ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

今週から

2009年12月14日 03時19分04秒 | ちょっと休憩

段々寒くなってきますね。18日の最低気温は0度と予報されています。冬なんだから当たり前ですが、エネルギーが必要になります。寒いと消耗が早いのです。

温かい料理を食べて、ちょっと熟した赤ワインでホッコリ楽しんで栄養を付けてください。

ちなみに今、そむりえ亭では田辺大根とお魚を一緒に召し上がっていただく料理があります。和食ではよく見る取り合わせですが、味わいはフレンチ。あったまります。また、これは白でも美味しいのですが赤でも問題ありません。或いはブリを焼いたものに蟹のビスクと蟹身を合わせていただく料理なども赤で美味しく頂けます。

その前に、そむりえ亭にお越しになるときは、そろそろしっかりしたコートかマフラーをしてお越しくださいね。


国産ジビエ

2009年12月13日 04時33分25秒 | お勧めメニュー

最近は国産?と言っていいのか判りませんが、日本国内でとれたジビエを使っています。

昨日は亀岡(京都)のマガモが出ていました。サイズはやや大きめ、しっかりとした肉質は、いかにもジビエです。今日はカルガモがあります。同じくやや大きめですので半身でも一人で召し上がるなら、軽い前菜一皿のみにしてカルガモに移って格闘していただきたい、と言う感じです。3名位で分けても少なすぎると言うことはないと思います。

ブルゴーニュで合わせてもよし、ローヌでもよし、です。ちょっと贅沢ですがクロ.ヴージョ01などで合わせるなんて最高かな、と思いますね。グラスで開けていますよ!!


クリスマスメニュー=ノエルの発表です!!

2009年12月12日 04時43分04秒 | ニュース

12月22日から25日までクリスマスメニューをご用意します。

お一人7,500円と9,000円の2本立て。形式は基本的にシェアでお2人でのご利用の場合、2人前を一皿に盛り付けて取り分けながら召し上がって頂きます。

といっても昨年もそうでしたが、そむりえ亭は年齢層が高めですので、クリスマス前後の予約は、むしろ普段よりゆっくりめに入ってきています。今の所、充分空いていますので、他のレストランが一杯でしたら、候補にしてください。勿論、内容には自信あり、ですよ!!

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そむりえ亭のクリスマス
ノエル.ド.そむりえ亭A
9,000円(税込み)
オマール海老のブランマンジェ‐聖夜のはじまり
魚介のミキュイ‐クリスマスツリー
オマール海老と金時芋のロティ‐ゲレンデのサンタ
温度卵とフォアグラのサヴォイキャベツ包み、トリュフの香り‐サンタの贈り物
鹿のロティとカネロ二、ジロール添え‐ジングルベル
苺のミルフィーユ、マカロン、グラス‐静かな聖夜の庭
かわいいチョコのテリーヌ
エスプレッソ
ノエル.ド.そむりえ亭B
7,500円(税込み)
オマール海老のブランマンジェ‐聖夜のはじまり
魚介のミキュイ‐クリスマスツリー
オマール海老と金時芋のロティ‐ゲレンデのサンタ
温度卵をトリュフの香りで‐美味しい雪だるま
香川産黒毛和牛のロティ、ジロール添え‐ブッシュ.ド.ノエル
苺のミルフィーユ、マカロン、グラス‐静かな聖夜の庭
かわいいチョコのテリーヌ
エスプレッソ


ブルゴーニュ北から南まで

2009年12月11日 03時52分53秒 | お勧めワイン

今月のグラスワインの特徴はブルゴーニュが半分を占めていることです。

北のコート.ド.ニュイ南のコート.ド.ボーヌ、地域名、村名、一級畑、特級畑の網羅、ネゴシャン物と自社畑もの、それにボージョレの村名の熟成年など楽しめるラインアップです。ヴィンテージも08、07、03、01、99と多岐に亘ります。

すべて名門ルイ.ジャドで揃えましたが、中には「ジャドはネゴシャンだから」と敬遠される方もいるかと思いますが、前にも書きましたがネゴシャンだからダメと言うものではありません。むしろ、その方が自社の葡萄に縛られずワインが造れる、と言うこともあるのです。それと、ルイ.ジャドは早くから良い畑を購入し、自社畑物も数多くあります。今回の中ではマルサネ07(村名)、ニュイサンジョルジュ.ブーゼロット99(一級)、シャペル.シャンベルタン01(特級)、モルゴン.シャトー.ド.ベルヴュー03(ボージョレ)は自社畑、いわゆるドメーヌ物です。白も同じく揃えています。

昨日もブルゴーニュ好きの方が色々比べていらっしゃいましたが、最初から旨みを発揮するのは、つまりバランスのいいのはネゴシャン物、時間がかかる、言い換えれば個性が強いのがドメーヌ物という印象をもたれたようです。

勿論、村が違うわけですから単純に比べることは無理がありますが、同じ生産者ゆえ、村の差、格の差を実感できるのではないでしょうか?私的には、勉強をして頂くために揃えたわけではなく、あくまで料理や飲む杯数によってお勧めが変わると言う理由と冬の豊かな食材なら1級、特級でも負けないだろうと言う意味からですので、どうぞ、受験生でもない限り、単純に楽しんでください。精一杯コンディションを整えてご用意いたします。


