先週の木曜日に、整形外科のリウマチ外来(大学病院から)に通院している87歳女性が発熱と呼吸困難で救急搬入された。
胸部X線で左肺に広範な陰影を認めて、胸部CTで膿胸が疑われた。肺炎随伴性の胸水も否定はできなかったが、穿刺すると粘稠な淡黄色の液体が吸引された。白血球16600・CRP37.0と著明な炎症反応上昇がある。
膿胸として地域の基幹病院呼吸器内科に連絡して、搬送とした。受診の返事には、胸腔ドレナージで乳白色の膿汁が排出されて、ABPC/SBTで治療すると記載してあった。たぶん改善してもすぐには退院できないので、転院で戻ってくるだろう。
リウマチ外来の治療は、リマチル、プレドニン2mg/日、NSAID+トラムセットが処方されていた。症状と?炎症反応がふだんより上昇したことなどで、プレドニン10mgが追加となり、その後5㎎追加に漸減されていた。後から見ると、ゆっくりと肺疾患が進行していたのかもしれないが。
今日は保健所の依頼で新型コロナウイルスのPCR検査を4名行う予定。ほとんど本人の希望というのも入っている。
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