ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

方言

2012年11月10日 02時17分54秒 | ちょっと休憩

方言。

って、どれが方言かって、子供の頃から使っていた言葉が、その地方だけしか判らない言葉だった、と言うのは「納得いかん!!!」ですよね。

ちなみに昨日は「サブイボ」について議論がありました。

私や大阪育ちの娘さんは「サブイボ」が寒い時にブツブツの肌になったり、気持ち悪い話をきいてブツブツになることを指している、という事で共通認識でした。

が、そのお母様(横浜出身)や三宅君(広島出身)にはあり得ない、のですね。

「鳥肌」しかない、と言うのです。

確かに鳥肌も判りますが、「寒い時に出るイボのような肌の状態」ですから「サブイボ」は判りやすいですよね。

なんてことで盛り上がった訳です。

さて、自分が話している言葉、何処まで通用しているのでしょうか?

アクセントも含めて、中々気づかない方言。

接客業としては、覚えておきたいのですが、何しろ「自分では気づかない」のが方言なんですね。

皆さん、色々教えてくださいね!!


胡椒

2012年11月09日 02時09分12秒 | 食・レシピ

例えば、魚は「塩焼き」と言うように塩を振って焼きますね。

胡椒をしない、と言う決まりがある訳でもありませんが、ほぼ不要な素材です。

しかし、肉を焼く時は「塩コショウをして」という文言が入ります。

つまり肉には胡椒が必要なのですね。

何が違うのか、と考えた所、赤身を構成する鉄分ではないかな、と思います。

鶏の胸肉には胡椒はあまり使いませんが、もも肉には使いますから、あながち見当外れではないかな、と思います。

さて、そうなると「赤身の肉に必要な胡椒」ですから、合わせるワインはスパイシーであって良いですね。

シラー、グルナッシュなどです。

鹿のソースのグランヴヌール(胡椒とスグリ風味)や色々な肉に使いますがポワヴラード(胡椒ソース)、鴨などのポワヴルヴェール(青胡椒ソース)などにスパイシー系の赤。

考えただけでも涎ものです。

なんて言いながら赤ワイン用の葡萄には少なからず「スパイシーな要素」を感じますし、白のゲヴルツトラミネールにもあります。

白が合いそうなお魚しかテーブルにない時、胡椒を振ると赤に近づきますよ。

是非、お試しを!!!


プライベート

2012年11月08日 02時24分02秒 | ちょっと休憩

お客様相手の仕事、つまり接客業をしていますとプライベートも「素っ裸」と言う訳には行きません。

ダラーンとしたい時に横の席にそむりえ亭のお客様が現れたりすると、急に背筋を伸ばさざるを得ません。

私ごときでも「ソムリエ協会の〇△の樋口や」などと気を使われるのは更にプレッシャ―が掛かります。

ま、男であって年も重ねてからは、危険?な目に合う事は少なくなっていますが、女性の場合などはお客様の誘惑も増えますね。

ですから、私が食事に出掛けるのは「なるべく自分の事を知らない店」や「古くから私を知っている気を使わない人がやっている店」を選んだりします。(実際の所は選べないことも多いのですが・・・・)

何を偉そうに!!と叱られるかも知れませんが、結構本音なのですね。

ですから協会の仕事で地方に出た場合は気が楽で嬉しかったりします。

お客様は勿論ですが、従業員の方にも気を使われると本当につらいのです。

なんて言いながら「あいつはお客に会いたくないみたいだから」と隠れられるのも困りますけれど・・・

そんな時は「まいど!!」と一言残してほったらかしにして頂けると助かります。

そこでプライベートを確保してこそ、店の中でのエネルギーを蓄えられるのです。

という事で「シャイな男、樋口」の独り言、でした。


奈良は楽しい所です。

2012年11月07日 01時56分36秒 | ちょっと休憩

昨日もお伝えしました様に、定休日の今日は従業員とワインの仲間で、同じく仲間の店に行ってきました。

近鉄奈良駅からほど近い所にある「鹿宴」(ロクエン)です。

わずか8席の小さな店ゆえ、紹介するにも小さな店ですが、店を切り盛りする都司奈未香さんは、そむりえ亭も手伝って頂いた「仲間」ですから、応援せずにはいられませんよね。

ただ、先述の様に小さなお店ですので、あえて電話番号等は記載しませんので、御容赦くださいませ!!

