ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

4月24日(火)のイベントの件

2018年03月22日 03時05分01秒 | ニュース
先月にご案内いたしましたル クロ ド マリアージュでのイベント。

美味しく頂いて、楽しく、そして笑って、少しのチャリティのイベントです。

まもなく1か月前ですので再告知させていただきます。

写真のチラシ内に書かれております連絡先のどちらでも受け付けます。

またオークションも考えておりますので「あ、面白いもの持ってるで」て方は当日会場までご持参ください。

売り上げは全て東北に送らせていただきます。

ちなみに現在20名様ほどのご予約を頂戴しておりますが、お席はまだまだあります。

どうぞ御検討いただけますように‼‼


          樋口誠

有難いことです。

2018年03月22日 02時54分45秒 | ちょっと休憩
昨日は後輩、と言っても開業歴は私より古い、言い換えれば先輩の店の周年に顔を出してからの出勤。

いつも素晴らしい仲間に囲まれている人でして羨ましい限りです。

で、私もわずかな時間ですが混ぜてもらいまして力を頂くわけです。

そこにいた共通のお客様が、その後「ヒマで『アレ』をやっているそむりえ亭」に来られるのです。

有難いですねえ・・

それが引き金になって、昨晩の後半は賑やかに終わります。


お蔭さまで今日の休みは気兼ねなくゆっくりできそう(笑)


さてお休みですが、いつものように明日以降のご予約のお問合せは、お急ぎならFBメッセンジャーで、急がないならメール、明日以降ならお電話でお願いいたします。

ちなみに明日23日は一回転分は予約で満席になりました。

明日以降(24日以降)はまだお席がありますので宜しくお願いいたします。


              樋口誠

前回13日。つまり8日ぶりの「アレ」です。

2018年03月21日 02時23分53秒 | ニュース
3月は「忙しいはず」でしたが・・・・・

13日に続き今日21日(水)も「アレ」の開催です。

そう予約がないのです(涙)

「ブログ見たでえ‼」と囁いた方にはお得にワインを召し上がっていただきます。


今日はグラスワイン全アイテム300円引き

プラスアルファ・・・白ワインのお供に「ハモンイベリコ デ ベジョータ」の切り落としをプレゼント


また昨日から開けている「ちょっと古めのボルドー」も格安で出ています。

取りあえず今空いているのは「シャトーランゴアバルトン97」

これは1杯1,500円でご用意
いたします。(残り4杯分ですので無くなり次第、他のものを開けます)


何しろ「ブログ見たでえ‼」って囁かないと始まりませんよ。(電話でもOKです)

