ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

酒量2

2019年06月03日 02時38分48秒 | ワインの事
沢山飲めなくてもよい、と先日のブログで書きました。

実際のところ、そむりえ亭などの「ワインを標榜している店」のお客様は強い方が多いのも事実。

しかし、日本人の酒量はさほどに多くないんです。(はずです)


そういう方と、あまり飲めない方では飲むワインのタイプも違う傾向があるものです。

ただ、その傾向は「沢山飲める人には解らない」ように見えます。



ワインをよく飲む方(お客様、ソムリエ、ショップ店員etcに限らず)は「このワインは飲み飽きしない」「スルスルと飲める」「身体に沁みるように飲める」などと言い、そういうワインが弱い方にもいい筈だ、と思っているようですが・・・

私の社会人になってからの40年の経験と自分が弱くなってからの感覚を総合すると違う答えになるんです。

「しっかりした味わいのものを少しずつ楽しみたい」「個性のあるものを感じたい」など、です。

それと「料理のお供にしたい」です。


何しろ「飲み飽きる」ほどは必要ないですし、元来「スルスル飲めない」のですし、「身体に沁みて欲しくない」のですね。


「ワインの消費量を揚げるにはガンガン飲んでもらわないと困る」という声もありますが、日本人の年間消費量の平均は3.5リットル。

多いと言われる国で50リットル前後。

その差、10数倍。

では50リットルはどう飲めばいいか?というと「一週間で1リットル」で52リットルになるのです。

つまり「一日ワングラスと少し」飲めばいいのです。

実際には年間数百リットル飲まれる方もいますから、弱い人の割り当てはもっと少なくて良いわけです。



というか、そもそも沢山飲むことに優位性はないと思っています。


ビールでも日本酒でもウィスキーでも・・・・


美味しく、健やかに、です。




さて今日はお休み。

健康診断に行ってきます💦

休み中のお問い合わせはFBメッセンジャーが便利、お急ぎでない方は休み明けのそむりえ亭にお電話を‼




                樋口誠