ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

振込ました。

2015年07月23日 16時06分30秒 | ニュース
先日の「みんなでちょっと色々出来るかなディナー」
お陰様で15万円を超える義捐金が集まりました。


主催の5名のソムリエのうち京橋のワインバーベースの松本ソムリエが昨日振込を完了しましたのでご報告いたします。



またこういう機会がありましたら是非ご一緒に楽しんで、で、前を向いて参りましょう!!


             樋口誠

7周年のご案内

2015年07月23日 01時52分03秒 | ニュース
皆さんのお蔭で8月8日で丸7年を迎えます。

アタフタしながらの7年であり、低空飛行で不安定な7年でしたが、どうにかこうにかの7年です。

毎年の事ではありますが8月8日(土)からの5日間は7周年記念ディナーでおもてなしさせて頂きたいと思います。


7周年記念メニュー


期間:8月8日(土)~8月12日(水)の5日間

営業時間:18;00~24時(記念メニューに専念させて頂きますので24時閉店とさせて頂きます。)

メニュー:お一人様12,000円(税込)
   
     5種のワイン100ccとそれぞれに合わせた坂本シェフの料理

     5種のうち1種は「アンリオ.キュヴェ.デ.アンシャンテルール」
     バランスと熟成の双方を楽しめるプレスティジシャンパンです。

     ワインの追加は別途承ります。
   
     食材のお苦手は前もってお知らせいただけると幸いです。

其の他:1:5日間は5名のヘルプが交代で入る予定です。
      (どの日にどなたが入るかは「お楽しみ」とさせて頂きます)

    2:21時以降はコースを分解したアラカルトが若干ご用意できますが、
      ご予約でのコースの仕込み+アルファの数量です。品切れの際はご容赦賜わりますように・・・

ご予約:お電話06-6484-0530 
    メール sommelier-tei@woody.ocn.ne.jp
若しくは私樋口のFBメッセージにて承ります。

多くの方にはご案内のお葉書が今日明日位にご到着するものと思われます。

いずれの日も同時の時間にお取りできるのは6組か7組ですのでお早目のご連絡をお願い申し上げます。


           樋口誠

新しいアイデアは・・・

2015年07月22日 02時19分43秒 | ちょっと休憩
自分一人で考えて出るアイデアと、自分の中からは出てこないアイデア。


昨日のお休みは後者を引っ張り出してくれた一日でした。


夕方に店に出て「辛い」振込作業をして、その後は久しぶりの知人とお茶。

お茶、ってうのはアルコール入りなのが、その人の感覚だそうです(笑)


で、約2時間の話をしながらいくつかのアイデアが・・・・・・


いや、直接仕事につながるかどうか、皆さんにとって役に立つかは別の話ですが「近いうちに実現できそうな話」と「数年かけて実りそうな話」が出来ました。


私はどちらかと言えばアイデアに乏しい男です。

ですから、そういう才能のある人からヒントを貰ってこれまで来たわけです。


「当たり前の日常」も嫌いではありません。

が、お陰様で色々考えることも出来ます。


楽しい日常です。


                樋口誠


私にワインの位置

2015年07月21日 02時39分41秒 | ワインの事
何度も書きましたが私は「ワイン命」ではありません。

少なくても私の若い頃のワインは大きなシェアはなく「ソムリエ」という言葉すら赤ん坊のような状況です。

ワインは大好きですが他のお酒も大好きで、なにより美味しいものサーブするのが好き。


というより「進学したくない」「サービス業がしたい」と思ってこの業界に入ったのですから・・・・

またホテル学校の恩師の影響で「FBで頑張る」と決めた私にとっては「お客様に美味しいものを美味しく提供して喜んで帰って頂く」のが使命。


ホテル時代にソムリエの命を受け「ワインを通して」「ワインを使って」楽しんで頂くのは当然です。

が、主役はワインではないのが私の立ち位置です。

料理があってワインがあって「笑い」があって、が私のやり方。


そういうやり方をしていると特定のワインを応援したり、好みが出たり、、という事はありません

自分で言うのもなんですが「ニュートラル」を保っています。

「長所を引き出す」「短所を逆利用する」のが楽しい位置です。


人によっては私のやり方は物足りないと思います。

しかし「そう決めたソムリエの店」と諦めてください。


なんて言いながら自分ではお客様の心中は覗けません。

果たしてどうなのか?は長い時間を掛けて店の成績に跳ね返ってきます。


さてさて17日のワインメーカーズディナー、19日のチャリティディナーとその間に通常営業。

バタバタとしましたが今日21日は第3火曜ですから定休日でお休みを頂きます。

鋭気を養って明日からの営業に備えます。


           樋口誠

昨日のイベントを例えるなら・・・・

2015年07月20日 04時18分45秒 | ちょっと休憩
まさに青春時代だな、と感じました。

歳ではないんです。

「何か出来ることをやろうとする仲間がいる」という事がそうなんだろうなあ・・・・

とうことで、30数年前に送別会や忘年会の度に皆で肩を組みながら歌ってたこの唄。


青春時代 / 森田公一とトップギャラン



お越しになられた皆さんも、来られなかったけれど「俺は青春だ」という皆さん!!