いずれにせよ、彼女の人間性が伝わる素晴らしいお店で、難しいこと抜きにワインを楽しめるお店なのは間違いありません。

食事メニューは沢山は揃っていませんが、楽しくワインを、と言う方には最適ですね。

奈良にお近い方は是非お立ち寄りくださいませ!!


今日は定休日です。

2012年11月06日 02時03分03秒 | スケジュール

今日6日は第1火曜日の為、定休日とさせて頂きます。

従業員と仲間で出掛けます。休日を堪能したいと思います。

さて今月は他に第3火曜日の20日の他、お伝えしておりました様に、11日(日)と25日(日)も臨時休業としてお休みさせて頂きますのでご容赦くださいませ

ちなみに今日は何度かこのブログにも登場しましたし、そむりえ亭のお手伝いもして頂いた「都司奈未香」(つじなみか)さんの新しいお店「鹿宴」(ロクエン)=近鉄奈良駅徒歩3分=の開店のお祝いを兼ねた親睦会です。

狭いお店ですので宣伝し過ぎる訳にもいかない感じらしいのですが、お店の様子はアップ致しますのでお楽しみに!!

さてさて今月は何故か中旬に7名から10名程度の団体様の予約が多いですね。カウンターやカウンター後ろのテーブルは空いていますが、5名以上のお人数の場合、確認が必要な状況です。

どうぞお電話で空き状況をお確かめ下さい。

では、皆様、明日以降にお会いしましょう!!!!


2点あります。

2012年11月05日 02時32分56秒 | スタッフ募集!!

11月に入って如何にも冬の到来を感じさせる気温に日が多くなりました。

ということは・・・・・・

1:根菜が美味しくなってくる、という事ですね。

低温の土の中でジックリと栄養を蓄えた根菜は、冬の味覚に欠かせません。

主役にしても良い様な旨味が有りますが、でも。脇役。

主素材が白ワインに合いそうな料理でも、根菜が付合せにあると赤ワインとの相性がグッと良くなります。

今月なら牛蒡、金時人参が使われていますので、是非お試しになってください。

2:先日もお願いをしていましたが、飲食業界の求人は中々大変です。

そむりえ亭は勿論、知り合い、友人の店も若いスタッフ(特にキッチン)が見つからなくて困っています。

我こそは!!という若人、或いはそういう方をご存知の方がいらっしゃればお声をお掛け頂ければ幸いです。

そむりえ亭に限らず幾つかのお店を紹介できますので、宜しくお願い申し上げます。


さて、今日も腹筋をして代謝を上げて頑張ります!!

お待ちしています!!!!


今日は・・・・・

2012年11月04日 02時58分03秒 | ニュース

昨日の土曜日は「土曜の割には」という感じの忙しいのかヒマなのか、判りづらい営業でした。

さて明けて今日は年に一度の飲食組合の成人病定期健診の日に当たります。

そう、バリウムを美味しく頂かなければなりません。という事で深酒は勿論、夜食も控えないと・・・・

それはさておき、10月24日以来、約2週ぶりの「ブログ見たでえ!!」をやりますよ!!

今回は全アイテム対象にしますね!!

泡:全て300円引き

白:全て400円引き

赤:全て200円引き

デザートワイン:全て300円引き

ってことで如何でしょう?

先ずは「ブログ見たでえ!!」って囁いてくださいね!!

お待ちしています!!!!!