シラー

2009年12月10日 02時58分04秒 | ワインの事

シラーは赤ワイン用の葡萄としては有名なほうですね。特にオーストラリアでシラーズという名前でも飲まれますから、北半球、南半球双方で売れっ子です。

基本的に「スパイシー」が形容詞になる、いわゆる胡椒やバラの花を思わせる香りが特徴です。スパイシーという言葉は何か重そうにも感じさせますが必ずしもそうではありません。本場のフランスは北ローヌに関しては、むしろアルコールは低く酸味もほどほどにあり、重い感じはありません。

しかし色は濃いので重いと思われがちなのです。更にはオーストラリアのシラーズはアメリカンオーク由来の樹脂を思わせる香りとアルコール感が重厚ですから本場のフランスのものも、そう思われるのでしょう。

何度も書きますがシラーは実はアルコールは重くないのがローヌのシラーの特徴です。涼しい所(南仏と言っても涼しいエリア)で酸を失わず、切れのあるスパイシーさを身につけます。今使っているクローズエルミタージュは名門アラングライヨのもの。典型的なローヌスタイルです。昨日も書きましたが鹿の脂肪は少ないけれど鉄分にとんだ肉質に合わせてください。鹿にはベリーの香りに胡椒を利かせたものをソースにすることが多いのですが、このワインが替わりになります。

またブリのカルパッチオ(昨日出てました)にちょっと胡椒をして合わせてもいいですね。

シラー、色んなところで造られていますが、今月は本場北ローヌからの見本のようなワインです。


予約はありますが

2009年12月09日 04時36分12秒 | ちょっと休憩

今日も「ブログ見たでえ!!」をやっちゃいます。

予約がない時の手段ですが、1件だけの予約ですので、ま、いいか、と言うことです。

今日は

デュフォー.ディヴァン.プレジール.ロゼ(シャンパン)1,550円→1,200円

クローズ.エルミタージュ06アラン.グライヨ1,100円→900円

マ.ド.ドゥマ.ガサック.ルージュ07 1,450円→1,100円

今回はシャンパン一種と赤2種です。鹿なんぞを召し上がる時に美味しい赤ですよ。シャンパンもロゼですから贅沢な気分を味わえるのではないでしょうか?

「ブログ見たでえ!!」とお叫びください。


タロエ

2009年12月09日 04時11分54秒 | ちょっと休憩

って判りますか?

先日、書いたことなのですが私が頂いた「なにわの名工」に関する大阪府の冊子です。少し前にコメントで、この冊子をなんらかの方法でアップできないか?と言うお問合せがありました。私としては、気持ちは充分あるのですが方法が判らず困っていたのですが、今日、発行元から「WEBでもアップしました」との連絡がありました。

http://www.taroe.net/ を御覧ください。その中のhttp://www.taroe.net/shitei/somurie.html に私とトロワプレジールの品川君が登場していますよ。冊子以上に画像が多く楽しめます。(自分で言うなってか)

一度御覧になってください。


ついでに「ブログ見たでえ!!」

2009年12月08日 03時14分03秒 | ニュース

ハモンイベリコは入りましたが、残念ながら今日8日は12月にも関らず、予約がないのです。

ならば当然「ブログ見たでえ!!」の登場です。

今回は3点

シャンパンはミッシェル.アルノー(黒葡萄主体」1,300円→1,000円

白ワインはプイィフュイッセ08ジャド(ブルゴーニュ)1,300円→1,000円

赤ワインはボーヌグレーブ99ジャド(ブルゴーニュ1級1,900円→1,400円

他に先月の残りのワシントン、オレゴンのワインも少々残っておりますので、これらは全て200円引きといたします。

「ブログ見たでえ!!」とお席に着くなり叫んでください。楽しい食卓が始まります。


ハモンイベリコ.デ.ベジョータ再入荷

2009年12月08日 03時01分25秒 | お勧めメニュー

先月は25日位にハモンイベリコ一本を売りつくしました。直ぐに追加するつもりでしたが、グズグズしている間に「未だか?」の声を沢山戴きました。暑い季節は入れていなかったので皆さん、飢えてらっしゃったのでしょうね。

と言うことで今日8日、新しい一本が入荷します。

イベリコの魅力は強い旨みですが、早い時期ならプラス脂身のとろける食感や香りも楽しめます。脂のお好きな方は早めにどうぞ!!

今お出ししているグラスワインなら、アリゴテやソーヴィニヨンブランが塩分に対しての相性抜群、ゲヴルツトラミネールなら香りの相性抜群です。今回は12月と言うことで前回より早めのなくなるかも知れません。今月いっぱいあるかな、と言う所でしょうか?

もう聞き飽きたかもしれない「ハモンイベリコ」。しかし本物はかけがえがありません。是非お試しください。


グリューナーフェルトリナー古酒

2009年12月07日 03時22分09秒 | ワインの事

オーストリーの至宝ともいえる葡萄「グリューナーフェルトリナー」。若いうちは酸が強くミネラルの強さに「旨みは何処?」と聞いてしまいたくなる感じがあります。勿論、それでも美味しいワインです。

しかし、ヴァッハウ地区のスマラグトと呼ばれる最上級のものは、寝かせることで素晴らしい品格を身につけます。酸というのは基本的にスマートな感じを与えますが、数年を経て幅の広さが出てきます。香ばしさも備えます。

若いうちは例えば貝料理でもマリネに合ったと思いますが、熟成すると貝にキノコソースを合わせても合います。燻製の香りにもOK。甲殻類など最適かも知れません。

今月は2003年のものが12本だけ入っています。6年を経てオーストリーの至宝がどう成長したか、確認してください。