ご一緒に歌ってください。


昨日の会は仲間の5人のソムリエで「楽しみながらチャリティが出来ないか?」「長く続くやり方は無いか?」という趣旨で始めた会です。

来年もまた催したいと思っています。


どうぞご一緒に楽しみましょう!!


            樋口誠

胸突き八町、かと思ったら・・・・・

2015年07月19日 02時44分04秒 | 日記
一昨日がワインメーカーズディナー、昨日の土曜日が通常営業、今日21日が休みでイベント開催、明日月曜が通常営業、そして火曜が定休日という流れは身体に「ズシン」と来るかな?と思っていました。

が、昨日は土曜日ですが意外とゆっくり流れました。

予約数はまあまあでしたし、2回転目のお客様もありました。

しかし「追われる」こともなく・・・・・

お断りした皆様には申し訳ありませんでしたが、静かに終っていく土曜日です。


今日は谷町は「ル.クロ.ド.マリアージュ」でのイベントです。

楽しく美味しく笑って飲んで、で、少しチャリティのお役に立てればいいな、という会。

今回ご参加頂けなかった皆様、次の機会も必ずやりますので、頭の片隅に置いて頂ければ幸いです。


ちなみに明日以降はまだまだお席が空いています。

合わせて宜しくお願い申し上げます。



               樋口誠

ブルゴーニュの話を聞きながら・・・

2015年07月18日 02時51分45秒 | ワインの事
台風11号が四国から中国地方に抜ける頃、シャンボール.ミュジニィ村のドミニク.ル.グエンさんは自らのドメーヌ「ユドロバイエ」のPRに来日です。

2年ぶり3回目という事ですが、いつもニコニコないい笑顔の彼。

陽に焼けて、手のひらは葡萄の枝の色素が沁みついて取れないほどの働き者です。


ラベルはというと派手さの無いクラシックな、言い換えれば「シャンボール.ミュジニィ」らしい感じで、味わいはそれに比例します。

昨日のディナーは「難しくなく楽しんでほしい」ということが滲み出たお話だったかな、と思います。

ブルターニュ出身の元空軍のエンジニアの婿に入った先が「ユドロ.バイエ」

多分、フランス人とは言え、少年の頃はワインに親しみのないブルターニュの出身です。


7月の日本のこの時期、台風にムシムシの湿度は「想定外」のはずです。

しかし、今年のブルゴーニュは40度を超える熱波に襲われ「日本の様に雨が欲しい」そうです。


98年からドメーヌを継いでいる18年目ですが「自然との闘い」は「新しい自然」に「古い経験が役に立たない」シビアな仕事です、とかれは言います。
吉田拓郎さんの「イメージの詩」の歌詞そのものですね。

2010年2011年2012年と収量の低さに悩まされました、という彼も「でも2012年は2005年を彷彿する仕上がりになった」と自慢げです。

自然と闘うからこその品質への愛着は小さなドメーヌならではです。

昨日使ったワインと同じ4種が7月8月開いています。

ドミニク.ル.グエン。

いい男です。

お試しくださいネ!!!

月末までのスケジュールのリマインドです。

2015年07月17日 02時43分37秒 | スケジュール
慣れっこになってはいけない、とは判っているものの私のいる大阪市内では殆ど台風の影響を受けずに済んでいます。

雨も風も通常と変りありません。

むしろ猛暑から逃れてクーラー無しが快適なくらいです。

しかし、冒頭に書いたように「慣れっこになってはいけない」のですが・・・・・・



さて7月のこれからのスケジュールを・・・・・

今日17日(金)はブルゴーニュのシャンボールミュジニィ村の「ユドロ.バイエ.ワインメーカーズディナー」です。

当主でありワインメーカーのドミニク.ル.グエンさんは16日の段階で九州にいるという事で心配しておりましたが

「間違いなく大阪に行く」「楽しみに待ってろ!!」的なことを言ってられるようです。

今日の開催時間19時には大阪は落ち着いている筈ですので予定通り開催いたします。

但し、中に中国地方からのお客様もいらっしゃいますので、そういう場合は御無理のないようにお願い致します

尚、ワインメーカーズディナー終了とともに閉店させて頂きますので御容赦くださいませ!!