お待ちしています‼

そういえばアレも戌年

2018年03月20日 00時44分59秒 | 日記
昨日は休みで買い物以外は家におりまして、そうするとテレビを見てしまうのですね。



最近、登場するのが「太陽の塔」

1970年の大阪万博のシンボルです。

「こんにちわ~~、こんにちわ~~、せかーいの国から~~」と三波春夫さんの口調で唄ったものです。

暑い夏休みにアメリカ館に入るのに4時間並んだり、日立館で近未来を体験したり・・・

懐かしい思い出です。

太陽の塔は開催時も異彩を放っていましたが、外形はそのまま残っていましたので遠景で眺めることは数度ありました。

しかし、今回のように内部まで一般開放がされると聞いて何か嬉しく感じます。

1970年は戌年。

私は1958年の戌年。

なにか「勝手に縁」を感じます。


こう書いていると2025年の大阪万博招致を望んでいるように読めるかもしれませんが、そうでもないんです。

あれはあれ。

仮に大阪が招致に成功しても、「あの熱気」は無いような・・・・


ま、「太陽の塔」君には長生きしてほしいものです。


さて昨日書きました「残していたボルドー」

今日から月末までに何本か開けていきたいと思います。

90年代後半~2000年代初旬の「そこそこ」の奴です。

お楽しみに‼


            樋口誠

たまにはボルドー

2018年03月19日 02時47分38秒 | ワインの事
「ボルドー」はワイン界ではエリートであって、しかも大きな産地です。

それゆえに世界中でカベルネソーヴィニヨンやメルロ、カベルネフラン、マルベック、プティヴェルドといった「ボルドー系品種」も植えられ醸造されています。

色素が濃くてタンニンが豊富。

多くの場合樽熟成されますので「落ち着いていながらも複雑な香り」を放ちます。



しかし、そむりえ亭では意外に登場が少ないのですね。

ま、産地に拘らないのがポリシーですし、他にもいろいろな品種がある訳で、ボルドーやボルドー系品種でなくても成り立っていたんですね。


ところが今月は登場回数が上がっています。

そういう料理があるからです。


不思議なもので登場させていると「ボルドーも忘れずに行こう」と・・・・


ちなみに私は熟成はあまり求めていないことは多くの方がご存じですね。

若くても良いのです。


その結末が「以前使ったものを再登場させる企画」=「小さな企画」の誕生になったわけです。

過去に7度ほど開催しましたが、まだまだ残っているのがボルドー。

で、今や熟成しているのです。



ですので「小さな企画」ではなく今月中は「少し古めのボルドー」を何かしら開けておくことにしますね。

まあまあ上等のものも以前は安かったのでグラスで開けていたもの。

一本若しくは2本位の在庫のものばかりですのでワイン名は発表しませんが、今月中はなくならないはずです。



あ、勿論ですが、それに合う料理を選ばれた方だけにお勧めしますので、「ちょっと古いボルドー飲ませてんか‼」とおっしゃってくださいね。

ばっちり合わせてお勧めします。


たまにはボルドー。

イイもんです。


さて今日19日(月)はお休みです。

休みの日のご連絡はFBメッセンジャーにてお願いしますね。


               樋口誠

そこは拘らない

2018年03月18日 02時11分44秒 | ちょっと休憩
拘り(こだわり)は大切なことです。

「そこだけは譲れない」

「これは背骨のようなものだ」

「あれをやめると名前を変えなければならない」

という様に何事にも拘りは大事なのです。


拘ることで目標が確固たるものになるのでしょうし

拘らなければウヤムヤになってしまうことも多いことは自明の理。


しかし「そこは拘らない」という所を知っておかないと「一番の目的達成の障壁になる」ということも忘れてはいけません。


例えば・・・・

フランス料理を普及したい、という時に「料理名も全てフランス語で」「現地での伝統的な食べ方に拘って」とやったり

イタリア料理には「イタリア野菜でないとダメ」とか

どの国の料理を推進したくても「その国のワインしかダメ」と訴えたり・・・・

は、私はお勧めしません。


日本語で解りやすいほうが初めての方にも美味しく召し上がっていただけますし

現地と同じ食べ方では「とっつきにくいまま」で終わるかもしれません。

「現地と同じ野菜」は種類は同じでも実際は日本の気候では同じはずもなく、別の野菜がいい仕事をすることもあります。

「その国のワインしかダメ」とした場合、その方のご自宅にチリ産のワインがあった場合、フランス料理やイタリアンを食べることも出来なくなります。

「そこは拘らない」ことも必要なのですね。


「いや、俺はフランス料理もフランスワインも全てのフランス文化を広めたいのだ」

「イタリアのすべてを知って欲しいのだ」


私の経験ではそれを実践、或いは成している人は「取捨選択」に優れているように思います。

「ジュードブッフブレぜ オ ヴァンルージュ」でなく「牛頬の泡ワイン煮」で良いし

添え物のジャガイモを里芋でやっても「普及」に差し支えないのではないでしょうか?