ブルネッロ.ディ.モンタルチーノ

2012年11月03日 02時13分34秒 | ワインの事

言うまでもなくイタリアはトスカーナの銘酒ですね。

モンタルチーノの丘でビオンティサンティが植えたサンジョベーゼの亜種であるサンジョベーゼグロッソ種で造られるワインは長期熟成のもと開花するワインですね。

1888年がこのワインの名前の始まりと言われますから、ある意味近代ワインの走りかも知れませんね。

通常、ワインは小粒の葡萄の方が凝縮度が得られ、皮の比率が上がって濃いワインになると言われます。

しかし、このワインの葡萄は「グロッソ」と言う位大粒なのですね。なのに酸もタンニンもシッカリしていている、と言うのがサンティ家が世に送り出した理由なのでしょうか?


さて、このワインのお蔭で品種名を「ブルネッロ」と言っていたのはつい最近までの話。

お蔭でよその国で「ブルネッロ種を使ったワイン」と言う言い方も現れてくるのです。これじゃあ、原産地呼称もあったもんじゃないですね。

で、ブルネッロ.ディ.モンタルチーノはブルネッロ種でなくサンジョベーゼ.グロッソ種である。となる訳ですね。


今月は94年のブルネッロをグラスで開けることにしました。サセッティという造り手のものです。8本限り!!

これが飲み頃かな、と思って頂けそうな仕上がりですね。

決してお高くありませんので、是非お試し下さい。

鹿とか牛とか色々を合わせられそうですよ!!

お待ちしています!!!!!


ワインの名前

2012年11月02日 02時11分51秒 | ワインの事

長くソムリエをやっていると、つい名前の由来等に関しても「慣れ」が出てしまいます。

が、実は面白い名前のワインが沢山あるんですねえ。

勿論、最近の若い方が、これまでの原産地呼称外で造ったものは奇抜で面白いものが良いのですが、昔ながらの原産地呼称そのものが「えっ」と驚くようなものの宝庫なんですね。

例えばイタリアの白でエスト・エスト・エスト.ディ.モンテフィアスコ-ネ。

旅の従者が「ここに美味しいワインがあるぞ!!あるぞ!!あるぞ!!」と記したから、と言うものであったり・・・・・

畑にハツカネズミがいて、見事なジャンプをしたからという理由だったかどうかムルソーの村は「二十日鼠の跳躍」という意味だそうな!!

或いはバタール.モンラッシェのバタールはモンラッシェの私生児と言う意味で、それだけでも「これがワインの原産地名になるのか?」と驚きますが、そのサイドにあるビアンヴニュ.バタール.モンラッシェ(在ピュリニーモンラッシェ)は「歓迎されるモンラッシェの私生児」という事になりますね。またクリオ.バタール.モンラッシェ(在シャサーニュモンラッシェ)は「泣き叫ぶモンラッシェの私生児」です。

凄い名前ですね。モンラッシェと言う偉大なワインが跨ぐピュリニーモンラッシェ村とシャサーニュモンラッシェ村の戦いなのでしょうか?

いずれ劣らぬ銘酒ですが、こういう事を知るともっとワインが面白くなりますね。

いやいや、でもモンラッシェと名のつくワイン。日常酒=ケのワインではありません。ハレのワインですね。

大事な時にお楽しみ頂くのに覚えていて損のない物語ですね。


11月のスケジュール

2012年11月01日 02時12分31秒 | スケジュール

11月のそむりえ亭のお休み等のスケジュールをご案内いたします。

11月6日(火):定休日です。

11月11日(日):臨時休業いたします。ご容赦ください。

11月12日(月):団体様の貸切にて22時頃まで満席です。

11月13日(火):お昼に同業者向けの勉強会で使います。よって、オープンを19時とさせて頂き、閉店を23時いたします。こちらもご容赦くださいませ。

11月14日(水):東京での会議の為、19時頃に戻ります。ゆっくり目にお越しください。

11月25日(日):臨時休業いたします。ご容赦ください。

11月26日(月):ただ今、募集中のシャトーモンテュスのワインメーカーズディナーの開催です。

          お一人様12,000円、19時からです。お早目にお電話下さい!!

          同時にこの日も貸切になります。

という事で、11月は皆様にはご迷惑をお掛けすることが多くなります。

スタッフが少ないうちは臨時休業を2度頂くこと、お許しいただければと思います。

宜しくお願い致します。