19日(日)はそむりえ亭はお休みを頂きますが、私はイベントです。

  仲間のソムリエ達5名が谷町の「ル.クロ.ド.マリアージュ」を舞台にマリアージュ、クイズ、オークション等で楽しんで頂き、チャリティとして売り上げの一部をネパールに送る、というものです。

1、2のイベントともに満席を頂きましたので、「行ってみたかったなあ」という人は改めての機会に宜しくお願い致します。


3:21日(火):これこそ定休日で休みらしい休みを頂戴します

  とはいえ私はアチコチと忙しくなりそうな予感です(汗)

4:26日(日):今月最後のお休みを頂きます。
  親孝行の一日になりそうです。


7月の後半はまだまだ空いている日が沢山ありますので、宜しくお願い致します!!


                樋口誠

季節のワイン

2015年07月16日 02時53分40秒 | ワインの事
って、皆さんおっしゃいます。

確かに「暑いので冷たい白を」とか言いたくなりますし、その気持ちはわからないこともありません。

しかし、果たしてそうかというと「暑いからいつでも冷たい料理」ではないように、つまり「暑いからスタミナつける為に焼肉」であったり「鰻で精をつけよう」だったりするのです。

ワインもそうですね。

最初の一杯は冷たいものがクールダウンに良いかもしれませんが、その後は違っていてもおかしくない。


今の季節なら鮎の肝の味にスパイシーな赤をお勧めしていますし、香ばしい海老には樽の効いた白もお出しします。

冬はというと淡泊な鮟鱇などにすっきりした白を合わせることもあり、夏の間はお休みを頂いているハモンイベリコはやはりフレッシュな白でお勧めしています。

春も秋も様々なワインの出番があるのですね。

であってこそソムリエは面白いんですね。

例えば「夏やからシャンパンもブランドブランでしょ?」という人がいますが、私の中ではソコはポイントではありません。

ブランドブランのほうが熟成が長めだったりして「コク」が感じられたりするのですから、そこはポイントでなく・・・・

むしろピノ系が多めのリンゴ酸を残したタイプのものがフレッシュだったりするのです。



そむりえ亭のお客様は既に経験されていると思いますが「酢の物」=ピクルス等の酸味の後の重いタンニンはむしろスッキリ感じます。逆にすっきりした白が重苦しくも感じたり・・・・


どんな季節でも色々楽しめるのがワインの「バリエーション」ですね。

さて今日はどんなワインが動くでしょうか?

まあまあな予約ですから30種以上あるグラスワインが活躍してくれると思います。

私は私で皆さんのペースに追い付けるように頑張ります!!!



              樋口誠

南の赤品種

2015年07月15日 02時38分48秒 | ワインの事
といえばシラーを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はシラーは意外に涼しいところが似つかわしい品種だったりします。

やはりグルナッシュとムールヴェードルが上位に来ます。


とはいえ原産地的にはいずれもスペインでグルナッシュはガルナッチャ、ムールヴェードルはモナストレル。

イタリアでもグルナッシュはガルナッチャと呼ばれることが多いのでしょうが、サルデーニャの様にカンノウナウと呼ぶこともありますね。

結構多くのワイナリーで主要品種として使われていますが、シラーのような鋭いインパクトではないからか「グルナッシュのワインが飲みたい」という人は少ないかもしれません。

可哀そうなのはモナストレルで必ずと言っていいほど「補助」として使われます。

しかし有名なシャトーヌフデュパプの生産者「シャトードボーカステル」の様に主要品種として成功して名を上げているものもあります。
なんと言ってもスペインの南部ムルシアでは圧倒的な存在でフミリアでは単独で使う事も多いのです。

2003年に現地に行った時はあまりの暑さと乾燥に「こんなところで育つ葡萄は限られた品種」と納得させられました。

乾燥に強い=地味だけれど力持ち的な葡萄。

キッチリとした栽培と醸造はここ30年位の事ですが、いい熟成をします。
しかも安い。

今月はフミリアのモナストレルのちょっと古めのものを開けています。

濃いけれど丸い、丸いけれど男っぽいワインは色々と使い道がありそうです。

グラスワインに使うには若干澱が気になりますが、御容赦ください。

是非、お試しを!!