家で秋刀魚を食べる時にフランスワインやイタリアワインを飲んだっていいわけですし

あんな美味しい食材を「本国では使っていないから」では普及の名が泣きます。


「遠回り」という「近道」です。


頑(かたく)なになると「排除の論理」が気が付かないうちに発動されてしまう、ということは政治の世界を見て感じた今日この頃です。


           樋口誠

たまたま、ですが白の出番が多いメニューです。

2018年03月17日 02時16分44秒 | 食・レシピ
今月のメニューは「たまたま」白の出番が多くなっています。

「春だからでしょ」とか

「白に合わせたメニューを造らせてるんでしょ」

などと言う声が聞こえてきそうですが・・・・

春だから白が多くなるというのは間違いですし、常々申し上げていますがワインが先に決まるのはワインメーカーズディナーなどの時くらいです。

毎月のメニューは坂本君に99%「丸投げ」なんです。


しかし、その「丸投げ」の根拠は「肉だから、メインディッシュだから、赤が最後でないと締まらないから」赤用の料理を、と思っていないからです。

勿論、魚介に白とも思っていませんし、最初は白とも思っていません。


そむりえ亭に良く来られる方は、充分に体験しておられると思います。

いやあ、奇をてらうつもりはないんです。

それが美味しいと思うマリアージュを提供したいと思ったらそうなったんです。


で、それをお気に召したら「家呑み」の参考にして頂ければ幸いかなと・・・・


例えば今月の仔羊料理に白は体験いただきたいマリアージュ。

或いは緑鮮やかなウルイのピュレで和えたアオリイカの温菜を赤で体験してください。


今日は土曜日ですが、まだお席が有りますので絶好の機会です。

お待ちしています‼


            樋口誠

昨日のワインメーカーズディナー

2018年03月16日 00時37分07秒 | ワインメーカーズディナー
昨日はカリフォルニアはシエラフットヒルズのワイナリー「テールルージュ」のワインメーカーズディナー。

所謂【ローヌレンジャー】=ローヌの騎馬隊と呼ばれるローヌ系品種に特化したワイナリーです。

オーナー醸造家のビル・イーストンさんは本家のローヌ地方の生産者とも仲良しらしく「あ、なるほどね‼」というワインを造っています。

「テールルージュ」名とは別に自分の名前「イーストン」名でカベルネなどメジャー品種も手掛けるワイナリーも持っていますが「心はローヌにあり」、の様です。


昨日はメインにシラーの2003年のものをお出ししました。

綺麗に熟成し、しかし未だ若さを残すスマートな味わいですし、ルーサンヌやマルサンヌを使った白もシャトーヌフデュパプの高額なものを思わせるものでした。
↓は看板のシャトーヌフデュパプタイプ(イーストンさんは「ジゴンダスだ」と言っていました)の看板商品。
■ドメーヌ・ド・ラ・テール・ルージュ・ロートル [2010]赤(750ml) Domaine De La Terre Rouge L'Autre [2010]
ドメーヌ・ド・ラ・テール・ルージュ
ドメーヌ・ド・ラ・テール・ルージュ


なにが有難かったっていうと品種のバラエティが豊かだったということ。

グルナッシュベースのブレンドもの、シラー、上記のローヌブレンド白。

それにイーストン名のカベルネやソーヴィニヨンブラン。

輸入元のリストにはまだまだバラエティがあります。



そうするとワインメーカーズディナーなどを開催するにあたり「バラエティ」を散らせる、のです。

口も眼も飽きないバラエティはキッチンの料理も考えやすくなります。

更にどのワインもワイナリーで一定期間寝かせてからの出荷ですので「若すぎて困る」ということもありません。



あと・・・・・

カリフォルニアでも「ナパヴァレー」と聞くと「高そう」なのですが、このエリアはお手頃なんです。

昨日使ったものは、敢えて「そこそこの価格」のものをチョイスしましたが・・・


美味しいワイン達ですので、来月のグラスワインに登場させたいと思っています。

輸入元にも在庫が少ないものもあってひっそりですが、楽しみにしておいてください。


さて次回のワインメーカーズディナーはまだ決まっていませんので、生産者の来日予定がありましたら、お声がけをお願いいたします。


            樋口誠

定点観測か?はたまた・・・・

2018年03月15日 02時51分08秒 | ワインの事
同じ仕事、同じ職場で一筋にしていると、お客様の変遷や料理の変遷が解りやすく

同じお店に通っていることで「意外な変化」に気づくこともあります。


その逆に、職場をどんどん代えることで「いろいろな人材」を発見し、「自分の隠れた能力」や「力不足」に気づいたりもします。

お馴染みを作らず、常に新しい店での食事をすると「なんで今までこんな美味しいものを知らなかったんだろう」ということもあったり、「やはり、あの店の方が良かった」ということも見えます。


