大本営発表

大本営発表、とはこのことか？と思わせる「G20による経済効果」です。

なんと三百数十億円も関西経済に寄与するというのです。

記事などを見ているとマイナス面は考慮していない感じ。


少なくても飲食店、社交業、運送、タクシー、バス等交通機関は大打撃ですし、それらの関連する業種もそうです。

私達に関連の食材業や酒屋もこの期間はアガッタリ。

学校も休みなら、企業もかなりの件数が休み。

中には「期間中は大阪では動けないから子供を連れて遠方に逃げる」というお客様も数組（そむりえ亭のお客様だけで、です）

それ以外にも「ごみ収集も期間中は来ない」とも聞きます。


悲しい話です。

前にも書きましたが、こういう国際会議は重要と認識しています。

しかし、こんな酷い「開催地の悲劇」があって良いのでしょうか？

誰に経済効果があるのでしょうか？

いったい何を根拠に三百数十億円をはじき出したのでしょうか？


とはいえ庶民の私たちは働かないわけにはいきませんね。

どうぞ自宅に籠らず、外へ出てお食事を楽しんでくださいまし。

お待ちしています‼


　　　　　　　　　　　　　樋口誠