあるが、今のところは違うようだ。
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