ワインも同じですね。

世界中のワインにはそれぞれ個性と良さがあって、ソムリエ業をしていると「あれも、これも」という気持ちになります。

また「ここのワインは毎年使っている」という人は年ごとの個性の違いを身体に叩き込みやすい訳です。

しかし、ワインに関しては「どちらかに絞らなければならない」ことはありません。

いつものアレ、と新進のソレ、が絡んだ品揃えが出来るのがワインの面白さ。


「お客様に驚きを」と珍しいものばかり集めるソムリエもいますが、お客様ってそんなに珍しいものを探しているわけじゃないですよね。

限られた人生の中での食事のお供ですから・・・・


「うるさいなあ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、上記の理由を解消するには「グラス売り」かなと思うのです。

前菜には最近流行りのソレ、メインには安定のアレ、という風に、です。


定点観測か、移動観測(というのでしょうか?)

どちらも大切な視野を与えてくれます。


         樋口誠

マルチな人

2018年03月14日 02時26分26秒 | 食・レシピ
例えば橋本聖子さん。

スピードスケートだけでなく、夏は自転車で合わせて7回のオリンピック。

漫才と小説家をかけ持つピースの又吉さん。

昼はOL、夜はお酒の店を行き来する女性達。

いやあ、人によっては数種類の仕事を持つ人達。

凄いなあ、といつも思っています。


私はというと「一筋」とか「不器用」とかいう言い訳。

「自分でサービスしたいから、多店舗は考えない」とか言いながら・・・・


結局、モノグサで不勉強なだけなのですが、二つ目の仕事が頭に浮かぶこともありません。

決してソムリエ業や飲食サービスが「自分に合っている」というほどの自信はありませんが、何しろ他の事に手を出す余裕がないのです。



でも、上記のような人が時折現れて「マルチ」な才能を実際に表現していたり、挑戦していたり。



最近、徳島に葡萄の植付けの手伝いにでかけました。

ソムリエの後輩が3年前からチャレンジしている畑です。

子育てをしながら開墾をし、勉強をし、他の分野にも食指を伸ばしている人です。

この度はワインショップもオープン。

更に35歳にして通信制の大学にも入学。

そのバイタリティは留まるところを知りません。


私からしたら子供のような年齢ですが、私のほうが後輩というか後続だと思わざるを得ません。



何しろ私はモノグサですから「ワインを造りたい」とか「ショップも経営したい」とは思いもつきませんし、知り合いだからといって軽々しく「手伝おうか?」とも言えません。

しかし・・・・

今回の畑は3回目。

自分にはないバイタリティのカケラを浴びに行きたい、と心底思えるからです。

ワイン未開の地、徳島です。

試行錯誤の葡萄栽培と将来のワイン像です。

畑の広さも未だ小さなものですから、これからも毎年新しい畑への植え付けが必要だろうと思います。



皆様に行き渡るのは時間がかかりますが、その折は是非そむりえ亭でもお勧めできるようにいたします。



な~~んて書いていると、しっかり手伝えているように見えますね。

とんでもないくらいに鈍臭い、むしろ邪魔をしているような私。

ま、しかし、私がエネルギーをもらっていることは間違いありません。


何人かの知人たちも一緒に「エネルギー補給」に行っていますから、近い将来を楽しみにしていてくださいまし。


さて今日、明日は忙しそうです。

せめてサービスくらいは頑張ります。


           樋口誠